トポロジーのエラーを確認・修正する機能が含まれているMeshIntegrityサブパレットのご紹介です。
- 他の3Dソフトに持って行った際になんかメッシュがおかしい
- Dynameshで消えない凹みがある
という方に向けて
この記事では
fa-check-circle-oMeshIntegrityの各設定
fa-check-circle-o使用の実例
をまとめています。
参考
コンテンツ
MeshIntegrity
Tool>Geometry>MeshIntegrity
Check Mesh
メッシュを診断します
メッシュに発生した問題を追跡するのに便利です。
こんな感じ
■英語
■日本語
■英語
■日本語
Fix Mesh
メッシュを修正します
2つ以上のポリゴンでエッジを共有しているなどのトポロジーとしてはあまり好ましくない状態を修復できます。これを行うと上記の警告が無くなります。
他の3Dソフトに持って行った場合などでトポロジーの不具合があった場合にこちらを試してみるのがおすすめです
使用の実例
不正なメッシュ修正
穴が開いているように見えますが実は不正に歪んで一部が見えなくなっているメッシュ
Fix Meshを押すと不正な箇所(穴が開いて見えた箇所)がきれいに修正されます
Dynamesh時の消えない凹みに
DynaMeshでくっつけた時に起こりがちなスムースしてもスムースされない凹みはGeometry>MeshIntegrity>Fix Meshでスムースできるようになるっぽい #ZBrush pic.twitter.com/HPJdq8G4B3
— 榊馨 (@sakaki_kaoru) April 13, 2019
なるほど、こんな使い方もあるんですね。
凹み修正の場合はSmooth Altブラシを試してみるのも良いかもしれません
関連記事Smooth Altブラシ
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini
ZBrushCore超入門講座 シリーズ
Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!
関連記事実際にやった感想
ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。
そしてちょっとしたユーザーの疑問にも丁寧に答えてくれる人格者でもあります!
リビングでちょろっと&セミナーで持ち出しなどでしたら、この辺でかなり充分だと思います。もうちょい低めでもいいくらい。
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— のぶほっぷ福井【ZModeler超入門講座】発売もうすぐ (@nobgame) 2019年11月4日
2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門
作って覚える!シリーズ第1弾。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。
作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門
作って覚える!シリーズ第2弾。
「作って覚える!フィギュア制作入門」が終わってのステップアップならこちら!
Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。