【ZBrush】Dynamesh(ダイナメッシュ)更新で出来る穴の直し方

Dynamesh(ダイナメッシュ)を使用している際にポツポツを空いてしまった穴の直し方の動画及び方法のご紹介です。虫食いスイスチーズと呼ばれるこの穴の直し方はいくつもあります。

 

こんな穴

 

自分の現象にあった方法はどれだろうか

その方法を集めてみました。

 

この記事では

穴の原因

穴の解決方法

をまとめています。

 

この記事がおすすめな人
  • Dynamesh更新で出来る穴を直したい人

 

 検証に使用したバージョンはZBrush2021.1.2

 

 

関連記事簡単!スイスチーズの作り方はgamiさん講座にて

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そもそもの穴の開く原因

Pixologicの公式動画で解決方法と共に原因も語られています

 

要は表と裏の距離が近い箇所、厚みの足りない箇所に発生してしまうと現象です。

動画によるとそのまま進めてしまうと全体的に薄いメッシュと認識されて、全体的に穴だらけになってしまうケースもあるそうで、意図がない限りはさっさとふさいでしまいたい現象ですよね。

 

■穴を放置して進めた結果

穴の直し方

修繕の際に裏(又は裏)のメッシュに影響を与えないで作業をしたいという場合にはBackFaceMaskがおすすめです。

関連記事BackFaceMaskの詳細

【方法1】Pinchブラシ+Inflateブラシ

上記公式動画内で紹介されている方法です。

  1. Pinchブラシで穴周りのメッシュを引き寄せて穴をふさぐ
  2. Inflateブラシでメッシュを法線方向に膨らませ、厚みを持たせる
  3. Dynamesh更新

【方法3】Exrtact(抽出)

  1. Extractを使ってメッシュ全体に厚みを加えたメッシュを作成
  2. 必要に応じてPinchブラシで穴周りのメッシュを引き寄せて穴をふさぐ
  3. Dynamesh更新

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【方法3】Zmodelerポリゴンアクション>QMesh

ポリゴンが少ない時に有効な方法です。

  1. ZmodelerAction:QMesh、Target:AllPolygonを使ってメッシュ全体に厚みを加えたメッシュを作成
  2. 必要に応じてPinchブラシで穴周りのメッシュを引き寄せて穴をふさぐ
  3. Dynamesh更新

関連記事QMeshの特徴はこちらでご確認下さい

 

基本的にはやってることは同じ

どの方法も近接してしまった箇所に厚みをつける穴をふさいでリメッシュという流れに変わりはありません。

自分のモデルにあった方法で行いましょう。

 

私はExtract+Pinchブラシ+Inflateブラシで解決しました

ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

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Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(@nobgame)の書籍。

基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!

関連記事実際にやった感想

ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。

 

そしてちょっとしたユーザーの疑問にも丁寧に答えてくれる人格者でもあります!

2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。

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初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。


Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。

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作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。

初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。

 

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