バスレリーフのうちAlphaメニュー内にある BasRelief(バスレリーフ)設定のご紹介です。
3Dモデルを好きなアングルに配置レリーフ用のアルファを作成できるこちらの機能。基本的にデフォルト設定で十分な効果があるのですが、
- どんな調整が出来るの?
- レリーフに元モデルの色を反映させたい
という方に向けて。
この記事では
fa-check-circle-o BasRelief設定
をまとめています。バスレリーフの使い方自体は別途まとめているのでそちらでご確認下さい。
参考
関連記事バスレリーフの使い方
BasRelief
Alpha> BasRelief
Relief Repeat Count(レリーフリピート数)
Bas Reliefアルゴリズムの実行回数を制御します。
■数値が高くなるだけ、ディテールが甘くなります。
デフォルト値の1000は、ほとんどの場合に適していますが、必要に応じてこのスライダーを試して作業に最適な値を見つけてください。
Relief Contrast(レリーフコントラスト)
レリーフのコントラストの量を調整します。
■値を上げるとディテールが強調されます
Tool>Deformation>Contrastと同様の効果があり、ディテールを強調したい場合に役立ちます。
最大値に設定することは避けた方がよいでしょう。
Relief Step Tolerance(レリーフステップしきい値)
バスレリーフ実行のエリアの処理を制御します。
■値を下げると、よりソフトな結果が得られます。
ZBrush がプロジェクションのポイント間にグレーの値を追加する必要があるかどうか。
スライダーが0.2に設定されている場合、ZBrushは0.2以上の距離がある2つのポイント間にポイントを適用します。これにより、BasReliefプロジェクションの段差の値を抑えることができます。
Relief Blur Radius(レリーフぼかし半径)
バスレリーフのエッジ部分のスムージング量を制御し、発生しうるアーティファクトを除去します。
■エッジに注目するとぼやっとしているのが確認できます
Apply BasRelief(バスレリーフを適用)
選択したアルファにBasReliefアルゴリズムを適用します。
GrabDocなど他の場所で作成したアルファをZBrush内でBas Reliefとして使用したい場合に便利です。
Make BasRelief(バスレリーフを作成)
表示されているSubToolから新しいアルファを作成します。
- スクリーンビューベースで投影されるのでアングルにご注意。
- 解像度はドキュメントサイズに依存します。
BTxtr
ONにしてMake BasReliefを行うとモデル上の任意の色がテクスチャパレットのテクスチャに変換され、Bas Reliefアルファと同時に適用することができます。
描画の際にはRgbをON、Tool>PolyPaint>ColoizeがONになっていることを確認して下さい。
ポリペイントとして適用されます。
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