【ZBrush】彫刻刀のような彫り込みを! ScribeStandard/ScribeChiselブラシ

彫刻刀のようにエッジの利いたスカルプトが出来るScribeStandard/ScribeChiselブラシのご紹介です。

 

ZBrush2022で追加されたカーブサブステップスライダーを利用したこちらのブラシ。

  • 特徴は?

という方に向けて。

 

この記事では

ScribeStandard/ScribeChiselブラシの概要

参考動画

をまとめています。

 

 検証バージョンはZBrush2022.0.1
 タグのZBrush2022アクセスすると関連記事が全て表示されます

 

参考

What’s New in ZBrush 2022| ZBrush Docs

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ScribeStandard/ScribeChiselブラシ

B>S>C/B>S>S

DragDot ストロークを使用し、設定したアルファをインスタンスで描画しつつカーブで描きます。

このインスタンスの数はStroke>Curve>SubStepで調整することが出来ます。

通常のカーブブラシと同様にStroke>Curve Modifiersのグラフを使って、Scribeラインの始点から終点までの形状を変更できます。

SubStep

StrokeがDragDotを選択している場合、選択されたアルファがCurveに沿って何回適用されるかを制御します。

 

例えば、このスライダが10に設定されている場合。ZBrush は、カーブ上の赤から黒への移行ごとに、選択されたアルファを 10 回繰り返して適用します。低い値では、設定したのアルファインスタンスが確認できます。

■低いとこのような感じ。スティッチを彫るのにも使えそうですね

カーブやアルファの設定をいじると色々楽しいストロークができそうですね

関連記事カーブ編集のあれこれ

参考動画

このブラシに関してはドキュメントよりも、希崎葵(@kizakiaoi)氏の解説してくださった動画の方がわかりやすいかと思います。

ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

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ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。

 

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2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。

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