アルファ付き画像の透過部分をZBrush内で透過表示させる方法のご紹介です。
アルファ付きのテクスチャを読み込んだ際に透過部分が黒く表示されてしまいますよね。
これはZBrushでは真っ黒(R:B:G=0:0:0:)は透明と認識される故の処理かと思いますが、使用する際には非常に困ります。
- ZBrushでアルファ部分を透過させるには?
という方に向けて
この記事では
fa-check-circle-oアルファ部分を透過させる方法
をまとめています。
- Zbrushで透過した画像を使用したい人
関連記事アルファの編集
関連記事今回は便宜上背景の色を調整しています
コンテンツ
テクスチャのアルファを抜く
Tool>Texture Map>Transparent
デフォルトでは0ですが、ここを1以上に設定します。
左上のサムネイルを見るとしっかりテクスチャのアルファ部分が抜けているのが確認できますね。
関連記事サムネイルが無い人はこちら
Transeparentスライダー
数値を上げるとアルファ部分との境界にあるフリンジがけずられていきます。
Antialiased
AntialiasedをONにすると透過部分との境目にアンチエイリアスがかかります。
関連記事ビューポート表示のアンチエイリアス表示
物理的に抜く方法もある
ポリペイント化してメッシュで抜く方法は別途ご紹介していますので、どちらが良いかお好きな方をお選びください
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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ZBrushCore超入門講座 シリーズ
Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!
関連記事実際にやった感想
ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。
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2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門
作って覚える!シリーズ第1弾。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。
作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門
作って覚える!シリーズ第2弾。
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Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。