
3Dメッシュを平坦化(2D)UVシェルにモーフィングするMorph UVにZBrush2020の機能追加として、Morph UV状態でスカルプト・ペイント可能になりましたのでそのご紹介です。
モーフィング中に、ZAdd、ZSub、およびMRGBでスカルプトおよびペイントするオプションがあります。作業後、Morph UVをオフにすると、モデルが3D状態に戻り、すべてのディテールが適用されます。
検証に使用したバージョンはZBrush2020です
参考
Sculpt & PolyPaint Morph UV| ZBrush Docs
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コンテンツ
公式動画:ZBrush 2020 - ZBrushing on Morph UV
モデルのUVアンラップ状態でスカルプトおよびポリペイントできるようになりました。
この機能の使いどころ
- メッシュ全体に長く連続したストロークを適用する
- 狭いコーナーや重なり合ったジオメトリ(厚みのある服の表と裏とか)に連続したペイントを行う
特別な操作は特になし
Morph UVでUVシェル状態にし、あとはスカルプトやペイントを行うのみです。
Morph UVの設定
Tool>UV Map>Morph UV
これを押すとUV展開状態になるため、スカルプト他ブラシが使えます。
Morph UV
3Dメッシュを平坦化(2D)UVシェル状態にします。
UVを持ってないモデルでは、このボタンは無効になりますのでご注意ください。
Bump スライダー
2D平坦化されたUVシェルに表示時に、3Dメッシュにスカルプトされている箇所のバンプ具合を調整します
このスライダーの値を大きくすると、3Dメッシュから平坦化された2DシェルにUVをモーフするのに時間がかかります。