ZBrush2022が2021年11月18日にリリースされました!早速アップグレードを行ったのでその手順と注意点のご紹介です。
この記事では
fa-check-circle-oアップグレードとアップデートの違い
fa-check-circle-oアップデートの方法
fa-check-circle-oアップグレードの方法
をまとめています。
今回も無償アップグレード。
どうやって収益得てるんですか、、ホントにいいんですか、、
- ZBrush2021→ZBrush2022アップグレードはZUpdater.exeからはアップデートできません
- 2018~2021と併用可能です
- ZBrushを2020からZBrush2022にアップグレードしたい人
- ZBrushのアップデート(ex:ZBrush2021→ZBrush2021.1.1等)をしたい人
関連記事ZBrush2021
コンテンツ
アップグレードとアップデートとの違い
- アップグレードはZBrush2020→ZBrush2021のように、大きくナンバリングが変わり、新しいものとして提供される状態です。
- アップデートはZBrush2020→ZBrush2020.1.1のように、ナンバリングに変更はなく、小数点以下が変わり、主にバグの修正や現状をもとにした変更が行われます。(まぁ、ZBrushの場合はアップデートでも大きく機能追加があることもあるので何とも言えませんが、、)
と個人的には解釈しております。
そのためアップグレードはMy LicenseからのZBrushのインストール、アップデートはZUpgrader.exeからの更新作業と操作が異なりますのでご注意ください。
#ZBrush 2021.6を正式リリースしました!
既存のZBrushユーザーにとっては無料のアップグレードとなります。
新機能紹介はこちらをご覧ください。https://t.co/szNefC8Mpz pic.twitter.com/tq9b4qyzYe
— Pixologic Japan (@PixologicJP) March 2, 2021
ZBrushのアップグレード方法
アップグレードの場合は以下の手順が必要です。
ZBrush2021→ZBrush2022にしようと思っている方はこちらの手順で行ってください
My Licenseにアクセス
公式サイトよりMy Licenseにアクセスしログインします
ZBrushバージョン選択
ログインするとこのような項目があるので ZBrush2022をクリックします。
今回新たに注意書きが加わってました。以下翻訳ソフトに突っ込んだ読んでみると…
LEGACY VERSIONS
Although the current version is a free upgrade for all, Pixologic understands that some users may have need for earlier versions. These versions are unsupported and we cannot assist with issues you might encounter. Also, it is not possible to run multiple ZBrush versions on the same machine. If you install a legacy version you must first uninstall any newer versions.
現在のバージョンはすべて無料でアップグレードできますが、Pixologic は、一部のユーザーが以前のバージョンを必要としていることを理解しています。これらのバージョンはサポートされておらず、お客様が遭遇する可能性のある問題をサポートすることはできません。また、同じマシンで複数のZBrushバージョンを実行することはできません。レガシーバージョンをインストールする場合は、まず新しいバージョンをアンインストールする必要があります。
ZBrush2022のダウンロード
一番右のアジア圏のダウンロードサービスを選択します。
私はWindowsユーザーなのでこちら
赤枠の注意書きにはこのように記載されています
とのことなので無事に起動するまでまではアンチウイルスソフトは一旦OFFにしましょう。
ZBrush2022のインストール
DLしたインストーラーからインストールして終了です。
ZBrushアップデート方法
アップデートの場合は
C:\Program Files\Pixologic\(該当バージョン)>ZUpgrader.exe
を起動することで行うことができます。
関連記事実際にアップデート(不具合の修正されたZBrush2020.1のパッチ)をした記録
カスタムUIは常に新規で作成を
新機能追加に伴いUIも追加・変更されているので、面倒ではありますがカスタムUIはまた0から登録していきましょう。
ZBrush2022の新機能で遊ぶぞ!
公式サイト他様々な箇所で早々とZBrush2022の新機能についての解説動画が公開されています。
公式のオンラインドキュメントも更新されているので当サイトでもじっくり各機能を触っていきたいと思います!
XMDToolBoxに素早くアクセスできるようになったりと、楽しみですね。
希崎葵氏がZBrush2022の新機能を解説してくださった動画がアップされております!
毎回ありがとうございます!!
関連記事XMDToolBox
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
注目!ZBrush専用アカウントを作成しました。ZBrush関連の最新記事、過去記事を投稿するアカウントです。良ければフォローしてください
らくがきクリエイトmononocoのZBrush関連の記事(ZBrush、ZBrushCoremini、Keyshot)を投稿するアカウントを開設しました。
しばらくは過去のZBrush記事を不定期にツイートしていきます。記事投稿のみのアカウントです📢
本体(@mono_moco)共々よろしくお願いします🙏https://t.co/o1vZMSCPDU pic.twitter.com/nrQ5ExFC5P
— moco_ZBrushTips (@moco_ZBrush) December 8, 2020
関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini
ZBrushCore超入門講座 シリーズ
Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!
関連記事実際にやった感想
ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。
そしてちょっとしたユーザーの疑問にも丁寧に答えてくれる人格者でもあります!
リビングでちょろっと&セミナーで持ち出しなどでしたら、この辺でかなり充分だと思います。もうちょい低めでもいいくらい。
そして予約ありがとうございます!!!https://t.co/RaBYAf3a9z
— のぶほっぷ福井【ZModeler超入門講座】発売もうすぐ (@nobgame) 2019年11月4日
2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門
作って覚える!シリーズ第1弾。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。
作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門
作って覚える!シリーズ第2弾。
「作って覚える!フィギュア制作入門」が終わってのステップアップならこちら!
Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。