いよいよ38週を迎え、産院にて無痛分娩の予約と共に出産予定日を決めてきました。
無痛分娩時における分娩誘発と促進とリスクについての説明も受けたので、そのご紹介です。
私の通っている産院では、無痛分娩は平日対応、1日1人という非常に狭き門のため、出産予定日前日に出産予定というギリギリのタイミングでの予約となってしまいました。正直、その前に出てきてしまう(その場合は普通分娩)のではないかと戦々恐々です。
無痛分娩を希望される方は通っている産院がどのような条件で無痛分娩が可能なのか事前に確認し、取れるなら早めに予約を取りましょう。
関連記事都内では24時間無痛分娩に対応してくれる産院もあるそうです。
コンテンツ
38週の健診内容
今回の妊婦健診の内容です。
通常の
- 採尿・血圧
- 腹部エコー
- 問診
子宮口の開きぐあいを診るための
- 内診
妊娠糖尿病の経過観察のための
- 血糖値測定
無痛分娩予約に際しての
- 採血
を行いました。
子宮口も今は1㎝ぐらい開いているかな?
(※何の根拠もない思考)
無痛分娩の予約とリスクの説明
無痛分娩の予約と当時に無痛分娩についての分娩誘発・促進とリスクについての説明がありました。
分娩誘発と促進の違い
誘発とは、陣痛のない状態の子宮に処置や薬物投与を行い、陣痛を起こして分娩へ導くこと。
促進とは、陣痛が弱いと判断した際に薬剤投与で陣痛を強くすること。
基本的に母児のリスクが低くなると判断した場合に限り使用されます。
今回は無痛分娩を安全に行うために、平日、日中の分娩が必要という理由により誘発・促進が行われる予定です。
分娩誘発・促進の方法
- 入院は前日の午後。
- 子宮口が開いていない場合は、ラミナリアという細い棒を何本か挿入します。
- 当日。ラミナリアを抜去。子宮頚管の熱化が良好であれば、子宮収縮剤を使用します。
(頚管の熱化か不良であれば再度、ラミナリア挿入。状況によっては2日以上かかることも) - 当日の朝9時過ぎから、陣痛を起こすために、オキシトシン又はプロスタグランジンの点滴を行います。薬の効果には個人差、子宮の状態により差があるため、少量から開始し、徐々に増量していきます。その際には分娩監視装置で胎児の心拍と子宮収縮を連続的にモニターしながら行います。最大量の子宮収縮剤を使っても陣痛にならない場合は、いったん中止し、翌日に再び点滴を行います。(薬を変更することもあり)
参考
陣痛の誘発や促進時に使われる子宮頸管熱化剤をはじめとした薬の種類について
分娩誘発・促進の注意点
- 子宮収縮剤を使用した分娩でも、通常の自然分娩時にも起こること・リスクは全て起こりえます。
- 母児の安全を第一に、帝王切開の必要性ありと判断された場合にはすみやかに手術が行われます。
硬膜外無痛(和痛)分娩のリスク
無痛分娩についてとリスクについての説明も同時に行われました。
硬膜外無痛分娩とは?
欧米では大部分の出産に何らかの痛み止めが使用されており、その中で最も一般的な方法が「硬膜外無痛分娩」です1)。最近の米国でも、毎年の全分娩数の約6割にあたる240万例が硬膜外無痛分娩であると報告されています2)。約2割で帝王切開ですから、分娩の8割近くが麻酔による分娩といえます。硬膜外麻酔法そのものは、日本でも外科手術などに使われていますので御存知の方も多いでしょうが、お産にも応用されていることはまだあまり知られていません
出産に伴う子宮の収縮(しゅうしゅく)や産道の広がりによる痛みは、背中の脊髄(せきずい)という神経を通って脳に伝えられます。硬膜外麻酔法とは、細くて柔らかいチューブ(カテーテルと呼びます)を背中から腰の脊髄の近く(硬膜外腔)に入れて、そこから麻酔薬を少量ずつ注入することにより出産の痛みを和らげる方法です。
硬膜外無痛分娩のリスク(合併症)
副作用:低血圧、運動神経遮断、分娩遷延、回旋異常、背部痛(場合によっては1カ月ぐらい続くことも)など
偶発症(ごく稀に起こるリスク):血管内誤注入による痙攣、クモ膜下誤注入による全脊椎麻酔頭痛、硬膜外血種、硬膜外膿瘍、神経損傷
いずれの説明を受けての無痛分娩についての同意書を保証人(夫)のサインと共に入院時に持参することになります。
出産までのカウントが始まりました
出産予定日も決まり、いよいよ出産までのカウントダウンが始まりました。
出産まで約10日。短いような、長いような。
38週に入ってから、胎動もより強く、下腹部痛やお腹の張りも頻繁になってきました。
とにかく妊娠当初から無痛分娩で出産を希望している身としては、なんとしてでも予定日までお腹に留まっていてほしいと願うばかりです。
上の子達も揺れてきました
6歳と3歳の息子たち。ここ半月ほどで、目に見えて変化が表れてきました。
「赤ちゃんの名前○○」がいいんじゃない?
ママおへそないねー(※でべそ期間w)
本人たちの成長もありますが、迫りくる変化に向けて二人のつながりが強くなっているのを感じます。
次回39週の妊婦健診を最後に出産予定です。
楽しみな反面、いまだに一人増える実感がわきませんがチマチマ受け入れ準備を進めていきたいと思います。
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