【ZBrush】交差部分にマスキング!Intersection Masker(インターセクションマスカー)の使い方

オブジェクトの交差部分にマスクを作成するプラグイン「Intersection Masker」のご紹介です。

 

めり込み表現や食い込み表現などしたい際に

  • 他のオブジェクトのマスキングをキレイにとりたい

という方に向けて

 

この記事では

Intersection Maskerの使い方

参考動画

についてまとめています。

 

 検証バージョンはZBrush2022.0.6
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Intersection Masker

ZPlugin>Intersection Masker

特徴

  • 同一Subtool内にあるオブジェクト同士に有効
  • 交差するメッシュには厚みが必要
  • Subdivisionを保持していると使用できない
  • 穴の開いているモデルでは使用できない

Intersection Maskerをつかってめり込み表現をしてみる

今回はAnimHeadと肉文字を使ってめり込み表現にチャレンジしました。

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  1. 1Subtoolに結合したりするのでDuplicateを実行するなどして、元の形状は残しておきましょう。
  2. 肉文字をMatchMakerブラシで額の形状に沿わせて変形、Gizmo3Dを使って位置を調整し、頭に埋め込みます。
  3. Tool>Subtool>Merge>MergeDownで1Subtoolに
  4. Intersection Masker>Create Intersection Maskを実行します
  5. ちょっとわかりにくいですが、マスクが作成されました
  6. Tool>Subtool>Split>Split To Partsでオブジェクトを分離して確認してみると、頭と文字両方にマスクが適用されていることが確認できます。
  7. 頭側のマスクをお好みで調整します。、Tool>Maskingの設定をいじったり、各種ブラシを使ったり。
    Note

    マスクを作成したら先にポリペイントを作成するのもおすすめ。

    Paintブラシを選択し、Color>FillObjectでポリペイントを作成しておけば

    後から、Tool>Masking>Mask By Color>Mask By Intensity等を使ってマスクを復活させることが出来ます。

    今回は現段階では特に調整せずに進めます。

  8. Tool>Deformation>Infralteで引っ込めたあと、マスクをぼかし(CTRL+クリック)、Polishを使ってなだらかにします
    ■Polish
  9. 肉の文字も表示。

    ちょっと文字のエッジが立ちすぎていたのでPolish
  10. Inflateブラシで頭モデルのめり込み感を調整
  11. いい感じにめり込み表現が出来ました

参考動画


ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

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