手にしびれが発生する手根管症候群(Carpal tunnel syndrome)になって完治に至るまでの4か月の記録。
普段よりちょっと長くこどもを抱っこしていたことに起因した今回の発症。
という不安な気持ちと向き合って過ごしていたため、同じ思いを抱えているひとにむけて。
この記事では
fa-check-circle-o発生要因
fa-check-circle-o完治までの過ごし方
をまとめています。
軽度なものではありましたが、4か月経ってようやく完治しました。
- 未就学児の子育て中の人
関連記事手は負傷しがち
コンテンツ
【発症】朝目覚めたら親指の付け根がしびれていた
ある日の朝、目覚めたら時に右手の違和感に気づきました。
右手がしびれてる?肌感覚がおかしい。
当初子供が腕を枕にしていたことによる痺れかと思いましたが、一向にしびれが収まらず。
肌感覚がおかしかったエリア
親指の付け根から人差し指の根本程度。痛みはなく、常時軽くしびれた感じ・肌の違和感がありました。
正座して痺れた際のあのモヤっとした肌感覚(痛みはナシ)
1日は様子見してものの変化なく、症状に気づいてから2日後に整形外科に行きました。
【整形外科】手根管症候群の診断を受ける
整形外科では
- 手のしびれの範囲を確認
- 診療用ハンマーで軽く叩いてのしびれの伝わり具合
- 手の甲同士を合わせてしびれが強くなるかどうか
などを総合して
との診断を下されました。
手根管症候群とは
初期には示指、中指がしびれ、痛みがでますが、最終的には母指(親指)から環指の母指側の3本半の指がしびれます(正中神経の支配領域)。急性期には、このしびれ、痛みは明け方に強く、目を覚ますと手がしびれ、痛みます。
手を振ったり、指を曲げ伸ばしするとしびれ、痛みは楽になります。手のこわばり感もあります。ひどくなると母指の付け根(母指球)がやせて母指と示指できれいな丸(OKサイン)ができなくなります。縫い物がしづらくなり、細かいものがつまめなくなります。
要は何かしらの原因で神経を圧迫してしまった状態である。
ということのようです。ひどくなると細かなものがつかみにくくなったり、手術ということになるようですが、私の場合まだ軽度。
■私が受診時に頂いた資料はこのような感じ。
と聞かれ、症状が出る前日のある行動が思い浮かびました。
【原因】子どもを長時間抱っこしていた
その日の前日、歯医者にいく長男・次男と付き添いの夫を車でを送り、終わるまでの間、私は長女とともに散歩。
たまたま長女の靴を忘れ、一時間以上抱っこすることに。
■以下のような状況(※実際負傷したのは右手)
途中疲れたり、腕が痛かったものの手ごろな椅子もなく、
との頑なな意思により結局病院が終わった夫に交代するまでの間ずーーーーーっと抱っこしていたんですよね。
と直後は特にこれといった変化はありませんでしたが、普段と異なることと言えばこれぐらいしか考えられる要因がありませんでした。
処方薬
- メチコバール:ビタミン剤
- フェルビナクスチック軟膏3%「三笠」:消炎鎮痛剤
参考
と、リハビリで電気療法をうけ、まずは2週間後、その後月一の通院を指示され帰宅しました。
と特に指示されたわけではなかったですが、不意に手首を使わないように意識するためサポーターを購入して過ごすことに。
こちらはフォロワーさんにおすすめしていただいたもの↓
ホールド感は後者の方が強かったですが、装着の仕方が悪かったのか仕事中に肉を挟むことが多かったので長袖か、手首の下に何かを敷いて作業に当たっていました
経過
症状の経過です。基本サポーターを巻きつつ、手首に負担のかからない生活を極力行っておりました。
病院では診察、電気治療によるリハビリ。飲み薬と塗り薬をもらって帰宅というサイクルでした。
■抱き上げる時も手首を使わないように。
1か月後
特に症状に変化なし。
■その間ツイオフで聞くことも
先日、いつもより長時間抱っこしていた後、手の痺れと感覚が鈍くなる #手根管症候群 を発症してしまったんですが、同じ症状になった方いらっしゃいませんか?
またどれぐらいで完治されました?
半月経っても変わらず。治るのか少々不安です#2018oct_babyツイオフ #2018oct_baby質問 https://t.co/eqQ8tBukGl
— moco@子育てCG屋 9y6y3y (@mono_moco) October 10, 2021
ステロイド注射を打つと改善される、との情報を得て2週間後の経過観察で聞いてみたものの
ということでリハビリの電気治療をしてお終い。
2か月後
特に変化し。
との思考にかられ、2か月後の受診を最後に通院をやめました。
その間フェルビナクスチック軟膏だけは継続。
3か月後
症状はあまり変わらないものの2か月半ほど経過したころに、手首の内部にツキンツキンとした痛みが時折現れるようになりました。
以前、神経と腱を手術した後に感じた痛みに似た感覚が左手首に現れたおかげで
と淡い希望が湧き、それと同時に3か月半を過ぎた頃に手の違和感が薄れてきました。
4か月後
手の感覚が戻りました。
ある日突然パッと消えたわけでなく、徐々に手の違和感が消えていったという感覚が近いです。
手首は大事に
結局リハビリやなんやとありましたが、軽度の私の場合、時間が解決してくれました。今も極端に手首に負荷をかけるような行動は避けています。
何気ない普段の動作が体に大ダメージを与えたことに衝撃を受けた4か月。
セカンド抱っこ紐やヒップシートなどをうまく活用して体を大事に育児をしていきましょう
再発しないようにすごしていきたいですね
板前をしていた頃、親指側の手根管症候群に3回なったことがあります。ストレッチや塗り薬は全然効かなくて、この写真の運動をしたら治りました。再発しそうな時はこれをやると悪化しません。人は手を開くより、握る筋肉を使う方が圧倒的に多いので、開く運動で筋肉のバランスを取るのが良いそうです。 pic.twitter.com/8lebNltUfF
— すけちゃん🇺🇸 (@AgingAnarchist) January 26, 2022