【Blender】Maya風に操作変更!「Maya Config Addon For Blender 3.0」をインストールしてみた記録

Blenderの操作をMaya風に変更するアドオン『Maya Config Addon For Blender3.0』をBlenderにインストールしてみた記録です。

 

現在Mayaメインな私がBlenderチャレンジしている最中、

  • どうしても操作性になじめない。
  • ビューの操作にまごついてなかなか先に進まない
  • めっちゃストレス

というもどかしい思いをしている中で見かけた操作性をMaya風にしてくれるアドオンを早速入れてみました。

 

チュートリアルで解説される機能の脳内変更が必要。(同じ挙動にならない)

というリスクがありますが、それよりもBlender移行のしやすさ、Blenderを楽しむことを優先に導入しました。

 

実際使ってみてボタン一つでBlender標準のキーと切り替え可能ですのでチュートリアル履修であまり困りませんでした。

 

この記事では

Maya Config Addon For Blender 3.0のダウンロード

Maya Config Addon For Blender3.0のインストール

をまとめています。

 

 検証バージョンはblender3.0.0、MayaConfig_V3.9。
 2022年現在はBlender基礎オンラインクラスで受講者に提供されたキーマップを使用しています。ビュー操作がMayaナイズになっており、その他操作は比較的Blender準拠なのでとても使いやすいです

 

■2023年には公開して下さってますね

関連記事Blender基礎オンラインクラス

関連記事ビューポートだけMayaにするだけでも大分楽に

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Maya Config Addon For Blender

Gumroadよりダウンロードします。現在の所Windows/Linuxでの動作確認がされています。

現在の最新バージョンはMayaConfig_V3_9.

対応キーマップ(一部)

詳細な情報を知りたい場合は同じ作者の方が出している有料のMaya Config Addon Hotkeys Cheat Sheetを購入してみると良いかもしれません。構成のすべてのホットキーが読みやすい画像で提供されるほか、レイアウト、機能、共通領域、およびMayaとBlenderの違いを説明する動画も含まれているそう。

 

機能 アクション
ビューの回転 Alt+左ボタン
ビューのパン Alt+中ボタン
選択ボックス Q
移動 W
回転 E
スケール R
オブジェクトにフォーカス F
マーキングメニュー 右ボタン/CTRL+Space
Isolate Select(孤立選択) ALT+E
通常の押し出し Ctrl + E
フェースの作成 G

対応キーマップ(UV)

機能 アクション
変換 W
Q 選択ボックス
UVコンテキストメニュー E

 

もっとMayaナイズにしたい方は有料のPro版もありますのでチェックしてください

Maya Config Pro

Maya Config Addonのインストール手順書

今回はインストール手順書の内、PDFとビデオインストール手順を参考にすすめていきます。公式の手順ではPortable(ZIP)版をダウンロードしてプラグインを適用するパターンで解説されていました。

 

■公式動画

■Portable(ZIP)版をダウンロードするインストール方法

基本的な方法は一緒です。

今回はPortable(ZIP)版で行う方法でやっていきます。

Maya Config Addonのインストール

インストールには6つの手順が必要です。基本的に3つの要素をコピーし、キーマップを適用すれば完了という、複雑そうに見えて意外にシンプルな方法です

  1. Blenderのダウンロード
  2. デスクトップにフォルダを作成
  3. Pythonスクリプトのコピー
  4. プリセットのコピー
  5. Configフォルダのコピー
  6. キーマップ情報(fa_hotkeys.py)の読み込み

1.Blenderのダウンロード

Blenderの公式ページからPortable(ZIP)版をダウンロードします。

 

一般的なインストーラーののダウンロードボタンの下のMacOS,Linux,and other versionから

Portable版がDL出来ます

2.デスクトップにフォルダを作成

Maya Config仕様のBlender用に新規でフォルダを作成。DLしたBlenderのZipファイルの中身を全てコピーします。

  1. 今回デスクトップに「Blender3.0_Maya」という名前のフォルダを作成。
  2. DLしたBlenderのZipファイルの中身を全てコピーします。

3.Pythonスクリプトのコピー

Blender3.0_Maya(※自分で作成したフォルダ)\3.0\scripts\startupMayaConfig_V3_9フォルダ直下「.py」ファイルをコピーします。

4.プリセットのコピー

Blender3.0_Maya(※自分で作成したフォルダ)\3.00\scripts\presets\interface_themeMayaConfig_V3_9\Theme内のファイルを全てコピーします。

5.Configフォルダのコピー

Blender3.0_Maya(※自分で作成したフォルダ)\3.0MayaConfig_V3_9フォルダ直下configフォルダをコピーします。

 

 元々Blenderを使用していた人は「Blender 設定 引継ぎ」などで検索して情報を得てから行ってください。ここでConfigをコピーするとまっさらな状態でスタートします。

 

関連記事やっておきたい初期設定メモ

6.キーマップ情報(fa_hotkeys.py)の読み込み

Blender3.0_Maya(※自分で作成したフォルダ)内のBlender.exeからBlenderを起動し、PreferenceのKeyMapからimport>fa_hotkeys.pyを読み込みます。

 

■プリファレンス(環境設定へのアクセス)

■キーマップ

fa_hotkeys.pyBlender3.0_Maya(※自分で作成したフォルダ)\3.0\scripts\startup内にあります。

 

無事設定インストール完了です。

見た目もMayaナイズにすることも出来る

動画を見進めるとウィンドウもMaya風にすることが出来るようですが、そこまでこだわりが無いので省略します。

 

興味がある人は5分ほど所から見てみてください

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