
選択オブジェクトのみ表示するモード(Isolate Select)のご紹介です。
3dsmaxでは孤立モードとか言われているこちらの機能はシーン内で選択したオブジェクトだけを表示し、他のオブジェクトを非表示にする便利な機能です。
が、現実
- 何かキー押したら、Isolate Selectモードになってしまった
- Isolate Selectモードにホットキーあったんか…
と焦ったので調べたメモです。
この記事では
fa-check-circle-oIsolate Selectの設定箇所
をまとめています。
参考
コンテンツ
Isolate Select(選択項目の分離)
ビューパネルにアイコンがあります。ショートカットはCTRL+1
ビューパネル Show>Isolate Select>View Select をONでも同様の結果。
Isolate Selectの使い方(オブジェクトの場合)
- オブジェクトを選択
シーン内で表示したいオブジェクトを選択します(複数選択可)。 - Isolate Selectを有効化
- ビューパネルのアイコン
をON
- Show>Isolate Select>View Selected にチェックを入れる
- ホットキーCTRL+1
- ビューパネルのアイコン
- 選択したオブジェクトだけがビューポートに表示され、他のオブジェクトは非表示になります。
Isolate Selectの解除
すべてのオブジェクトを再表示するには、以下の手順を実行します。
- ビューパネルのアイコン
をOFF
- Show>Isolate Select>View Selected のチェックを外す
- ホットキーCTRL+1を再び押す
便利なポイント
- コンポーネントにも使用可能
- Outlinerとの連携:Outlinerで選択したオブジェクトもIsolate Selectに反映されます。
- 自動選択:Isolate Selectメニュー内の「Auto Load Selected Objects」を有効にすると、選択を変更するたびに自動で表示が更新されます。
注意点
- Isolate Selectはビューポート単位で動作するため、複数のビューポートを使用している場合は各ビューポートで設定が必要です。
- 非表示になったオブジェクトはシーンから削除されるわけではなく、単にビューポートで非表示になるだけです。
私は何かの拍子にCTRL+1を押したわけですね。焦らず対応しましょう
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