Dynamesh(ダイナメッシュ)を使用している際にポツポツを空いてしまった穴の直し方の動画及び方法のご紹介です。虫食いやスイスチーズと呼ばれるこの穴の直し方はいくつもあります。
こんな穴
自分の現象にあった方法はどれだろうか
その方法を集めてみました。
この記事では
fa-check-circle-o穴の原因
fa-check-circle-o穴の解決方法
をまとめています。
- Dynamesh更新で出来る穴を直したい人
関連記事簡単!スイスチーズの作り方はgamiさん講座にて
コンテンツ
そもそもの穴の開く原因
Pixologicの公式動画で解決方法と共に原因も語られています
要は表と裏の距離が近い箇所、厚みの足りない箇所に発生してしまうと現象です。
動画によるとそのまま進めてしまうと全体的に薄いメッシュと認識されて、全体的に穴だらけになってしまうケースもあるそうで、意図がない限りはさっさとふさいでしまいたい現象ですよね。
■穴を放置して進めた結果
穴の直し方
修繕の際に裏(又は裏)のメッシュに影響を与えないで作業をしたいという場合にはBackFaceMaskがおすすめです。
関連記事BackFaceMaskの詳細
【方法1】Pinchブラシ+Inflateブラシ
上記公式動画内で紹介されている方法です。
- Pinchブラシで穴周りのメッシュを引き寄せて穴をふさぐ
- Inflateブラシでメッシュを法線方向に膨らませ、厚みを持たせる
- Dynamesh更新
【方法3】Exrtact(抽出)
- Extractを使ってメッシュ全体に厚みを加えたメッシュを作成
- 必要に応じてPinchブラシで穴周りのメッシュを引き寄せて穴をふさぐ
- Dynamesh更新
関連記事
【方法3】Zmodelerポリゴンアクション>QMesh
ポリゴンが少ない時に有効な方法です。
- ZmodelerでAction:QMesh、Target:AllPolygonを使ってメッシュ全体に厚みを加えたメッシュを作成
- 必要に応じてPinchブラシで穴周りのメッシュを引き寄せて穴をふさぐ
- Dynamesh更新
関連記事QMeshの特徴はこちらでご確認下さい
基本的にはやってることは同じ
どの方法も近接してしまった箇所に厚みをつける、穴をふさいでリメッシュという流れに変わりはありません。
自分のモデルにあった方法で行いましょう。
私はExtract+Pinchブラシ+Inflateブラシで解決しました
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
注目!ZBrush専用アカウントを作成しました。ZBrush関連の最新記事、過去記事を投稿するアカウントです。良ければフォローしてください
らくがきクリエイトmononocoのZBrush関連の記事(ZBrush、ZBrushCoremini、Keyshot)を投稿するアカウントを開設しました。
しばらくは過去のZBrush記事を不定期にツイートしていきます。記事投稿のみのアカウントです📢
本体(@mono_moco)共々よろしくお願いします🙏https://t.co/o1vZMSCPDU pic.twitter.com/nrQ5ExFC5P
— moco_ZBrushTips (@moco_ZBrush) December 8, 2020
関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini
ZBrushCore超入門講座 シリーズ
Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!
関連記事実際にやった感想
ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。
そしてちょっとしたユーザーの疑問にも丁寧に答えてくれる人格者でもあります!
リビングでちょろっと&セミナーで持ち出しなどでしたら、この辺でかなり充分だと思います。もうちょい低めでもいいくらい。
そして予約ありがとうございます!!!https://t.co/RaBYAf3a9z
— のぶほっぷ福井【ZModeler超入門講座】発売もうすぐ (@nobgame) 2019年11月4日
2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門
作って覚える!シリーズ第1弾。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。
作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門
作って覚える!シリーズ第2弾。
「作って覚える!フィギュア制作入門」が終わってのステップアップならこちら!
Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。