【ZBrush】カーブの精密化！Accurate Curve Mode(AccuCurve)でトゲトゲを作ろう

2021年6月8日 2023年2月11日

moco

Edit Curveのディテールを正確に反映させるAccurate Curve Mode(AccuCurve)のご紹介です。

複雑なトゲトゲした形状を作りたい
特定部位を尖らせたい
Edit Curveのディテールをちゃんと反映させたい

と言うような方に向けて

この記事では

Accurate Curve Modeの使い方

をまとめています。

こちらの機能を使えばトゲトゲやスパイクといった極端な形状を安定して作成することが出来ます。また毛先の形状も任意で調整出来るようですが、今回は毛先への活用方法は解説していません。

　検証バージョンはZBrush2021.6.6

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コンテンツ

1 Accurate Curve Mode(AccuCurve)
2 Accurate Curve ModeとMoveでトゲトゲを作ろう
- 2.1 1.Accurate Curve ModeをONにし、EditCurveでカーブを編集します
- 2.2 3.Altを押しながらMoveブラシでスカルプト
3 ZBrush関連アイテム＆書籍

Accurate Curve Mode(AccuCurve)

Brush＞Curve＞AccuCurve

デフォルトではOFF。

ブラシは元々システムへの負荷を軽減するために内々に若干調整されているようで、こちらの機能をONにすることで正確にEditCurveの情報が反映されます。

EditCurveの情報を正確に反映させたいならON
スカルプトを軽くしておきたいならOFF

Accurate Curve ModeとMoveでトゲトゲを作ろう

今回はこんなトゲトゲを作ってみます

1.Accurate Curve ModeをONにし、EditCurveでカーブを編集します

EditCurveの使い方

オレンジ色の制御ポイント追加：カーブ上をクリック
制御ポイント削除：オレンジのポイントをエリア外にドラッグしてマウスを離す
直線にしたい場合：オレンジのポイントをエリア外に出し、マウスを離さず戻す

3.Altを押しながらMoveブラシでスカルプト

MoveブラシをALTを押しながら利用すると頂点の法線方向に沿って移動が制限されます。

その特徴を利用してスカルプト。

Radial SymmetryもONにしてスカルプトすると完成です。

カーブを色々編集してたり、Moveに限らずSnakeHookや他のブラシにも適用することが出来ますのでお試しください。

ZBrush関連アイテム＆書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの１冊を見つけてください。

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ZBrushCore超入門講座　シリーズ

Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん（@nobgame）の書籍。

基本操作から、（超）丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです！

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作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門

作って覚える!シリーズ第１弾。

初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。

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Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。

作って覚える！ZBrushハードサーフェス入門

作って覚える!シリーズ第2弾。

「作って覚える！フィギュア制作入門」が終わってのステップアップならこちら！

Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。

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作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-

作って覚えるシリーズ第３弾。ZBrush 2022対応。

初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。１弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。

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