ZBrush-一気に押しつぶす!Clip(クリップ)ブラシの使い方

ここではメッシュをクリップ(削る)するClipBrushの基本操作方法についてご紹介します。ClipCircle,ClipCircleCenter,ClipRectについて。

 

トポロジーを維持したままボコボコ部分を一気に削りたい

トポロジーを維持したまま接地面を作成したい

 

そんな時に便利な機能です。

 

削る削ると言っていますがClipブラシはメッシュを押しつぶしているので実際にメッシュが削除されるわけではありません。メッシュが削れるのはTrimブラシなのでご注意下さい

 

 検証のバージョンはZBrush4R8です

 

参考

Clip Brushes | ZBrush Docs

 

関連記事TrimブラシではClipブラシとの違いもご紹介

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ClipBrushとは

photoshopなどの消しゴムツールで消去する方法と似ており、キャンバス上のオブジェクトの指定したエリアをクリップするブラシです。

  • 常にキャンバスに対して垂直に操作されます
  • トポロジーを削除などの変更するわけではなく、あくまで押しつぶすだけです

ClipBrushの基本操作

ClipブラシはB>Cを押すことでアクセスできます。

CTRL+SHIFT+ドラッグでカーブや円又は長方形を描いてクリップします。

これらのブラシは、複数のサブディビジョンレベルのないモデルでのみ機能します。

Tips
CTRL+SHIFTを押ながらBrushアイコンをクリック

CTRL+SHIFTを押ながらBrushアイコンをクリックするとCTRL+SHIFTを押ながら操作をするブラシのみが表示されます。そのため必要なブラシへアクセスしやすくなります。
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ClipCurve

任意のカーブでクリップできるブラシです。

ALTを押すことでいくつかの制御ができます。

基本は影が表示される側をクリップ

Clipブラシは基本的にカーブを引いた際に影(薄いグラデーション)が表示される側がクリップされます。

影とは反対側をクリップしたい場合はALT

CTRL+SHIT+ドラッグでカーブを引いた後、ALTを押したままマウスを放します

カーブを描きたい場合

ALTキーを1回タップするたびに、方向が変えられる曲線を描くことが出来ます

カーブを鋭角(直線)にしたい場合

ALTキーを2回タップ(ダブルタップ)するたびに、鋭角な線を描くことも出来ます

 一度描いたポイントは作成後に修正することは出来ません(Spaceバーによる移動のみ)

描画したカーブを移動させたい場合

spaceバーを押します

ClipCircle/Rectangle

楕円状/長方形上にクリップできるブラシです。

 

デフォルトでは円(又は長方形)の外側にある全てのポリゴンが描画された円(又は長方形)にクリップされます

基本の挙動

描画した楕円の境界に沿ってクリップされてますね

ALTを押したときに注目!中心のクロスが外か内かで挙動が変わる

CTRL+SHIFTで描画した後、ALTを押すと描画した楕円(又は長方形)が黒く変わります。

その状態で実行する際にはクロスの中心の位置によって結果が変わるので注意が必要です

 

描画した円(又は長方形)を移動させたい場合

カーブ同様spaceバーを押します

Clip Circle Center

完全な正円を描きます。

そのほかの機能はClip Circleと同じです

ClipBrushの共通オプション

ClipBrushを選択し、何も描画していない状態でCTRL+Spaceバーを押すとオプションがポップアップで表示されます。

Brushメニュー> Clip Brush Modifiersサブパレットの中にあります。

Brush Radius(BRadius)

有効にすると、ブラシのサイズとメッシュのカメラからの距離に応じてポリゴンが部分的にクリップされます

PolyGroup

クリップした箇所にポリグループを生成します

Unclip

Clipを無効にし、元の形に戻します。

 

一時的に平坦な箇所にスカルプトやストロークを描きたいときに便利です。

変なゆがみも無くスカルプトできそうですね

まとめ

クリップブラシはすべて同じ操作を共有し、 異なるのはストロークタイプのみとされています。

カーブと円形(長方形)では多少操作方法が異なりましたね。

 

Unclipが何気に便利そうです

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