【Light Tracer Render】簡単!シンプル!インストール方法と各UI

PBR、フィジカルベース(物理ベース)レンダリングが出来るレンダリングソフトLight Tracer RenderNativeWindow/Mac)版インストール方法と各UIのご紹介します。

 

WEB版も操作性に大きな違いはないので

一体どんな設定が、何ができるんだろうか?

という方に向けて

 

    この記事では

    Light Tracer Renderの簡単な概要

    Native版インストールから登録

    Native版の各UI

    をまとめています。

     

    Light Tracer Renderの基本情報は別途まとめているのでまずはそちらを一読してからこの記事をお試し下さい。

    記事が長くなってしまったので実際のデータを用いての使い方のは次の記事で行います

     

    この記事がおすすめな人
    • Light Tracer Renderをインストールしたい人
    • Light Tracer RenderのUI(何が出来るのか知りたい)人

     

     Light Engine LLC様よりPerpetual Licenseのご提供を頂きました。レビューに関するポリシーはこちらをご確認下さい。
     2021年2月。Light Tracer Render1.8.1の情報です

     

    関連記事Light Tracer Renderの基本情報

    スポンサーリンク

    Light Tracer Renderの簡単な特徴

    扱えるデータの形式や契約の種類価格等は基本情報の記事でまとめています。

    • NativeWindow/Mac)版Web版がある(※それぞれアクセスするサイトが若干異なるので注意)
    • Native版は基本有料。無料体験期間は14日間。
    • Web版は機能制限があるものの無料で使える
    • Native版はWEB版より高度な機能を提供している
    • 日本語ドキュメント、テキストベースのマニュアルは無い

    Native版のインストールと登録

    Native版を使用するにはアカウントの登録が必要になるので、メールアドレスが必要になります。

    インストール

    スタンドアロンで起動するNative版はWEB版と異なりソフトをDLする必要があります。以下サイトより

    ご利用されているOSを選びます。私はWindowsユーザーなので左。

    moco
    DLにはそこそこ時間がかかります
    DLした.exeファイルをダブルクリックするとこのような警告が出ます。
    これは実行しようとしたアプリやファイルの危険性がないかどうかの確認を促す警告のため特に問題があるわけではありません。
    詳細情報をクリックしてインストールを続けます。

    アカウント登録

    Light Tracer Renderを起動すると最初にユーザー登録の画面になります。

    雑訳
    登録後、14日間の無料試用期間を得ることができます。 永久ライセンスを取得するには、lighttracer.orgを訪問してください。

    すでにアカウントを取得済みの私はSign inタブからサインインします。

    ■起動しました

    Light Tracer Renderの各設定

    基本的にメニューも多くなく、いたってシンプルな画面構成になっています。

     解説している機能は私が実際に触ってみての感想なので、実際の元の異なっていたらごめんなさい

     

    ■ざっとまとめたUI

    参考動画

    現在、テキストベースのマニュアルがないので(開発元に確認済み)、動画から使い方を見ていきましょう。

    ※2022年追記:開発元のブログに機能解説がなされているようです。

    Tutorial: Basic UI - Light Tracer Render

     

    こちらはWEB版の解説をしていますが、さして変わりがないのでまぁいいでしょう。

     

    テクスチャ割り当てる方法、質感を調整するフローに関してはこちらの動画をご確認ください。

     各機能マウスオーバーすると機能の説明が出てきますので、そちらを読めば何となく機能がわかります。ダメなら翻訳サイトに入力しましょう

    Scene Explorer

    UI左上。シーン内のオブジェクトの管理

    ①Make Floor:床を作成
    好きな形状を選びます。

    Scene Explorer内で表示する要素

    左から

    • ノード※デフォルト
    • マテリアル
    • ライト

    ③オブジェクトを削除

    ④オブジェクトを複製

    ⑤オブジェクトの表示/非表示

    名前の変更

    名前の上でダブルクリック

    Enviroment

    UI左下。ライトと背景を管理します。

    ①照明情報

    左から

    • ライト無し
    • パノラマ(HDRI)※デフォルト
    • グラデーション

    ②HDRIのマップ変更、マップのブラー度合変更

    ③エミッター(ライト)の追加

    ④エミッターの表示/非表示

    ⑤使用中のマップ

    ⑥追加されたエミッター

    ⑦背景

    左から

    • 背景無し※デフォルト
    • グラデーション
    • イメージ

    View

    UI右側タブ。カメラと動画を管理します。

    デプス()や三分割法用のグリッドの表示()等も出来ます

    三分割法用のグリッド

    デプスコントロールも簡単

    ■動画も出せます

    Rendering

    UI右側タブ。レンダリングを管理します。

    ①解像度

    ウィンドウサイズの他、カスタムでサイズを選べる

    ②ポストエフェクト(後処理のエフェクト)

    トーンカーブやブルームエフェクト、ノイズ処理の設定項目がある

    ③ウォーターマーク

    右下のマーク。カスタム設定することも出来る

    ④テクスチャのフィルタリング設定

    Library

    UI右側タブ。マテリアル

    ドラッグ&ドロップすることでモデルに適用できます。

    色味の調整やテクスチャはオブジェクトを選択して、Propertiesタブにて行います

    Properties

    UI右側タブ。オブジェクトプロパティ

    オブジェクトを選択することで表示されます。オブジェクト毎にマテリアル、テクスチャを設定する項目があります。

    ベースマテリアルはこちらの3種。
    カスタムでマテリアルを作成する場合は。まずはここを選んでから始めます。
    それぞれ適用できるテクスチャが異なるので実際に試してみて下さい。

    次回はNative版を使った動画の作成

    この記事でご紹介した情報を基に次回は実際にデータを使っての使い方をまとめたいと思います。

     

    関連記事まとめました

    使用している最中、判明した使い方があれば随時追記していきます

     

    Twitterでフォローしよう

    おすすめの記事