ZBrush-Photoshopと連携してペイント!ZAppLinkの使い方

Adobe PhotoshopなどのPSD対応の画像編集ソフトとZBrush連携してテクスチャやポリペイントを描くことのできるZBrushプラグイン、ZApplinkのご紹介です。

 

ZBrushでポリペイントやテクスチャを描くのが大変。

描きなれたソフトを使いたい。

そんな方に向けて

 

この記事では

ZAppLinkの使い方

ZApplinkを使ってポリペイントを描いた作例

ZApplinkを使ってテクスチャを描いた作例

をまとめています。

 

この記事がおすすめな人
  • Photoshopを使ってペイント作業をしたい人
 検証バージョンはZBrush2021.1.2,Adobe PhotoshopCC2019

参考

ZAppLink| ZBrush Docs

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ZAppLinkとは

Photoshop等画像編集ソフトと連携してペイント作業を行うことが出来るプラグインです。

  • ポリペイント
  • UVベースのテクスチャ
  • キャンバスpixols(2.5D)

に対応。

 

Document>ZAppLinkのボタンを押せば

現在表示していたビューの状態でPhotoshopに送信されます。ビューは固定です

Photoshop編集のルール

  1. (do not edit)レイヤーは触らない
    編集可能レイヤの上下にある鍵マークのついているレイヤーは触りません
  2. 必ず最後にはレイヤーの統合を
    途中の作業はどのような工程を踏んでも構いませんが、ZBrushに戻す前には必ず作業レイヤーを統合し、元と同じ名前(Layer 1)のままにしておきます。

    moco
    個人的によく使うphotoshopの機能は「レイヤー>下のレイヤーと結合(CTRL+E)
  3. ファイルは上書き保存
    送信されたPSDデータはTempZAppLinkExport.psdという名前がついています。この名前と保存場所(C:\Users\Public\Documents\ZBrushData2021\ZPluginData\ZAppLinkData)を変更することなく、上書き保存してください。

Photoshopとの連携方法

PSD対応の2DエディタであればよいのでGimpでも対応可能です

連携方法1-Set Target App

ZApplinkを起動すると最初に出てくるウィンドウの右にあるSet Target App。こちらで起動したいソフトの.exeを選択します。

連携方法2-Goz

Gozを使って事前に連携しておく方法もあります

  • Preference>GoZ>Update all Paths
  • Preference>GoZ>path to Photoshop

どちらでも構いません。使用する画像ソフトを連携しておきましょう。

ZAppLink

Document>ZAppLink

このボタンを押すとProjection(投影)の設定メニューが出てきます。

Double Sided

両面投影

表示しているビューの真裏にも投影します

Enable Perspective

パースペクティブを有効にします

このチェックボックスをONにしない限りは、ZBrush上でパースペクティブ表示になっていても強制的に正投影になります

Fade(デフォルトではON)

端がフェードされます



ZApplinkProperties

Document>ZAppLink

複数ビューを同時にPhotoshopに送信する際に設定します。

Make Character Sheet

下のビューボタンで設定したビューを使って、現在のモデルのCharacterStrip.psdドキュメントを作成します。

Front – Back

Frontボタンを押すと、現在表示しているビューをFrontとして保存します。

Backビューは自動的に保存されます。

Rght – Left

Rightボタンを押すと、現在表示しているビューをRightとして保存します。

Leftビューは自動的に保存されます。

Top – Botm

Topボタンを押すと、現在表示しているビューをTopとして保存します。

Botmビューは自動的に保存されます。

Cust1 – Cust2

好きなビューで保存します

Clear To

単独のビューをクリアします。

クリアの方法は

  1. Clear Toボタンを押す
  2. クリアしたいビューを選択

Clear All

全てのビューをクリアします

Save Views

ビューのセットを.VWS形式で保存します

Load Views

保存された.VWS形式ファイルを呼び出します

ZAppLink Views(デフォルトON)

このボタンがONの状態でZAppLinkボタンを押すと、モデルマルチビューでPhotoshopに送られます。

ポリペイントにペイントする

今回は目をPhotoshopで描きます。

前提としてポリペイントは頂点カラーなのでモデルに十分な解像度が必要です。

  1. キャンバス上にモデルを描き、Editモードに入ります。
  2. サブディビジョンレベル(SDiv)を一番高い値に設定します
  3. 描きたいビューが複数ある場合、ZApplink Propertiesでビューを登録します。
    今回は正面と右側を登録
  4. ビューの登録が終わったらZApplinkを押します。ポップアップで必要な設定が終わったらDROP NOWを押し、Photoshopに送信
  5. photoshopで描きかき
  6. ZBrushに戻る前に作業レイヤーを統合します。そして上書き保存
  7. ZBrushに戻ります。すると画面上にこんなポップアップが現れるのでRe-enter ZBrushを選択

    しっかり上書き保存しよう
    ZBrushに戻った際にこんなポップアップが出た際は、編集したファイルが保存されていない可能性があります。Return to external editorを押してphotoshopに戻り、再度上書き保存してください
  8. 今回の絵的に端はフェードしてほしくなかったのでFadeのチェックは外してPICKUP NOW
  9. photoshopで描いた絵がポリペイントとして投影されました

テクスチャにペイントする

基本的にはポリペイントのペイント方法とほぼ同じです。唯一異なるのは事前にUV展開とテクスチャが必要な事だけです

  1. UV展開をします。ZRemesherでポリゴンを減らし、UVmasterで適当にUVを作成しました。
  2. Tool>Texture Map>New Texr(New Texture)で空のテクスチャを作成します。

    moco
    ここでのテクスチャの解像度はUVMapのサイズで決定されます。
    テクスチャを作成する前に、この値を変更してください
    後はポリペイントの時と同様です。
  3. 描きたいビューが複数ある場合、ZApplink Propertiesでビューを登録します。
    今回は正面と右側を登録
  4. ビューの登録が終わったらZApplinkを押します。ポップアップで必要な設定が終わったらDROP NOWを押し、Photoshopに送信
  5. photoshopで描きかき
  6. ZBrushに戻る前に作業レイヤーを統合します。そして上書き保存
  7. ZBrushに戻ります。すると画面上にこんなポップアップが現れるのでRe-enter ZBrushを選択

    しっかり上書き保存しよう
    ZBrushに戻った際にこんなポップアップが出た際は、編集したファイルが保存されていない可能性があります。Return to external editorを押してphotoshopに戻り、再度上書き保存してください
  8. 今回の絵的に端はフェードしてほしくなかったのでFadeのチェックは外してPICKUP NOW
  9. photoshopで描いた絵がテクスチャとして投影されました

歴史あるZAppLink

この機能は私が使用し始めたZBrush3.Xの頃には既に存在していた機能でTips動画も多く投稿されています。youtubeなどで探してみて下さい。

 

ルールを守って使えばシンプルで使い勝手がよいプラグインですね。

 

ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini

関連記事動画で学びたいならこちら

ZBrushCore超入門講座 シリーズ

Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(@nobgame)の書籍。

基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!


 


 

関連記事実際にやった感想

ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。

 

そしてちょっとしたユーザーの疑問にも丁寧に答えてくれる人格者でもあります!

2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。

作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門

タイトルどおりフィギュア制作の工程を通して学ぶため、非常に実践的です。初心者向けに工程が丁寧に解説されているので初心者におすすめです。

また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。



Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。

作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門

「作って覚える!フィギュア制作入門」が終わってのステップアップならこちら!

Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。

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