9カ月に入っての、33週の妊婦健診で尿糖+3で引っかかり、その後75gブドウ糖負荷試験(75gOGTT)を経て妊娠糖尿病と診断されました。
今回はその検査の経過と検査内容について。
妊娠糖尿病ってなに?原因は?それが出るとどうなるの?赤ちゃんへの影響は?治療方法は?
など、疑問と不安が入り交じる今回。
基本的な対処としては食事療法と運動療法が主となるのですが、私の場合、現在34週という時期と37週まで産休に入らない状況を鑑みて、主に栄養指導及び栄養管理を基本とした対応となりました。
妊娠糖尿病における栄養指導の内容に関しては別途まとめたいと思います。
今回のポイント
fa-check-circle-o妊娠糖尿病は肥満でなくても発症します
fa-check-circle-o妊娠糖尿病は母体だけでなく胎児・新生児にも影響がでる可能性があります
fa-check-circle-o基本的には食事療法と運動療法。重篤度によってはインスリン注射の可能性もあります。
私の検査結果からの検査の流れのため、一概には当ては当てはまりませんがご参考までに。
コンテンツ
妊娠糖尿病とは
妊娠中に発症、あるいは初めて発見した、糖尿病に至っていない糖代謝異常を指します。
妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に“明らかな糖尿病”と診断された場合は妊娠糖尿病には含めませんが、これらは妊娠糖尿病より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。また妊娠前に糖尿病と診断されている場合は、血糖を十分に管理し、糖尿病の合併症(網膜症や腎症)がある場合、その状態の評価を行った上で計画的に妊娠することが、健康な赤ちゃんを産むために非常に大切です。
妊娠糖尿病になりやすい人
- 糖尿病の家族歴がある(特に両親・祖父母)
- BMI値が高い人
- 過度の体重増加がある
- 35歳以上での妊娠
- 4000gを超える巨大児や過剰発育児の分娩歴
- 強度の尿糖陽性
- 以前または現在、妊娠高血圧症候群・羊水多可症
など
妊娠糖尿病診断時(34週)での私の状況
- 実父が糖尿病歴あり
- BMI→産前:20.2の普通体重、現在:23.88の普通体重範囲内
- 体重増加→産前から約+10kg
- 33週の妊婦健診で初めて尿糖がでた
母体・胎児のリスク
病院からの資料によると
母体のリスク | 胎児のリスク | 新生児の合併症 |
など |
など |
など |
私が妊娠糖尿病と診断されるまで
33週の妊婦健診で尿糖+3→簡易検査
いつも通りの妊婦健診。
通常の
- 採尿・血圧
- 腹部エコー
- 問診
そのほか
- 内診(膣分泌液及び肛門周りの細菌検査)
でしたが、今回は腹部エコー、問診の前に採血室へお呼び出しがかかりました。
これで100(mg/dL)未満だったら大丈夫です
指先から少量の血液を採って測るタイプの血糖計で測りました。
パチッと一瞬。わずかな痛み程度で計測です。
朝、果物とか食べました?
前日の夜からご飯を食べないでもらって、糖の入ったサイダーを飲んでもらって、血糖の変化を測ります
経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)
10時間以上の空腹状態で来院して、空腹時の採血を行った後で75gのブドウ糖が入ったソーダ水を飲み、1時間・2時間後の血糖値を調べます。
34週 ブドウ糖負荷試験のため再来院
私の場合も、前日の21時以降~絶食(水、お茶のみOK)、翌日9時から検査開始でした。
- 空腹時の採血+ブドウ糖摂取
- 1時間後の採血
- 2時間後の採血
- 結果待ち(~30分)
- 問診
という流れで、約2時間半~3時間ほどかかる検査でした。
1. 空腹時の採血+ブドウ糖摂取
空腹状態で1回目の採血後をした後にトレーランG液75gという甘い炭酸ソーダ水を飲みます。
これ飲んだ。
トレーランG75g
75gだから大したことないかと思ったら、サイダードリンクで250mlぐらい飲むことに。三ツ矢サイダーのちょっと変則型っぽい味。
炭酸苦手だからゲフゲフ。
以降呼び出さないから時間になったら勝手に採血しに来てくれやとw#妊婦 #妊娠糖尿病https://t.co/NlI9WkfdE1— moco@CG系WM 2児&34w (@mono_moco) 2018年9月8日
5分以内に飲み切ってくださいとのことで、結構頑張って飲みました。
2. 1時間後の採血+「妊婦糖尿病とは」のレクチャービデオを見る
指定された時間に再び採血。
その後、隣の小スペースにて妊娠糖尿病の発生の原因、母体・胎児へのリスク。
今後の流れについてなどのレクチャービデオを10分ほど鑑賞しました。
3. 2時間後の採血
指定された時間に再び採血。
4. 結果
30分ほどで結果がでました。
私の結果
血糖 | 測定値 | 基準値 |
空腹時 | 74㎎/dl | 92㎎/dl未満 |
60分後 | 157㎎/dl | 180㎎/dl未満 |
120分後 | 167㎎/dl | 153㎎/dl未満 |
2時間後の血糖値がアウトでしたT△T
1つでも当てはまれば、妊娠糖尿病確定で、治療が必要です。
5. 問診
早い週数であれば、他の病院に転院してもらう可能性もあったんですが、mocoさんの週数(34w)を考えるとここで頑張って治療をしていきましょう。
これから健診のたびに血糖値の検査もしていきます。
この後、栄養指導を受けてください。
と、午後から1時間ほど栄養指導を受けました。
ブドウ糖負荷試験の費用
その後の栄養指導も含めて 3,890円でした。
コレが今後の妊婦健診+αでかかってくると思うと、栄養管理は大事だな、、と思い知らされます。
まとめ
正直、体重の増加も次男出産時に比べればましでしたし、健診前に板チョコを食べていたせいだと思っていたのでまさか妊娠糖尿病の診断が下るとは思ってもみませんでした。
前回の妊娠生活から3年以上経過し、私自身年齢を重ねていますし、3人目という気のゆるみからお世辞にも健康的な食生活を送っておりませんでした。(次回、栄養指導と共にまとめたいと思います)
fa-check-circle-o妊娠糖尿病は肥満でなくても発症します。
fa-check-circle-o妊娠糖尿病は母体だけでなく胎児・新生児にも影響がでる可能性があります。
fa-check-circle-o基本的には食事療法と運動療法。重篤度によってはインスリン注射の可能性もあります。
ということを念頭において、これから妊娠生活を送る方は気を付けて生活をしてください。
とりあえず、脱甘い物生活と野菜生活です。
スイーツ等甘いものが食べれないのは個人的につらいですが、あと1カ月の辛抱だと頑張りたいと思います。
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