ZBrush-Preview AO(プレビューAO)の各機能!リアルタイムでアンビエントオクルージョン!

リアルタイムでアンビエントオクルージョンを表示するPreview AO(プレビューAO)のご紹介です。

 

アンビエントオクルージョンとは

シーン内の環境光(ambient)がどの程度さえぎられている(occlusion)かを計算するレンダリング方法のこと。シーン内の1点から半球方向に対する光の遮蔽(しゃへい)状況を計算し、リアルな影を生成する。比較的少ない計算量で、柔らかな陰影を表現できる。特に明るい色のモデルの陰影を表現するのに有効である。

彫り込んだ所や遮蔽された箇所に陰影がきれいに出るのでスカルプトのディテールが確認しやすくなるという素敵効果です。
  • どうやって設定すればよいのだろうか
  • 調整するには?

という方に向けて

 

この記事では

Preview AO各設定

をまとめています。

 

この記事がおすすめな人
  • スカルプト時にディテールを確認したい人

 

 検証バージョンはZBrush2021.5

 

参考

PreviewAO| ZBrush Docs

関連記事ターンテーブル時にも使えそう

スポンサーリンク

Preview AO

Render>Preview AO

moco
実際にパラメーター触って確認したほうが早いです

Occlusion

プレビューAOの有効/無効

Quality

アンビエントオクルージョンの精度

 

値が高いほど精度が高くなります。デフォルトの設定は3で、通常のスカルプティングに適しています。

Intensity

アンビエントオクルージョンの強度

 

値を高くすると、暗い効果が得られる傾向があります

Main Radius

アンビエントオクルージョン効果をモデルの大きな特徴からどの程度まで拡張するかを調整

値を高くすると、アンビエントオクルージョンのシェーディングがさらに広がります。

Radius Secondary

アンビエントオクルージョン効果をモデルの小さな特徴からどの程度まで拡張するかを調整

値を高くすると、アンビエントオクルージョンのシェーディングがさらに広がります。

Blur

アンビエントオクルージョンのぼかし量

 

値を高くするとぼかしが多くなり、効果がソフトになります。

ディテールの確認に

表示すると少々重くなりますが、イイ感じに表示されるのでテンションが上がりますね。

 

ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

注目!ZBrush専用アカウントを作成しました。ZBrush関連の最新記事、過去記事を投稿するアカウントです。良ければフォローしてください

関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini

関連記事動画で学びたいならこちら

ZBrushCore超入門講座 シリーズ

Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(@nobgame)の書籍。

基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!

関連記事実際にやった感想

ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。

 

そしてちょっとしたユーザーの疑問にも丁寧に答えてくれる人格者でもあります!

2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。

作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門

作って覚える!シリーズ第1弾。

初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。


Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。

作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門

作って覚える!シリーズ第2弾。

「作って覚える!フィギュア制作入門」が終わってのステップアップならこちら!

Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。

関連記事レビュー

作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-

作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。

初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事