ZBrush-木樽チュートリアルをやってみた記録【メイキング】

ArtStationにてCARLOS MONTERO氏が公開している「Wooden BARREL Tutorial」を参考に実際に木製の樽を作成してみた記録です。

 

1工程ずつ丁寧に解説されているため非常にサクサクつくれました!

 

この記事では

参考記事

実際にやってみた工程

をまとめています。

チュートリアルに倣いモデル作成のみまとめております。テクスチャやレンダリングに関しての解説はしておりません。

 

 検証バージョンはZBrush2021.6です

 

関連記事シンプルな機能の組み合わせでリアルな葉っぱも作成できます

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Wooden BARREL Tutorial

CARLOS MONTERO氏のArtStationからアクセスできます。縦長画像なので注意

木樽チュートリアルを実際にやってみた

 参考にしてやっていますか、手順を省いている・別の機能を使っている場合もありますので、本来のやり方はオリジナル画像で確認してください

一連の工程

  1. シリンダー作成
  2. ポリグループ分け
  3. ポリグループの整理
  4. 本体(曲面)のマスキング
  5. マスクをぼかす
  6. Inflate&SubToolの複製
  7. 上面・底面の削除
  8. 板材用の分割
  9. Subdivideをかける
  10. Panel Loops
  11. ポリグループの整理
  12. ZRemesher
  13. エッジを立てる(Claypolish)
  14. 板材を不均等に
  15. 蓋の作成
  16. 蓋の位置を調整
  17. たがの作成
  18. Panel Loops
  19. カスタマイズして完成

1.シリンダー作成

Cylinderから作成開始。

Gizmo3Dを利用して、最終的に作りたい樽のサイズにスケールします。適当なサイズになったら、Tool>MakePolyMesh3D

2.ポリグループ分け

Tool>Polygroups>Groups by Normalsを適用します。

これにより、ベースとなる本体(曲面)、上面、底面が3つの異なるポリグループに分割されます。

3.ポリグループの整理

上面と底面のみを表示し、CTRL+Wを使用して、同一のポリグループにします。

 このスクショはDisplay Properties>Doubleで両面表示してます

 

関連記事表示・非表示時

ポリグループ

4.本体(曲面)のマスキング

全てを表示し、上面含めて1列・底面含めて一列の位置をマスキングします。

5.マスクをぼかす

Tool>Masking>GrowMaskを2,3回実行し、マスクをぼかします。

 マスクをCTRL+クリックして ボカす時と結果が異なるので注意が必要です

6.Inflate&SubToolの複製

Tool>Deformation>Inflateで形状を膨らませます。

樽のサイズ次第ではありますが、2回程度かけました。

マスクを解除し、SubToolを2回複製。複製した方を非表示にします。この複製したSubToolは後々、蓋と金属製のたがの制作に使うため、2つ必要です。

7.上面・底面の削除

上面・底面を非表示にして、Tool>Geometry > Modify Topology>DelHidden

を実行し非表示にしていた上面・底面を削除します。

8.板材用の分割

本体に樽の木の板部分となるポリグループを設定します。方法はいくつかあります。例えば

  1. 該当箇所を選択し、CTRL+W。で地道に選択してく
  2. Zmodelerブラシを使う。
    ex:ポリゴンアクション:PolyGroups:Polyloop
  3. Slice RectブラシSliceCurveを使う方法

■1、2の方法だと均等なポリグループが作成されます

■3の方法ではより自由度が高く、不規則なパターンを作成することが出来ます。
ただし、既存の垂直エッジを分割しないように注意して下さい。

関連記事Zmodelerの使い方

9.Subdivideをかける

Tool>Geometry>Divide

オブジェクトを2、3回サブディバイドをかけます。

Tool>Geometry>DelLowerで下位のサブディビジョンレベルを削除します

10.Panel Loops

Tool>Geometry>Edgeloops>Panel Loops

前のポリグループのそれぞれが独立した板になります。厚みは実際に確認しつつ、Ticknessを調整してください。

 作者の方は(オリジナルと同じ「高さ」で板が作成されるように)「Elevation」を0に設定し、「Thickness」を0.08~0.15程度に設定することをお勧めしておりました。

11.ポリグループの整理

Tool>PolyGroups>Auto Groupsでポリグループを整理します

12.ZRemesher

Tool>Geometry>ZRemesherでTaeget Poly Countを3にし、モデルを2回以上リメッシュします。

特に必要では無かったのですが、見た目的にKeepGrupsにもチェック入れています

関連記事ZRemesher

13.エッジを立てる(Claypolish)

Tool>Geometry>Claypolish

Sharpを最大値に設定することで、板材をより硬い印象にすることができます。

関連記事Claypolishの特徴

シャープで寄ってしまったメッシュを均等にするためにもう一度ZRmesherを行います。

14.板材を不均等に

MoveブラシやMove Topologicalブラシを使って板材を不均等に変形させます

関連記事AutoMaskingのTopologicalは便利

15.蓋の作成

複製したSubToolを使用し、今度は曲面部分を削除。

上記8~13までの工程を繰り返します。

  1. メッシュをスライス
  2. サブディビジョンを数回
  3. PanelLoop
  4. ZRemesher
  5. ClayPolosh

16.蓋の位置を調整

マスクやGizmo3Dを使って蓋の位置を調整します

17.たがの作成

6工程で複製しておいたSubToolを使用して、樽のたがとなる2つのポリグループを作成、新しいポリグループ以外を非表示にして削除します。

もしこのSubToolのサイズがメインの樽に比べて小さすぎる場合は、Inflateでサイズを調整してください。

18.Panel Loops

今回は

  • Elevationを100
  • Bevelを0

元のポリグループの上にベベルの無いメッシュを作成しました。

19.カスタマイズして完成

最後に、ブラシやアルファを使って樽をカスタマイズします。

完成です。お疲れ様でした。

必要に応じてUV展開したり、デシメートして他のソフトに持って行ってみてください。

関連記事UV展開

デシメート

ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

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関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini

関連記事動画で学びたいならこちら

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関連記事実際にやった感想

ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。

 

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関連記事実際にやった感想

 

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