リファレンスで読み込んでいたモデルデータをシーンにインポートする際に100%クラッシュするデータのクラッシュ回避方法のメモ。
SNSの御力に助けられました(感謝)
関連記事過去のエラーとの戦いの記録
コンテンツ
起こった現象
- 特定のリグ付きのモデルデータをインポートしようとすると100%落ちる。
- クラッシュのデータを開きなおして、再度インポートすると成功する
Fatal Error: Attempting to save
そのとき出ていたエラーログはこちら。
致命的なエラーということで具体性もないない(?)エラー
もちろん検索して、
- プリファレンスのリセット
- グラボの原因では?
参考
Fatal Error: Attempting to save@Autodeskフォーラム
等々試しましたが解決に至らず。半ば諦めてSNSでボヤいたところ神の手がまいおりてきました。
mayaさん。
リファレンスインポートで100%落ちるシーンがあるのだけど、クラッシュファイルを開いてインポートし直すと必ず成功するのなんなん?— moco@らくがきクリエイトmononoco (@mono_moco) December 18, 2023
解決策「リファレンスを後からロードする」
該当のシーンを開く際にリファレンスをロードせずに、後からリファレンスを読み込む。
Nori氏(@Norizgroove)より頂いたリプで無事に解決しました。
他の原因としてはマヤがそのシーンを読み込む時にコンフリクトを起こしてる可能性があったりとか。回避するにはマヤを開くときに、リファレンスを読み込まない設定でシーンを開き、手作業で一つづつリファレンスを読み込むとクラッシュしないことが多いです。
— Nori (@Norizgroove) December 19, 2023
リファレンスを読み込まない設定というのはこちら。
Open Scensのオプション>Referencing>Load Settings をLoad no referncesにしてシーンを開くというもの。
※初期設定ではリファレンスが自動的にロードするようになっているので、設定の変更は必要です。
リファレンスが無くなるわけではなく、リファレンスがロードされていない状態(リファレンスのチェックボックスをOFFになった状態)でシーンが開かれるだけなので、リファレンスエディタで手動でチェックを入れれば全く問題ありません。
ちょっと手間ではありますが、インポートの段階で対応をすればいいだけなので簡単ですよね。
ちなみにこちらの対策、
開いた瞬間データも残さずクラッシュするMayaシーンでも有効でした✨
ありがとうございました!!!✨
Maya関連アイテム
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書籍
アニメーション周りの書籍でもMayaが使われていることがあります。
アニメーション
モデリング
素体、髪の毛、衣装、アクセサリ制作のポイントを網羅。完成モデルデータ付きなのが嬉しいというかスゴイ。
基礎
伊藤電脳塾を書籍化したというこの本。ベーシックスというだけあって、基礎的な操作方法が網羅されており、Google検索で探しまわる手間を大分省いてくれます。
初心者もわかりやすく細かに解説されているので操作に迷うことはありません。
お手元に一冊どうぞ
リギング周り
■マヤ道
リグの実践的なノウハウを学ぶ前によみたい根本的なMayaの仕組みを理解することを目的とした本です。
初心者が躓きやすいポイントの解説もあります。Mayaユーザーなら1冊は持っておきたい良書です。何よりマンガで解説されているので、スッと入ってきやすい。
主人公(新人モデラー)の上司のつぶやきとして、セットアップ前のオブジェクトの不備についても触れられています。
■Mayaリギング 改訂版
実践的なリグの組み方を基本的なところからキャラリグまで学べる書籍です。
0ベースからリグを組み立てる工程をサンプルデータと共に解説しています。
リグを作成する際の具体的なルールやリグにおけるデフォーマーの使い方、ノードのつなぎ方、ドリブンキーの使用etc、実制作を通して丁寧に解説されています。
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