ZBrush-プロシージャルなノイズを!Surface Noise(サーフェスノイズ)の使い方

作品にプロシージャルなノイズを適用することができるSurface Noise(サーフェスノイズ)使い方ご紹介します。

 

  • LightBoxのプリセットしかアクセスできなくない??

というような方に向けて

 

この記事では

Surface Noiseの概要

Surface Noiseの使い方

をまとめています。

 

この記事がおすすめな人
  • 自動でノイズを加えたい人
 検証バージョンはZBrush2021.6.3

 

参考

Surface Noise| ZBrush Docs - Pixologic

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Surface Noiseとは

Tool>Surface

シンプルなパラメータとカーブでモデルにプロシージャルなノイズを適用することが出来る機能です。

 

デフォルトでは、ノイズは非破壊的(※元のデータを改変せずに、元のデータとは別の新しいデータとして結果を残す)にオブジェクトに適用され、いつでも変更や削除が可能です。

また、ワンクリックでスカルプト可能なジオメトリとしてモデルに適用することもできます。

主な3つのノイズ

SurfaceNoiseには主に3つのノイズが存在しています。

moco
便宜上
・基本ノイズ
・ジェネレーターノイズ
・アルファノイズ
と勝手に呼称します。
  1. シンプルにノイズを加える。BasicNoise(基本ノイズ)
  2. ジェネレーターで作成したノイズ

    関連記事ジェネレーター一覧
  3. アルファ画像を使ったノイズ

 

ジェネレーターノイズとアルファノイズは同時に使用することは出来ませんが、基本ノイズだけはジェネレーターノイズとアルファノイズどちらとも併用可能です。

Surface Noiseの使い方ー基本ノイズ

試しにBasicNoiseを作成してみます。

基本的な流れは

  1. Noiseボタンを押す。
  2. NoseMakerが開くのでノイズを作成。
    右側にあるメニューで作成します。細かな設定は後述しますが

  3. ノイズが適用されるとSurfaceの各設定が有効になります。
  4. Apply To Mesh適用することでモデルにノイズが適用されます。
    • SNormalノイズを適用する前にメッシュの法線を滑らかにします。高いNioseScaleとStrengthの値を使用する場合は、この設定を100にすることをお勧めします。

 

 Apply To Meshをで適用されるノイズのクオリティは、メッシュの解像度に依存します。ノイズをきれいに適用するためにはそれなりのポリゴン数を必要とします。ローポリであれば上手くノイズが反映されません。

ポリゴン数次第でNoseMakerでの表示とApply To Meshの結果が異なってしまうことご留意ください。

Surface Noiseが表示されない場合

  • Transformパレットの Quick 3D EditがONになっているか確認してください
  • ほかにもモデルが大きすぎる場合に、表示されない等不具合が起こります

LightBox>NoiseMakersを参考に

LightBoxにはたくさんのノイズプリセットがありますので、自分が欲しいものに近いモノを適用して確認して見るのが最適なノイズを生成する近道かもしれませんね

ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

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