先日3人目を無痛分娩にて出産してきました。

上の子二人は普通分娩(経膣分娩)で出産し、今回が初めての無痛分娩でした。

 

 

もう予定はありませんが、もし、出産するなら絶対無痛分娩を選択したい!そう思えるほど、3人の出産の中で一番平和なお産でした。

 

 

無痛分娩はそのリスクや無痛処置による陣痛の長時間化など、人によってさまざまな状況があるかと思います。その中でも、私の場合は順調と言われる流れに乗ることができました。

 

 

そんな出産レポを兼ねた無痛分娩の状況をお伝えできればと思います。無痛分娩ってどんな感じ?と検討している方への参考になればと思います。

 

 

あくまで私の通っていた産院での流れになるので一例として認識して頂ければとおもいます。

 

 

無痛分娩で感じたことは

無痛分娩は、事前処置が色々痛い

無痛分娩とは言え、お腹が張る感覚・多少の痛みはある

無痛分娩時の体力温存具合は普通分娩の比ではない!

 

 

自然分娩のあののたうち回るような地獄の陣痛時間を味わっているからこその感動がそこにありました。

 

 

とにかく無痛分娩を選択してよかったです。

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無痛分娩できる前提条件(私の産院の場合)

私の通っている産院で無痛分娩出来る条件です。

 

 

・無痛分娩出産できるのは38週以降

・麻酔医いる平日のみの対応

・計画分娩(1日1組対応のため、具体的な日の指定はできない)

・夫の立会出産可

 

 

事前の採血や無痛分娩における諸々の同意書が必要なため、普通分娩からの切り替えや予定日前の陣痛などには対応しておりません。

 

 

産院によって、条件は異なりますので事前に確認しておきましょう。私は妊娠後半になって、無痛分娩が出来る条件を知り(※単なる私自身の確認不足)、臨月に入ってからずっと無痛分娩できるのか(その前に生まれてしまうのではないか)ハラハラしていました。

 

 

関連記事無痛分娩のリスクについてはこちら。

 

無痛分娩の流れ

一連の流れです。

【前日】

午後に入院、ラミナリアによる経管拡張処置

【当日】

7:00~処置開始。

8:00~陣痛促進剤、硬膜外麻酔開始

14:00 出産

 

 

陣痛誘発に数日かかることもあるとは聞いていたのですが、今回は順調に出産できた方だそうです。

出産前日 午後入院

書類の不備があってもなんなので、夫も休みをとり、一緒に病院へ行きました。事前にシャワーを浴びて、化粧等も一切落としてから来るよう言われていたのでそのように。

入院手続き

受付にて

 

・無痛分娩の同意書提出

・母子手帳等の提出

・入院部屋の選択(※絶対個室派)

・病院からもらえる出産祝い品の選択

 

などの入院手続きを終えて、

 

・血圧

・体重

・採尿

 

を先に行ったあと、病室へ案内され入院用のパジャマに着替えました。

その後、無痛分娩の事前の処置を行うとのことで、夫は帰宅。私は処置室へ。

事前処置~ラミナリアによる経管拡張~

まずは内診で子宮口の開き具合を確認しました。

その3日前の最後の妊婦検診では1,5センチ程度。今回は約2センチ。

 

医師
経管広げる処置をやっていきますね~。ラミナリアと言うこういうの入れていきます。(※後程図解)
やったことあります?

 

医師
流産手術の時は1本ぐらいだと思うんですが、今回は8本予定です

moco
8本!?うぇ、、がんばります、、
ラミナリアとは子宮口を広げる経管拡張の処置に使われるための器具で、紐の付いた細長い棒のような形状をしています。狭い箇所に差し込み、身体の水分を含んで膨らみ、経管を拡張するため差し込むのも痛い・出す時も痛い処置です。
前回1本でもヒェっと声にならない痛みであったのに、それを8本も差し込まなければならないのかと絶望しましたが、前回同様深呼吸して痛みを逃します。

moco
いぃぃいぃったぁぁぁぁぁぁ

医師
もしトイレで抜けたりするようだったら、そのままにしてナースコールしてくださいね

と腕に点滴の針をさし、抗生剤を点滴で入れ、事前処置は終わりです。お股を触ると棒がガチャガチャを入ってる状況で一晩過ごします。

出産当日

当日朝、分娩着に着替え、靴下、紙ショーツ、ナプキンのみ装着して、分娩に必要なもの(水分やタオル、リップなど)をもって出陣です。もう出産するまで病室に戻ることはありません。

 

 

分娩室に到着。

私の産院の分娩室は足元の方が隣室と抜けていて助産師の方が自由に行き来できる構造になっています。

(後程図解)

 

私が分娩室に入った時は、隣の部屋に既に陣痛中の方がいました。

7:00 NSTと点滴開始

NSTを行いつつ、これから始まる陣痛促進剤・麻酔の流れをよくするために身体に水分を入れるための点滴(生理食塩水?)を開始しました。

 

 

ほどなくして、お隣で陣痛中の妊婦さんが出産間近に。

朝の人員も少ない中、助産師さんがバタバタし始めたその頃、、

 

トラブル発生!!点滴が刺さってない!?

点滴を刺した箇所から水漏れ発生(笑)その付近の皮膚も腫れる始末。

 

さすがにこの状態不味かろうと、お隣の分娩でバタバタしている中、恐縮しながらナースコールをしました。お隣の出産優先で、とりあえず私の点滴を一旦中止、針は引っこ抜かれました。

 

 

お隣の出産が終わるまでNSTをしつつ備え付けのTVでニュースを見ることに。

7:45 点滴再開

7;30頃にお隣さんが無事に出産。

 

 

赤ちゃんの体重測定機器が私の分娩エリアに置かれていた為に助産師さんが生まれたばかりの赤ちゃんを遠目で見せてくれました。

 

助産師
かわいいでしょ~!
mocoさんは昼か夕方ぐらいに会えるかな~

 

moco
おめでたいですね~!
そのぐらいで会えるといいですねー!
そんなやり取りを経て、点滴処置再開です。
私の腕は血管が刺さりにくいようで、計3人の助産師さんがチャレンジ。トータル4回刺された末に、一般的に痛いと言われる手首の骨の上の血管で点滴を再開しました。
点滴やったことがある人はわかると思いますが、点滴の針って太くて長くて、刺したあとに血管を探されるとスゴくすごく痛いんです。今回の無痛分娩の処置の中でこの点滴の針が刺さるまでが何気しんどかったです。

8:00 恐怖のラミナリア抜き

前日に入れたラミナリアを抜くことになりました。もちろん麻酔なんてありません。これがまーーーー痛いんです。

 

 

差し込まれたラミナリアを一つ、また一つと抜いていきます。

医師
3㎝まで広がりましたねー

助産師
mocoさん。良かったですね!ラミナリアちゃんと仕事果たしましたよ!

moco
一晩頑張って1㎝、、、 (´・ω・`)

8: 30 無痛処置と陣痛促進剤開始

いよいよ無痛用麻酔の処置開始です。

分娩着を半分脱ぎ、背中を出した状態で待機、麻酔医の先生が来るのを待ちます。

 

助産師
じゃあ、背中を丸めるようにしてくださいね。手は膝の下に入れて抱えるようにするとあまり苦しくないですよ。
(後程図解)

麻酔の先生が到着し、消毒、ビニールを被せて、腰と背中の間ぐらいに先ずは注射1本。ツーンとした感覚が腰にむけてほんの冷たい感覚が走り、その後麻酔用の少し長め管が刺されました。

 

助産師
痛いですよね、頑張って下さい

moco
1回で終わる分、さっきの点滴よりましですよ(笑)

麻酔医
じゃあ、試しに少し麻酔入れますね~、ちょーっと足が温かくなる感じになります。耳鳴り、口のなかが金属っぽい味がするとかないですかね?足が動かないとか

moco
大丈夫です。動きます

助産師
促進剤を入れて行きますね。少しずつ入れて様子を見ながら量を増やしていきます。体起こすと下半身に薬がまわりやすくなるので背もたれ起こしますね
ということで、分娩台の上で座った状態で9時ごろから無痛分娩が開始されました。

9:30 夫到着~歓談タイム

立会分娩のため、割烹着のようなエプロンを付けた夫が分娩室に到着。

特に何も変化はないので、テレビをみつつ子供の様子などを話していました。

 

 

その最中、お隣に陣痛発生で来た妊婦さんが入ってきました。

無痛分娩時の感覚と陣痛の頻度について

無痛というものの、無感覚ではないので陣痛の度にお腹の張りは感じます。

陣痛が強くなると生理痛に似た痛みが出てきます。

 

 

30分ごとに痛み感覚を確認され、大丈夫であれば促進剤増量。痛みが増して来たら麻酔医の先生を呼んで麻酔の追加をしてもらいます。麻酔の追加をされると痛みが収まり、また張った感覚に。

 

陣痛の間隔は陣痛剤を増やすたびに短くなり、頻度はあがっていきます。

12:00 ~陣痛の間隔が2,3分ごとに

促進剤から3時間ほど、陣痛の間隔が2,3分に狭まり、痛みは重い生理痛程度になってきました。

 

助産師
無痛分娩はいたちごっこみたいなもので、痛みが緩和すると進行がゆっくりになって、で、また痛みが強くなっての繰り返しなんですよね
とのことだったので、夫の仕事の都合上どうしても当日に産みたかった私はしばらく陣痛に耐えることにしました。
上の子の時(※自然分娩)2~3分ごとの陣痛と言えば、もうベッドにしがみついて痛いー!腰押して!子宮口まだ開いてないんですか!?過呼吸になりつつと呻いた頃。

moco
あー痛くなってきた~。でもまだ(薬入れずとも)耐えられるわ~。
あーいたたたたー。ヤバい。無痛すごいね!!
とまだまだ余裕を残しつつ、夫と話せる状態でした。

12:40 ~子宮口5㎝ 初おしるし。

そうこうしているうちに、おしるしが出始めたので内診。子宮口が5㎝まで広がってました。

moco
一晩頑張って1㎝だったのにこの数時間で2㎝も開くんだな、、薬すごい

 

助産師
そろそろ、お尻の方に圧迫感とか出てくるかと思います。
痛みが出てきたら教えてくださいねー。薬追加してもらいます。
と助産師さんの言う通り、しばらくすると痛みと共に排便感に似たお尻への圧迫感を感じるようになりました。
その頃お隣の妊婦さんの陣痛MAX。助産師の方々がバタバタとし始めたので、念のため麻酔をを追加してもらいました。

13:20~子宮口全開 お隣とタイミングが丸かぶり!

お隣の妊婦さんの出産準備の声と子宮口の開き具合についてのやり取りが活発になされる中、私自身の陣痛の頻度も上がり、薬で若干緩和された生理痛に似た痛みとお尻への圧迫感が常時感じられるようになったため、念のため内診。

医師
え?子宮口全開してる?降りてきてるし。
もう一回見てみるね。、、、、、、あ、やっぱり全開してるわ。
(助産師さんに)準備準備

moco
え?30分ぐらい前までまだ5㎝だったのに?

助産師
(お隣さん)も、もうすぐです。
じゃあmocoさん、準備しますねー。
とまさかのお隣さんと同時に出産を迎えることになり、出産に向けてビニールシートをひいたり、股の消毒をしたりと慌ただしく準備がなされました。
人員も追加され、医師も追加、どっちに誰が行くかの相談をしていました。

moco
すごいね、、、次男の時は今頃叫んでたよねー。
あー痛ー

ホントだよね。さっき麻酔追加してもらってよかったねー。
と、重い生理痛の痛みがありつつも、出産直前とは思えないほど普通に夫と会話をしていました。

医師
じゃあ、破水させますねー。
、、、(指をずぼっと差し込み)はーい破水しました。

moco
あ。そんな容易く

助産師
じゃあmocoさん。また陣痛が来たらいきんでいいですからねー
と自然分娩時にあったいきみたいという感覚はなかったため、陣痛のお腹の張りに合わせていきむしか出来ませんでした。
とはいえ、自然に沸き起こるはずのいきみたい感覚がなかったため、さながらおしりの圧迫感を押し出す、便秘をひねり出すようなイメージですね。
両親学級にて、いきみの練習(いきむ際には目を見開いてお腹側を見るなど)があってよかったと心底思いました。

14:00~長女誕生!

医師や助産師の方はNSTの波をみつつ、私はお腹の張りや排便感、助産師の指示に合わせてよくわからないながらいきみました。
2回ほどいきみ、3回目をいきもうとしたその時

助産師
mocoさんストップ!
もういきまなくていいですよ~、力抜いてください~

moco
え?もう終わったの?

え?そうみたい?
と、力も気もを抜いていると、ずるりと長女誕生。
元気な泣き声をあげてくれました。

moco
おぉー産まれたー。
(夫に)写真写真

はいはい
そうして胸元に赤ちゃんを抱っこさせてもらい、写真撮影をして、計測をしてお別れしました。

お疲れ様。
痛みとか大丈夫?なんか余裕そうだね。

moco
ホントね。麻酔きいてるからそれほどでも。疲れたけど。
無痛すごい!薬様々だったよ、ホント
と産後の2時間の休息タイムの合間、上の子たちの出産と今回の出産について語りあったり、とにかく無痛すごいね!とばかりしゃべっていました。
無痛の麻酔が抜けるまでに少々時間がかかった(痺れの感覚がなくなるまで)ため、結局2時間半ほど分娩室で休んで病室に戻りました。

2人目から無痛分娩にすればよかった

普通分娩のあの苦しみを思えば、無痛分娩はなんて平和なんだろう。

 

 

そう思えるほど平和なお産をすることができました。

 

 

無痛分娩においてリスク費用面での負担、事前処置の痛みはありますが、あの陣痛の苦しみ重たい生理痛程度で治まると思えば、出産に対してのネガティブな気持ち(※もう出産はこりごり)は普通分娩で産んだ次男の時より軽かったです。

 

 

無痛で出産した分、麻酔が切れたあとの後産や会陰切開(今回は単に割けた)の痛みがしんどかったですが、それでも通常の分娩よりも体力は温存されていました。私の場合、陣痛促進剤によって陣痛時間短縮されたことが要因としてあるかもしれません。(前回12時間、今回4時間半)

 

 

経済的にも体力的にももう次はないですが、もし次出産する機会があるようなら必ず無痛分娩を選択します。そう断言できるほど平和なお産でした。

おまけ:無痛分娩の費用は?

約+10万円でした。

 

 

前日入院+個室選択(15,000円/日)ということもあり、通常の自然分娩・大部屋選択からは約+20万円ほど上乗せされた金額が請求されましたね。

 

 

出産一時金を利用してもなお、30万円ほど出産費用として自費で支払いました。

 

 

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