Zmodeler(Zモデラー)とGizmo3Dのデフォーマー:BendArc(ベンドアーク)を使ったローポリ王冠を作成する方法のご紹介です。
この記事では
fa-check-circle-o王冠の作成工程
をまとめています。
関連記事ZmodelerとGizmo3D
コンテンツ
ローポリな王冠を作る
主な工程
- Zmodelerでデザインを作る
- 複製
- BendArcで丸める
- 頂点を結合する
- 厚みをつける
1.Zmodelerでデザインを作る
イニシャライズとZmodelerを使って王冠のデザインを作成します。
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複雑なデザインを希望する場合は、レース作成記事で紹介したようにマスクを使用してもいいかもしれません。
とにかく左右の端同士が結合できる形(頂点数が同じ)であれば問題ありません。
関連記事マスクを使ったオリジナルレース作成
2.複製
Moveを選択し、Gizmo3Dの状態でCTRL+ドラッグ→押したままCTRLを離してドラッグし続け、お好きな数を等間隔で複製します。
この時点で端同士多少隙間が空いていても問題ありません。
関連記事等間隔での複製方法
2.BendArcで丸める
BendArcを使って円形に丸めます。
関連記事デフォーマーは色々あるのでお試しください
- Gizmo3Dのデフォーマー>BendArcを選択します。
- マニピュレーターが表示されます。今回使用するのはこちらの赤丸で囲った部分
- 緑の円錐をつかんで奥行き方向(Z方向)へ伸ばします。
その際SHIFTを押すと角度がスナップするので、180、-90になるようにします。
180でキレイな円形に、-90にすることで正面から見た際に、水平な円形が作成されます。
円周が広すぎてメッシュが歪んでしまっているので調整します・ - 白の円錐で円周を調整します。
角度が無いので上下左右にマウスを動かしても、マニピュレーターが伸縮する方向は一定です。どう変化するか確認しても面白いかもしれません
- オレンジの円錐で角度を調整します。
こちらも上下左右にマウスを動かしても、マニピュレーターが伸縮する方向は一定です。どう変化するか確認しても面白いかもしれません。上部が開いたような角度にしました
- acceptを押して変形を確定します
3.頂点を結合する
Tool>Geometry>Modify Topology>Weld Points
を使って空いた隙間を結合します。Weld Distで結合する対象の距離を設定できるので好きに調整してください
4.厚みをつける
Tool>Geometry>Dynamic Subdivisionで厚みをつけます。
関連記事ダイナミックサブディビジョンの使い方や設定はこちら設定
後はマテリアルを変更すればローポリ王冠の完成です。お疲れ様でした。
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini
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関連記事実際にやった感想
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作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門
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初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。