新型コロナに罹患してしまった私の病状記録です。
クーラー病のような喉のイガイガの症状が出始めて10日。自宅療養期間期間が終わったのでこれまでの経過をば。
これまでと変わらない日常生活を送っていたはずなのについに罹患してしまいました。
初期症状、陽性後の回復までは?
人それぞれ病状は異なるとわかっていても気になる経過。あくまで私の症状の記録ではありますが、誰かの不安軽減の材料になればと残しておきます。
この記事では
fa-check-circle-o私の基本情報
fa-check-circle-o私のコロナ療養経過
fa-check-circle-o自宅療養乗り切りアイテム
をまとめています。
とにかく風邪症状が出たら早めに感染対策、発熱外来予約をしましょう
あくまで私の症状の場合に限った話なので、必ず病院を受診して医師の判断に従って下さい。
コンテンツ
- 1 私の基本情報
- 2 自宅療養期間の考え方
- 3 コロナ罹患の10日間まとめ
- 4 陽性診断をもらった後にやったこと
- 5 自宅療養に使ったアイテム
- 6 怪しい症状が出たら即対策・発熱外来予約
- 7 【おまけ】子供と自宅待機を乗り切るメモ
私の基本情報
- フル在宅勤務
- 基礎疾患なし
- 平熱は36.0前後、高くても36.4程度
- ワクチン接種済み 3回。すべてファイザー。
- 同居家族は4人(夫、子供3人)。
※夏休み期間中ということもあり、上の子二人は夫の実家に行っていたため今回濃厚接触者からは逃れる
どこで罹患したのかさっぱりわかりません
自宅療養期間の考え方
発症日(無症状の場合は検査日)から10日間が経過し、かつ、症状軽快後3日間(72時間)が経過するまでの期間。
中野区の画像が分かりやすかったので引用させていただきました。
私の場合は発熱ありだったため、上記に倣い最低10日の療養が必要となりました。
今回の記載も発症と思われる症状があった日を0日としています。
順調に回復している人はそこをひとまずの目安にすればよいかと思います。症状が長引いている人は回復から3日目安。
コロナ罹患の10日間まとめ
私のコロナ症状をざっとまとめると
- 熱なし喉のイガイガから始まる
- 喉は激痛とまではいかない(薬のおかげかも)
- 発熱はあれど、寒気は全くない。
- 熱は上がり下がりを繰り返していた
- 咳より鼻水
0日目:のどのイガイガ 熱なし
朝起きたら喉がイガイガしていました。
痛みというよりはイガイガ。
熱はなし。
前日エアコンの強度を強いまま寝てしまったため(後に寝た夫が風を弱めてくれた)そのせいかなーと。特に変わらぬ日常生活を送っておりました。
1日目:のどのイガイガ+倦怠感+微熱
のどのイガイガは継続。その日は朝からとても眠い日でした。36.4℃~38.0℃
今思えば倦怠感だったのかもしれませんが、朝は熱なし36.4℃だったのでいつもの日常生活へ。
午後になると眠さが増して座っているのもしんどくなるように。体温を測ると37.2℃。寒気なし。この時点で念のためマスクを家の中でも常用するように。
■マスクは不織布
仕事早退。発熱外来を予約しようにも午後ではすべて埋まり済み。熱は上がったり下がったり、38.0まで熱が出たこともあり、あきらめて家に残っていたカロナールを飲んで寝ることにしました。
飲んだ薬
(家に残ってた)カロナール(解熱剤)
2日目:のどのイガイガ+微熱+鼻水少々
のどのイガイガは若干悪化。熱はいったん落ち着いて36.8℃~37.4℃。
早退して休んだおかげか熱があっても体は倦怠もなく元気でした。朝は36.8℃。夜にかけて上がったり下がったりを繰り返していました。
朝から発熱外来の電話戦線に挑むも、どこもつながらず。一時間近くかけてようやくつながっても「本日分は埋まりました」とのお断りばかりでした。
たまたま完全WEB予約制、しかもライン登録等若干煩雑な手続きが必要な病院の発熱外来予約をゲット。ただしそれも受診できるのは二日後でした。
飲んだ薬
- (家に残ってた)ブルフェン(消炎・鎮痛剤)
- (家に残ってた)ムコダイン(去痰剤)
- (家に残ってた)カロナール(解熱剤)
以前、喉風邪で処方された薬が残っていたので、勝手に飲むのはダメだと理解しつつも背に腹は代えられないと飲んでました。
結果的にこの薬がのどの痛みを改善してくれたので比較的平和な養生生活を送れたのではないかと思っています
3日目:のどのイガイガ+倦怠感+微熱+鼻水+咳少々
どのイガイガは若干落ち着いてくるも、倦怠感、37.2℃~38.6℃
この日も朝からなんとなく体がだるい。37.2℃の微熱もあり熱も上がりそうな気配があったため仕事はお休みしました。
案の定発熱。一日中寝ていました。また前日の夜から出始めた鼻水が悪化。透明~ちょっと黄色。
ダメ元で発熱外来に電話しましたが、前日と変わらず、つながらない・空きがないばかりのため早々に電話はあきらめてカロナールを飲んで寝ていました。カロナール最高!あなたについていきます。
飲んだ薬
- (家に残ってた)ブルフェン(消炎・鎮痛剤)
- (家に残ってた)ムコダイン(去痰剤)
- (家に残ってた)カロナール(解熱剤)
4日目:発熱外来でコロナ確定!微熱+鼻水+咳
どのイガイガは大分落ち着くも鼻水悪化、若干の倦怠感あり、体温37.4℃~36.5℃
ようやく朝一の発熱外来へ。朝から微熱があったため半ばコロナを覚悟しての、抗原検査及びPCR検査(※同時に検査)
ひとまず先に結果の出る抗原検査にて陽性。コロナ陽性が確定しました。
これまでの風邪やインフルじゃなかったもんな…
その後、肺のレントゲン、CTを撮影。薬を正式処方されて帰宅しました。
帰宅後はシャワーを浴びて一休みしている間に厚生労働省と県の感染症対策課からのショートメールが来たのでもろもろの登録を行いました(※詳細は後述)
この日は鼻水かとにかく酷い日でした。咳も悪化し始め、オットセイの鳴き声のような音のする空咳も出るように。とにかく一日中寝ていました。
夫に頼んで義実家にいた上の子二人の滞在延長をお願いしました。
飲んだ薬
処方薬。
- ロキソプロフェン(解熱・鎮痛剤)
- タケキャブ(胃酸の生成を抑制。上記ロキソプロフェンを飲む時に同時に飲むように処方、胃を守る用途)
- アスベリン(咳止め、去痰剤)
5日目:解熱!鼻水+咳
朝から熱もなく主に鼻水と咳少々。体温36.5℃~36.8℃
どのイガイガはちょっとした腫れた感覚にまで落ち着きました。鼻水は大量。時折めまいのようなふらつきあり。
鼻水が喉に落ちるからか少々咳が出始めてきました。
この日は休日だったため、私自身の隔離も兼ねて仕事部屋へ。せっかくなので休日出勤。お仕事していました。
県の宿泊・自宅療養者支援センターから健康観察記入要請と療養解除日のお知らせ。
予定日の0時をもってして自宅療養終了とのこと。あと5日後。
飲んだ薬
- アスベリン(咳止め、去痰剤)
6日目:鼻水+咳+味覚障害に気づく
解熱。体温36.4℃~36.6℃
喉は違和感程度に。鼻水は昨日よりも回復するもまだティッシュは手放せず。
少々空咳が出る時があり。特に眠りの前後や、夜中寝ている間に咳き込むことがあり。夜中に換気してました。
食欲が戻ってきました。そのため、塩気や甘みなど大雑把な味は分かるものの牛乳や素材の味といった細かな味が分からないことに気づきました。味覚障害です。
立って動いていると時折めまいのようなふらつきあり。
濃厚接触者で保育園を休んでいる娘と長い長い昼寝をしていました。体はまだ療養を求めているのかも。
自治体の保健所からから健康観察記入要請あり(9時過ぎ)。
飲んだ薬
- アスベリン(咳止め、去痰剤)
7日目:症状軽快!鼻水+咳
体温36.2℃~36.5℃
喉の痛みはなくなり。鼻水は昨日よりも回復かなり頻度は下がりました。去痰剤の効果か痰少々出るように。
咳も頻度が心なしか下がりましたが、思い出したように咳き込むことも。
味覚障害はそのまま。色々と食べる気分になってきたためか、同時に味が分からない現実と向き合うことに。
同居の濃厚接触者たる夫と子はこれといった症状が現れなかったため、二人の自宅待機は終了です。
※陽性者の私はまだ自宅待機継続
自治体の保健所からから健康観察記入要請あり(9時過ぎ)。午後にはパルスオキシメーターが届きました。
飲んだ薬
- アスベリン(咳止め、去痰剤)
8日目:通常生活へ。鼻水少々+湿疹に気づく
体温36.5℃
鼻水も時折ちょっと垂れる程度で大分改善しました。まだ外出は出来ませんが仕事に復帰、通常生活です。
大分前から臀部、昨日には胸に謎の湿疹が出来ました。4日目頃から出来ていたのですが、当初眠り過ぎてダニに刺されたのかと思っておりましたが、若干増え、かつ胸にも同様の湿疹が発症したので、とりあえずコロナ時のメモとして残しておきます。かゆい。
自治体の保健所からから健康観察記入要請あり(9時過ぎ)。
飲んだ薬
- アスベリン(咳止め、去痰剤)
9日目:自宅療養期間
体温36.6℃
鼻水ちょっと。味覚障害継続中。仕事復帰。
9日目で病院からPCR検査の結果が郵送で来ました。陽性です。検査費用も2500円ほど請求がありました(※事前登録のクレジット払い)
自治体の保健所からから健康観察記入要請あり(9時過ぎ)。
飲んだ薬
- アスベリン(咳止め、去痰剤)
10日目:自宅療養期間終了日
体温36.6℃
鼻水ちょっと。味覚も一部敏感に??お茶がいつもより味濃く感じます。
湿疹も新規発疹もなく治ってきました。この日一日をもって自宅療養終了です。外出は11日目から。
自治体の保健所からから健康観察記入要請あり(9時過ぎ)。
飲んだ薬
- アスベリン(咳止め、去痰剤)
その後
- 自宅療養期間が終わっても3~4日は一日中マスクをして過ごしました。
- 回復後も若干咳っぽさが残っており、一日中とまで言わずとも、寝る時だけマスク。咳が出そうになったらマスクをつけて過ごすという生活を1週間ほど送り、ようやく自宅内で一日中マスクを外せる程度には回復しました
- 味覚障害は徐々に回復。1週間ほどでほぼ元通り
陽性診断をもらった後にやったこと
4日の陽性診断を下された日に接触確認アプリCOCOAの陽性者登録と健康観察サイトMy HER-SYS(マイハーシス)登録を行いました。
いずれも厚生労働省や県の感染症対策課からのSMSより登録を促されるので迷うことはありません。
■My HER-SYS
そこには自宅療養中の注意事項や同居家族は濃厚接触者などなど、よくある質問とともに様々な状況へのリンクが記載されていました。
陽性になって知ったこと
- 濃厚接触者は自己判断。自分で連絡。
同居人はもれなく濃厚接触者ですが、それ以外の接触者には自ら連絡するしかありません。
これといった行動調査はありませんでした。幸いにも家族以外に該当する人はおらず。「濃厚接触者」とは、陽性者の感染可能期間内(※)に陽性者と接触した者のうち、次の範囲に該当する方を言います。
※感染可能期間内:発症日の2日前から、診断後に隔離開始されるまでの間1.患者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった方
2.手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、マスクなどの必要な感染予防策なしで、「患者」と15分以上の接触があった方(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)
3.適切な感染防護無しに患者を診察、看護若しくは介護していた方
4.患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い方(国立感染症研究所「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」より)
濃厚接触者の考え方 -埼玉県- - 食配サービスは電子申請
無症状の同居人(※濃厚接触者の食材の買い物は不要不急の外出に当たらないとされている)、知人から買い物の支援を受けられない人やネットスーパーを利用できない人を優先される。
■食配サービスの申請画面(※私は利用しませんでした)
関連記事昔よりずいぶん濃厚接触者に対しての行動制限がゆるくなりましたね
自宅療養に使ったアイテム
単独隔離出来る部屋もなく、ひたすらマスクと除菌で生活していました。あと換気。
お風呂や食事は別。トイレも極力別。除菌タオルで常にあちらこちら拭いていました。寝るときもマスク。一日中つけているので耳が若干痛いです。
同じくフル在宅勤務の夫は無事に罹患せずに乗り切りました。曰く
とのこと。こまめな水分補給は風邪予防にもなるという説もあるため、話半分のご参考までに。
『水分補給 風邪予防』と検索すると色々出てきます。
手指の消毒液
元々常備しておいた消毒液。これまで以上に頻繁に使ってます。
除菌できるアルコールタオル
鼻をかんだ自分自身手をふく。テーブルを拭く、床を拭く、子供の手を拭く。とにかくよく使いました。
室内除菌グッズ
隔離らしい隔離が出来なかったのでとにかく掃除していました。
吊り下げポリ袋
鼻をかんだティッシュや使用済みマスクを入れるために使っていました。
元々は弁当やちょっとしたキッチンのごみを入れるために常備していたものですが、ここで良い働きをしてくれました。
柔らかティッシュ
とにかく中盤は鼻水がひどかったため、鼻セレブや贅沢保湿などちょっとお高めの柔らかティッシュが鼻を守ってくれました。
ポカリスエット
熱があった時のお供でした。がぶ飲み。おかげで食欲が無くとも体重があまりへりませんでした(残念)。
ウイダーinゼリー
こちらも熱があった時のお供。薬を飲むために何か胃に入れなければという時に重宝しました。
氷系アイス
普段あまりアイスを食べないのですが、なぜだかよく食べました。
ガリガリ君。
子どもにかったかき氷器がここで役に立ちました
冷凍食品
特に子供お気に入りの焼きおにぎり。冷凍うどん。冷凍パスタ。シリアルと手軽に提供できるものがあって料理苦手な夫でもなんとか対応。何かと助かりました。
首振りサーキュレーター
換気の頻度が上がったので導入。
窓に向けて空気を流すといいらしい。
パルスオキシメーター
自治体から届いたのが症状がピークアウトしてからだったので、今後のために一つあってもいいかもメモ。
厚生労働省厚生労働省のHPに 承認・認証されたパルスオキシメーターについて というサイトがあるので参考にするのがおすすめ。
怪しい症状が出たら即対策・発熱外来予約
発熱外来の予約は本当にとれませんでした。
今回手持ちの残ってた薬に助けられたようなものです。怪しい症状が出始めたらなるべく早めに発熱外来の予約や市販薬を確保しておくのが得策かと思います。
かからないことが一番ですが、もはやいつ罹患しても良いように準備をしておくことも大事ですね。特に解熱鎮痛剤。
幸いにも今回私は非常に軽い部類で済んだと思っておりますが、再び罹患しないとも限りません。
今後は一層感染対策に気を付けて生活していきたいです。
罹患されている皆様の一日も早い回復をお祈りしております。
【おまけ】子供と自宅待機を乗り切るメモ
今回は夫が休みを取ってくれたので何とかなりましたが今後の為に他の方々の叡知を残しておきます。
我が子はyoutubeやipad+AdobeFrescoでのお絵描きを楽しんでいました。
関連記事庭でプールも出しました
【 自宅待機期間、あそびの記録】
先日家族がコロナ陽性になり、濃厚接触者となったわたしとむすこ(2人とも陰性)で10日弱の自宅待機をしてました。どなたかの参考になればと思い、期間中のあそびをツリーにつなげてみます。
※お役立ち情報というよりは、あくまで「わが家のあそびの記録」です※
— むー|手作りおもちゃとゆかいな工作 (@muu_tamtam) August 9, 2022
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