Zmodelerの基本的な使い方とZModelerブラシへのアクセス方法のご紹介です。
ZModeler使ってみたいけどなんか複雑そう、、と心配の方。大丈夫です。基本的な使い方は至ってシンプルです。
この記事では
fa-check-circle-oZmodelerの基本要素
fa-check-circle-oZmodelerの簡単なワークフローと使い方
をまとめています。
- Zmodelerの使い方が知りたい人
参考
Zmodeler Introduction | ZBrush Docs
Zmodelerの基本は3要素+1要素
ZModelerにはPoint(頂点)・Edge(エッジ)・Polygon(ポリゴン)の3つの基本的要素があります。
ポップアップウィンドウにはそれぞれ異なった設定項目があります。
カーブ用のアクションもある
Edge、Polygonに限り、カーブ用のアクションもあります。
カーブを適用するためにはポップアップからAdd To Curveを選択。
ZModelerはPoint,Edge,Polygon,Curveのトータル4要素で構成されています。これが前提にあります。
ZModelerの簡単な使い方
Zmodelerのモデリングの流れは以下。
- ベースメッシュを用意する。
- ブラシをZmodelerブラシに切り替える。
- Point(頂点)・Edge(エッジ)・Polygon(ポリゴン)のいずれかの上でSpaceキーを押す。(右クリックでも可)
- Zmodeler専用のポップアップウィンドウからアクションとターゲットを選択。
- Point(頂点)・Edge(エッジ)・Polygon(ポリゴン)のいずれかの上でクリック&ドラッグで適用する
関連記事一時的にポリグループを適用してアクションを適用するなんてことも出来ます。
1.ベースメッシュを用意する
どのようなメッシュでも構わないのですが、とにかくローポリ推奨です。
今回はQuickMeshを使用してローポリゴンのプリミティブを用意します。おすすめなのはTool>Initializeの中にある6種のプリミティブ。
今回はQCubeを使用します。
関連記事ローポリベースメッシュ生成のQuickMeshについて
2.ブラシをZModelerブラシに切り替える
ブラシパレット(またはポップアップ)にアクセスして、キーボードB→Z→Mを入力することで、でZModelerブラシを選択することができます。
ちなみにブラシなのでホットキー割り当てることもできます。
関連記事ホットキーの割り当て方はこちら
3.4ZModelerの機能(ポップアップ)へのアクセス、アクションとターゲットを選択
Zmodelerを制御するための専用ポップアップウィンドウは2通りの方法でアクセスできます。
3Dモデル上にカーソルを合わせ:
- スペースバーを押す(推奨)
- 右クリック
このどちらかの方法です
キャンバス上の何もないところでスペースバーや右クリックをしてもクイックメニューが出るだけで、ポップアップにはアクセスできません。必ずモデルの上で行って下さい。
5.モデルをクリック&ドラッグでアクションを実行
各アクションは、ポイント、エッジまたはポリゴンをクリック&ドラッグし続けることで実行されます。
アクションに応じて、マウスを左右または上/下にドラッグすることによって異なる結果が得られます。ZModelerブラシにはReplay機能もあり、ワンクリックで同じアクションを適用することができます。
関連記事
ZModelerは特別なモードではなくブラシなので、いつでもZModelerと他のスカルプト機能を切り替えることができます。 ポリゴンベースのブラシなので、全てのPolyMesh3Dに適用できる機能と互換性があります。
ポップアップウィンドウの構成
ZModelerポップアップウィンドウは4つのエリアで構成されています。
- Action
- Target
- Options
- Modifiers
これらのうちのいくつかは、特定の項目が選択されている場合にのみ表示されます。
Action(アクション)
3Dモデルに適用される機能を選択します。
エッジ、ポリゴン、頂点によって初期に設定されている機能が異なります
Target(ターゲット)
ZModelerのアクションをどこに適用するかを指定します。
例えば単一ポリゴンなのか、サーフェス全体なのかなど
Options/Modifiers
ターゲットまたはアクションの動作を調整するパラメーターです。
すべてのターゲットまたはアクションがこれらオプションを持つわけではありません。
ActionとTargetを選択し、必要に応じてOptionsまたはModifiersを調整します。
Bridgeオプションはカーブの異なるプリセット(円、曲線、または小さな丸いコーナーのような)を持っているので、比較する例としてはおすすめです
まとめ
ポイント、エッジ、ポリゴン、カーブ、各々対応した機能や設定が出てくるということは理解できました。各要素におけるアクションやターゲットに関しては別途まとめたいと思います。
ここではZmodelerの基本的な使い方として
fa-check-circle-oローポリのベースメッシュを用意(QuickMeshなど)
fa-check-circle-oブラシパレットに入ってB→Z→M(Zmodelerブラシ選択)
fa-check-circle-oメッシュ上でSpaceキーで各アクションにアクセス
という3点を抑えておきましょう。
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