写真素材を使ってリアルな葉っぱを作成する方法のご紹介です。
こちらネットで見かけたTipsなのですが、元のリンクが無くなっていたのでキャッシュの画像を見て作成してみました。作者不明のTipsです。
この記事では
fa-check-circle-o写真素材からオブジェクトを作る制作工程
をまとめています。
リアルな葉っぱを作成するワークフロー
大まかなワークフローは
- 葉のテクスチャを用意する
- テクスチャからポリペイントに変換
- 葉のマスク作成
- 不要なメッシュを削除
- スカルプトや調整
実際にやってみた
今回はTextures.comから素材をお借りしました。すでに後が抜けている素材があるので助かりますよね。
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Step1.葉のテクスチャを用意する
背景をグレー又は黒にした正方形のテクスチャを用意します。
テクスチャの色にかぶらない背景色が良いです。
Step2.テクスチャからポリペイントに変換
- plane3Dを作成しMakePolyMesh3Dで変換。
- Tool>Geometry>DvideでSdivを5ぐらいに分割します。
- Tool>TexrureMapから先ほど作成したテクスチャを読み込みます
- Tool>Polypaint>Polypaint From Textureでテクスチャをポリペイントに変換します。
この際にポリペイントがボケてしまうようならSdivの分割数を増やしてください
Step3.葉のマスク作成
葉と背景を分離します。
Tool>Masking>Mask By Color>Mask By Polypaintで背景の部分にマスクを生成します。
このような感じにマスキングされます。(ポリペイントを非表示にした状態)
Step4.不要なメッシュの削除
葉以外の場所を削除します。Tool>Geometry>DelLowerで下位のサブディビジョンを削除します
- CTRL+クリックでマスクを反転。
- Tool>Visibility>Hide Pt でマスクがかかっていない箇所を非表示にします
- Tool>Geometry>Modify Topology>DelHiddenで非表示部分を削除します
スカルプトや調整
後は
- Tool>Masking>Mask By Color>Mask By Intensity
マスクをかけて葉をスカルプトしたり - Gizmo3Dのデフォーマー
等を使って変形、あとは好きに複製すれば完成です。
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Ryan’sToolsもおすすめ
Ryan’sToolsの中には読み込んだ画像の解像度(縦横比)そのままにポリペイント化してくれる機能があります。
それを使えばStep1.2は省略できますし、テクスチャを正方形にする必要もありません。
おすすめです
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ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
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Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。