3dsmaxのbipedアニメーションを行うにあたり、カスタマイズした設定のメモです。
3dsmaxユーザーのためのサイト:HALLUCINOさんが無くなってしまっていたので探り探り探しては追加しております。
画像は3dsmax 2017です。
コンテンツ
【確認必須】ユニットスケール
Customize>Unit Scale
シーン内のサイズを決定します。これは案件で統一されてなければなりません。
Bipedに設定!ホットキー!
好みの問題ではあるのですが、bipedで作業する際に有名なbipedselを利用するよりホットキーで操作する方が好きだったりします。
Customize>Customize User Interface で各設定にアクセス。
重心の要!bip選択
重心の肝となるbip。
UI上ではこの3つです。
設定箇所
Group:Biped
Category:All Commands
- Select Body Horizontal(水平)
- Select Body Rotation(回転)
- Select Body Vertical(垂直)
接地コントロール!Key Info-Set Key
bipedの足によく使用する接地のコントロールです。
UI上ではこの3つです。
設定箇所
Group:Biped
Category:All Commands
- Set Free Key
- Set Planted Key
- Set Sliding Key
plantedは正直そこまで使いませんが、なんとなくセットで設定しております。
軌跡の表示/非表示!Key Info-Trajectories
bipedの軌跡を表示/非表示を切り替えます。
UI上では
設定箇所
Group:Biped
Category:All Commands
- Display Biped Trajectories
Biped以外の機能にも設定!ホットキー!
孤立モードの解除!End Isolate
Isolate(孤立モード)にはホットキーがデフォルトで割り当てられているのですが、(ALT+Q)何故かIsolateモードを解除する機能にはホットキーが割り当てられておりません。
設定箇所
Group:Main UI
Category:Tools
- End Isolate
マクロスクリプトで機能強化!
標準設定ではない設定をマクロスクリプトで補います。
バージョンが上がって、もしかしたら標準の設定でもホットキーを割り当てられるのかもしれませんが、探すのが面倒くさいよくわからないので昔から利用しているスクリプトのご紹介です。
タイムスライダー上でフレームを移動!Go to next/previous frame/key
UI上では画面右下、タイムスライダー横に存在している「次のフレーム、次のキー」に移動できるモードですね。
UI上では
標準の機能ではいちいちモードを切り替えなければならず、非常に手間です。
こちらもアニメーション作成で使用頻度が高いためホットキーを割り当てます。
ダウンロード
scriptspotよりダウンロードします。
※公式のHPがなくなってしまったため(Scriptspotからの公式サイトへのリンクもウイルス警告がでる始末)、DLはScriptSpotから直接DLすることをおすすめします。
Go to next/previous frame/key
マクロスクリプトの追加と使い方
- .mcrのファイルをC:\Program Files\Autodesk\3ds Max 2017\MacroScripts
- maxを再起動します。
- Customize>Customize User Interfaceで各設定画面が出た際に、.mcrに設定されているカテゴリー名からアクセスできるようになります。
※設定されているカテゴリー名を確認するには.mcrを右クリックして、メモ帳などで開きます
以前は、
C:\Program Files\Autodesk\(バージョン)\UI\MacroScripts
だったかと思うのですが、2017にはそれらしき構造が無かったので、直接つっ込んでおります。間違ってたらご指摘下さい。
bipedの作業メモ
- bipedはCurveEditorではなく、WorkBenchでグラフカーブの調整
- スライドキーの補間はTCBにて調整
おまけ:軸(ローカル軸やワールド軸)の切り替え
こちらは特にホットキーを割り当てたり、アニメーションに限った話ではないのですが、覚えておくと便利なためご紹介。
ALT+右クリック で各軸へアクセスできます。
まとめ
久々のmaxで色々忘れておりました。
思い出したら随時追加していきます。
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