Dynamic Subdivision(ダイナミックサブディビジョン)の新機能MicroPolyの基本的な使い方とMicroPoly周りの各設定のご紹介です。
この機能はメッシュに選択したポリゴンをあて布の織りなどの表現をすることが出来ます。また、簡単に他のMicroPolyメッシュに切り替えることもでき、メッシュ化することも可能です。
さてどうやって遊べばいいのかな?
そんな方に向けて
この記事では
fa-check-circle-oMicroPolyの使い方と注意点
をまとめています。
- MicroPolyの使い方を知りたい人
参考
Cloth Simulation-MicroPoly| ZBrush Docs
関連記事Clothと合わせて使うと効果的!
関連記事DynamicSubdivisionの設定はこちら
MicroPoly(マイクロポリ)の基本的な使い方
MicroPolyの適用は2ステップ。
- Tool>Geometry>Dynamic Subdiv> MicroPolyをONに
- ポップアップから適用したいメッシュを選択
あとは必要に応じて設定をいじって微調整
至って簡単ですね。
ポリゴンによって決まる密度
Nanomeshのようにポリゴンに対して適用されるため、
Smooth Subdivスライダーを高い値に設定するとベースとなるポリゴンの数が増え、マイクロポリがより小さく、より多く見えるようになります。
MicroPoly(マイクロポリ)の各設定
関連記事以前のダイナミックサブディビジョンの設定(いずれこちらもZBrush2021に合わせて修正します)
MicroPoly On
MicroPolyを有効にします。
サムネイルに何も表示されていない場合は、ポップアップが表示されますので、メッシュを選択することができます。
MicroPolyサムネイル
MicroPolyメッシュを表示します。
サムネイルをクリックすると標準で用意されているMicroPolyメッシュのポップアップが表示され、メッシュを変更することが出来ます。
参考デフォルトで用意されているMicroPolyメッシュ
CTRL+サムネイルクリック
ToolパレットのQuick Pickポップアップを表示します。
関連記事応用編
ALT+サムネイルクリック
選択したMicroPolyを編集するため、Toolパレットに追加します。
↑/↓
上矢印(↑)は前のMicroPolyを選択します。
下矢印(下)は次のMicroPolyを選択します。
Fit
ポリゴンサイズに合わせてMicroPolyをスケールします。
デフォルトではON。
OFFにすると、すべてのメッシュが同じサイズになります。その結果、メッシュが分離して見えてしまうことも。
Weld
MicroPoly同士、重なった頂点を結合します。
デフォルトではON。
この機能が適用されていることでApplyでメッシュに変換した後もメッシュは穴を作らずに subdividedをかけることが出来ます
Scale
ベースメッシュのポリゴンに対するMicroPolyメッシュのサイズを決定します。
- FitオプションがOFFの場合、値が大きくなるとMicroPolyメッシュが重なってしまうことがあります。
- FitオプションがONの場合、ScaleはZ軸にのみ影響し、最も低い設定ではメッシュはフラットになります。
Align
可能な限り、MicroPolyメッシュをすべて同じ方向に整列させるように設定します。
メッシュが明らかにタイル状になっている場合は、このボタンを押してみてください。
Rot Z
Z軸を中心にMicroPolyメッシュの回転させます
その際にはRotXを何度かポチポチ適用すれば動くように
Rot X
X軸を中心にMicroPolyメッシュの回転させます
メッシュの密度=目の細かさ
それを意識してモデル作りをするのが良いようですね。
Micropoly の適用自体は非常に簡単なので是非挑戦してみて下さい!
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