KeyshotでRealclothマテリアルを適用した際に黒く表示される問題の一応の解決方法のご紹介です。
ZBrush2021でクロス機能が追加され布地作りが楽しい最近。折角ならRealClothでレンダリングしようと思った所。
KeyShotでマテリアルを適用しても黒く表示される。
UVは展開してあるはずなのに、、
と解決策を模索した話です。
この記事では
fa-check-circle-oRealclothマテリアルを適用しても黒くならない方法
をまとめています。
- RealClothマテリアルが黒く表示されて困っている人
コンテンツ
発生状況
- ZBrush内でオブジェクトを作成
- UVmasterでUVを作成
- KeyShotへ転送
- RealClothマテリアルを適用
での結果です。黒い。
試したこと、確認したこと
- プラスチックなどのマテリアルは表示される
- RealClothのサンプルシーンは正常に表示できる
- KeyShotで作ったオブジェクトにはRealClothマテリアルが表示される
- ZBrushからシンプルなオブジェクト(キューブ等)で試したがやはり黒いまま
オブジェクトに問題がありそうだという結論に達しました。
関連記事作り方は至って普通
問題はUVにありそう
RealClothのチュートリアルやドキュメントを読んでも
UV展開済みのモデルで!
との話があったため問題はUVだろうと絞って対策をしてみました。
しかしZBrush専用のKeyShotを購入していたため、データはZBrushからしか送れません。
OBJで書き出してKeyshotで読み込みは出来ないのです(多分)
他にも原因があるのか??とyoutube等でチュートリアル動画等を見ましたが解決せず
関連記事KeyShot購入時の話
【解決策】ZBrushでテクスチャをつけてKeyshotに送る
ZBrushで適当なテクスチャを適用してからKeyshotへ転送します。
UVがおかしいならテクスチャもおかしく表示されるのだろうか、と適当なテクスチャをつけて転送したところ無事に表示。
試しにその状態でRealClothのマテリアルを適用したら無事に反映されました!!
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
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関連記事実際にやった感想
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作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門
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Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。