【ZBrush】境界部分もスムージング!Minimum Connected Points to Smooth

オープンエッジのオブジェクトの境界までスムージングをかける方法のご紹介です。

 

開かれたメッシュのエッジ部分にスムースをかける際、デフォルトでは境界部分が残されてしまいます。

■デフォルトでのSmoothブラシの結果

境界のエッジごとスムージングをかけるには?

という方に向けて

 

この記事では

オープンエッジにスムージングをかける方法

参考情報

をまとめています。

 

 検証バージョンはZBrush2022.0.6

参考

Smooth Brush Modifiers - ZBrush Docs

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境界までスムージングをかける方法

Brush> Smooth Brush Modifiers > Minimum Connected Points to Smooth1にする

ポイントはSHITFを押してSmoothブラシの状態で変更すること。

Minimum Connected Points to Smoothは最小接続ポイント数

Minimum Connected Points to Smoothはスムージングを適用するポイントのエッジ接続数を定義します。

 

デフォルトの3では1つのポイントに3つ以上のエッジが接続されている箇所にスムースを適用します。

スライダーを高く設定すると、ブラシ サイズが大きくてもメッシュに適用されるスムージングが少なくなります。ブラシ サイズが 1 に設定されている場合、スムージングを評価するために必要なポイントは 1 つだけです。

 

■Minimum Connected Points to Smoothを1にした後のSmoothブラシの結果

ちなみにMinimum Connected Points to Smoothを2に設定すると、角の頂点にだけスムースがかかりません。

シルエットが大きく変わってしまうので使い所には気をつけたいですね。

参考情報

ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

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