Trim smooth borderを使って岩作りをする方法のご紹介です。
岩のごつごつとした表面を作成するために非常に便利なこちらのブラシ。
- 実際にどう使うの?
という方に向けて
この記事では
fa-check-circle-oTrim smooth borderの概要
fa-check-circle-o参考動画
をまとめています。
- 背景作りをする人
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コンテンツ
Trim smooth border
Lightbox>Brush>Trim>TrimSmoothBorder
TrimSmoothBorderはスカルプトしたエリアをすばやく平らにし、更にそのエリアの上でトリムしながら平面の深さを追加していきます。通常用意されているTrimDynamicとは異なりDepth MaskがONになっているのも特徴の一つ。
スカルプトし始めた所の法線を検知しているので、真っ平な所でスカルプトしても特に変化はありません。
岩を作ろう
実際に岩を作っていきます。
- SphereをPolyMesh3DにしDynameshをON
- Moveブラシ等を使いフォルムを変更
- TrimCurveやKnifeブラシを使って大きくカット
- TrimSmoothBorderでディテールを作成していく
1~3については省略。DynameshやKnifeブラシは別途解説しているのでそちらでどうぞ
TrimSmoothBorderでディテール
ストロークやアルファによって効果が変わります。特徴的ないくつかをご紹介。
■StrokeをSprayに変更する
DrawSizeを大きくすれば複雑な段々を全体的に。小さいストロークでスカルプトすれば複雑な凹みが描けます。
■アルファを変更する
無し➡アルファが入ることでストロークに複雑さが増します
Drawsizeを小さく描くと断面を描くなど、細かなディテール調整をすることが出来ます。
関連記事ブラシパレットにコピーした上で、カスタムUIに登録しておくと便利ですね
参考動画
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!
関連記事実際にやった感想
ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。
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2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。
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初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。
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作って覚える!シリーズ第2弾。
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Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。