2019年7月15日 STUDIO GOONEYSAnimationAid若杉遼氏とのコラボ企画、第2回 アニメーションエイド カンファレンス ”学生・プロ アニメーター勉強会” のまとめ後編です。

 

1時間半の講義+交流会という内容のこの企画。

 

後編では

表情のデザイン

パペットアニメーションに学ぶシンプルな情報伝達

です。あと交流会の様子もお伝えできればなと思います。

 

前半同様、猛スピードで進んでいったためザっとかいたメモを元に整理しています。

そのため、齟齬があったらごめんなさい。

 

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表情のデザイン

フェイシャル、特に目についての解説

  • 目線の動きとまぶたの動き
  • まばたきの注意点
  • 眉の緊張と緩和

まぶたのデザイン-エイペックス(頂点)を意識する-

目線の方向によって瞼の頂点は変わります

 

基本的に黒目の上に頂点が来て、黒目に合わせてまぶたも動きます。

まぶたが動くといっても一律で動くわけでなく、正面目をむいている時はあまり動かず、上下左右に目線が動く時により動きます。

忘れないで!目線が下を向く時

目線が(上)下を向くときもまぶたは多少なり動きます。

忘れがちなので覚えておきましょう。

極端に目線を送る際はまぶたにしっかり埋める

目線を極端に左右に動かす際は黒目をしっかり埋めましょう

 

黒目埋まるの恐怖症がいる!

目線が定まらない要因にもなってしまうので、しっかりと埋めましょう

 

 ただし黒目を50%以上は埋めないこと

 

別調整必須!左右の目

目線を左右に動かした際には左右それぞれ調整が必要です

 

目の湾曲により、エイム(ターゲット)1つの制御だけでは、目線を左右に動かした際に視線がばらけてしまいます。そのため個別での調整が必要になってきます

 

おすすめのやり方

  1. 自分の中で基準となる目を左右のどちらか選び全体の目線を調整
  2. その後、もう片方の目を絵的に成立するように微調整します

 

商業ベースのモデルは大半目の個別制御のリグは仕込まれていますよね

リードとフォロー!目線を動かす時は頭も一緒に

目線が動くときは意図しない限り頭も一緒に動きます

 

リード(先行する動き)とフォロー(ついてくる動き)を意識して作成しましょう

ゾンビ目NGだけど、、まばたきのポイント!

まばたきの際に白目のみのフレーム(ゾンビ目)になることはNGです

 

 

また目の開閉に合わせて黒目を若干調整することになりますが、ずっと黒目が見えて目線が移動したように見えてしうのもまたNG。

 

黒目は隠してもOKですが虹彩だけは見えているようにしましょう

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眉毛のデザインー緊張と緩和-

眉毛は二つの支点を意識します

 

若干支点が内側にあるのは、端の方の筋肉についてこれない部分の表現のため

 

眉毛は斜めに移動する

内側に入った際には眉間のしわも非常に大事な要素です。

 

眉毛の動き 移動方向
下に下がる 内側
上に上がる 外側

感情表現のサポート

下まぶたの動きには頬からの影響を考慮

下まぶたを動かすには必然的に頬が動きます

 

moco
下まぶたに限った話ではないですが、今回は目の周りということだったので

オーバーシュートを使って動きに柔らかさを

オーバーシュートとは行きすぎてちょっと戻る動き

 

セミナーではゴムに例えていました。眉毛やまぶたの動きにほんのわずかでも入れるだけで筋肉の動きを感じさせることが出来ます。

 

moco

人物や物でも物体は急には止まれません。(※仕事では急に止まることをビタ止めということもあります)

特に勢いのある動きに対してはオーバーシュートをよく入れてますね

パペットアニメーションに学ぶシンプルな情報伝達

シンプルな動きでも、タイミング1つで印象が変わります。

 

セミナーではThe MuppetsRecipes with The Swedish Chef(スウェーデンのシェフとのレシピ)に出てくるかぼちゃ達を例に挙げていました。

シェフに料理されたくないかぼちゃ達が次々あり得ない料理器具提案→シェフが次々持ち出してくるという内容のものです。

 

至ってシンプルな形状でまぶたや眉毛なんてありません。それでもタイミング1つで

  • 2体(?)のキャラクター性が伝わる
  • 状況・何を考えているかが伝わる

 

シンプルに情報を伝えることの大切さを実感できます。

後半まとめ:すべてはつながっている

黒目ひとつとってみても、まぶたや下まぶた、ひいては頬や眉毛へと全てのパーツはつながっています。

そのつながりを意識してアニメーションをつけることの大切さを学びました。

 

若杉さんのブログ わかすぎものがたり に大半のことは書かれていますが、会場での補足説明、実際の現場での例など+αは会場でしか聞くことができません。

 

ポイントを絞って話してくださるので、文字で見るよりもスッと理解できますし、 に投稿されている練習動画をみて、何に気を付けて作成しているのかがなんとなく感じます。

 

そうやって、知識と見る目が養われていくのもセミナーの良い所です。

興味あるアーティストのセミナーにはどんどん参加してください。

交流会の様子

GOONEYS LOUNGEというGOONEYSさんのリフレッシュルーム(超オシャレ)が今回の会場でした。

軽食とソフトドリンクが提供されの交流会。話に夢中で手を付けている暇がない程お話してまわれました。

 

全ての方とお話できたわけではありませんが、アニメーター希望・現役アニメーター(ジェネラリストも含む)ばかりかと思いきや

  • プロデューサー
  • リガー

などの方も少なからずおり、短い間ではありましたが名刺交換や情報交換、歓談をすることが出来ました。

 

そしてアニメーションエイド受講者(過去含む)も何名かお会いし、働きながら受講されている様子を伺うことができました。やはり仕事が終わって帰宅後に課題制作(数時間)を取り組んでおられるそう。

皆さん素晴らしいバイタリティです。

 

このような企画やセミナー会場の設けて下さった、Studio Gooneysさんや若杉さんには深く感謝申し上げます。

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