【Maya】ビューポートを独立させたい!『Tear Off Copy』とスクリプト『AriViewWindow』

ビューポートを複製することのできるTear Off Copyのご紹介とカメラ切り替え可能なTear Off Copyスクリプト『AriViewWindow』のご紹介です。

 

  • 2分割/4分割画面では狭い
  • 作業画面を広くとりつつも、カメラビューのエリアをしっかり取りたい

という方に向けて

 

Tear Off Copy

スクリプト『AriViewWindow』

をまとめています。

 

 検証に使用したバージョンはMaya2020.windows10

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Tear Off Copy

こちらはMaya標準搭載の機能です。

パネルツールバーのPanel>Tear Off Copy

現在アクティブになっているビューを複製し、独立させます。

ちなみにこれはHIKのサンプルモーションなので、ポーズが微妙なのはご愛嬌。

Tear Off Copyを実行した時点でのパネル情報で作成されるので、元のパネルを変更しても影響ありません。

そのためカメラビューを確認しながら作業をすることが出来ます。とても便利!

なんですが、一方で複数カメラがある場合、その分ウィンドウを作らなければならないのがネックでした。

複製されたウィンドウにはpanelメニューが無くカメラの切り替えが出来ません…

AriViewWindow

カメラごと作成するのは面倒くさいなーと思って調べた所、たどり着いたのが、CG自習部屋 Mayaの時間さんの『【MEL】カメラ切り替えUIのついたビューを別ウィンドウで開く』という記事でした。

Maya2022以降はこちら。

 

使い方やDLリンクは元記事で確認して頂きたいですが、こちらのスクリプト

 

✅クリック1つでシーン内のカメラを切り替えられる
✅要素の表示/非表示も設定できる

 

という素敵仕様なので、スクリプトで出したウィンドウは

カメラ表示、マニピュレーター含む不要な要素を非表示

本体ではパースペクティブで全画面にして作業にあたっています。

 

作業画面がとても広く使えます。今回はスクショ的にウィンドウを重ねてますが、普段は分けて大きく表示しています。とても便利!!

活用させて頂いております。ありがとうございます!!

関連記事2dパンズームもより広々

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Maya関連アイテム

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Maya必須カメラ&ライト習得コースMaya Required Camera & Light Acquisition
Maya必須シェーディング&レンダリング習得コースMaya Required Shading & Rendering

書籍

アニメーション周りの書籍でもMayaが使われていることがあります。

アニメーション


モデリング

素体、髪の毛、衣装、アクセサリ制作のポイントを網羅。完成モデルデータ付きなのが嬉しいというかスゴイ。

基礎

伊藤電脳塾を書籍化したというこの本。ベーシックスというだけあって、基礎的な操作方法が網羅されており、Google検索で探しまわる手間を大分省いてくれます。

初心者もわかりやすく細かに解説されているので操作に迷うことはありません。

お手元に一冊どうぞ



リギング周り

■マヤ道

リグの実践的なノウハウを学ぶ前によみたい根本的なMayaの仕組みを理解することを目的とした本です。

初心者が躓きやすいポイントの解説もあります。Mayaユーザーなら1冊は持っておきたい良書です。何よりマンガで解説されているので、スッと入ってきやすい。

主人公(新人モデラー)の上司のつぶやきとして、セットアップ前のオブジェクトの不備についても触れられています。


 

■Mayaリギング 改訂版

実践的なリグの組み方を基本的なところからキャラリグまで学べる書籍です。


0ベースからリグを組み立てる工程をサンプルデータと共に解説しています。

リグを作成する際の具体的なルールやリグにおけるデフォーマーの使い方、ノードのつなぎ方、ドリブンキーの使用etc、実制作を通して丁寧に解説されています。

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