【Maya】UIを英語(日本語)に変更する方法-環境変数とバッチファイル

Mayaのユーザーインターフェースを英語又は日本語に切り替える方法2種をご紹介します。

 

海外のドキュメントがそもそも英語で作成されていることが多いですよね。

でも、メニューの意味が全然分からないから日本語にしたい…そんな方へ。

 

この記事では

環境変数の定義の方法

バッチファイルを作成の方法

をまとめています。

 

この方法を使えば英語⇔日本語いつでも切り替えられます。

 

この記事がおすすめな人
  • MayaのUIを他言語に変更したい人

 

 検証バージョンはMayaはver2016

参考

Maya の操作用の言語を変更する|Autodeskサポート

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環境変数で英語にする

  1. スタートメニュー>「システム環境変数」と入力>システム環境変数の編集という項目が出てくるのでクリック

    (※コントロールパネル>システム>システムの詳細設定でも可)
  2. システムのプロパティ詳細設定タブ内の環境変数ボタンをクリック

  3. 環境変数の登録ポップアップが出てくるためユーザー環境変数または、システム環境変数新規を押し下記のように入力します

変数名 MAYA_UI_LANGUAGE
変数値 en_US

 

以降、通常通り起動すると英語バージョンで起動されます

バッチファイルを作成して英語にする

    1. メモ帳などのテキストエディタを開き下記を入力
      set MAYA_UI_LANGUAGE=en_US
      "C:¥Program Files¥Autodesk¥Maya2016¥bin¥maya.exe"

      Mayaのバージョンによって赤字の部分を変更します。

      インストール先が異なる場合は2行目の記述を丸っと変更します.

    2. 名前をつけて保存を選択し、拡張子を.batにして保存。
      その際に文字コードをANSIに変更してから保存してください

以降、バッチファイルから起動すれば、英語バージョンで起動できます。

日本語メニューで起動する

逆に日本語メニューにしたい場合は

MAYA_UI_LANGUAGE=ja_JP

環境変数・バッチ共に青字部分のja_JP変更します

バッチファイルが起動しない場合

バッチファイルの文字コードを確認しましょう

テキストエディタで作成して保存する際には文字コードをANSIで保存しましょう。

テキストエディタのデフォルトはUTF-8になっているので注意が必要です。

Mayaのバッチファイルには起動以外にも様々な設定が出来るようなので下記参考にしてみると良いかもしれません
参考

Maya起動バッチを作ろう

まとめ

元々英語バージョンで進めたい人間のため、根本的に変更できる環境変数で対応していました。

 

バッチは一時的に英語化(又は日本語化)したい時にも使えるようですね。

 

前提として私のMayaのスキルはアニメーション以外ほぼ皆無。

というのも元々私は3dsmaxをメインで使用しており、Mayaはアニメーションを作成するために移行したツールでした。

使用暦から言えばMayaも大分長いはずなんですが、Mayaに移行してからというもの業務的にアニメーションに特化していってしまったために、アニメーション作成に必要な機能や操作以外はほとんど使用経験はありません。ということで改めてお勉強ですねー

Maya関連アイテム

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書籍

アニメーション周りの書籍でもMayaが使われていることがあります。

アニメーション


モデリング

素体、髪の毛、衣装、アクセサリ制作のポイントを網羅。完成モデルデータ付きなのが嬉しいというかスゴイ。

基礎

伊藤電脳塾を書籍化したというこの本。ベーシックスというだけあって、基礎的な操作方法が網羅されており、Google検索で探しまわる手間を大分省いてくれます。

初心者もわかりやすく細かに解説されているので操作に迷うことはありません。

お手元に一冊どうぞ



リギング周り

■マヤ道

リグの実践的なノウハウを学ぶ前によみたい根本的なMayaの仕組みを理解することを目的とした本です。

初心者が躓きやすいポイントの解説もあります。Mayaユーザーなら1冊は持っておきたい良書です。何よりマンガで解説されているので、スッと入ってきやすい。

主人公(新人モデラー)の上司のつぶやきとして、セットアップ前のオブジェクトの不備についても触れられています。


 

■Mayaリギング 改訂版

実践的なリグの組み方を基本的なところからキャラリグまで学べる書籍です。


0ベースからリグを組み立てる工程をサンプルデータと共に解説しています。

リグを作成する際の具体的なルールやリグにおけるデフォーマーの使い方、ノードのつなぎ方、ドリブンキーの使用etc、実制作を通して丁寧に解説されています。

アニメーション関連書籍

■『アニメーターズ・サバイバルキット』はアニメーターなら持っておきたい一冊

■ポーズ作りに
体の可動域や体格による違いなどの解説もあるので、知識として一読しておきたい一冊

■Morie.Ink著

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