GWあたりから話題に上がっているランドセル購入活動、通称ラン活。
ラン活って何するの?
ランドセルの何を見るの?
と我が家も疑問を抱えて、下調べとして6月に開催された埼玉会場に行ってきました。展示会に参加するときのポイント、ランドセルを見るにあたっての注目点、展示会自体の様子をお伝えできればと思います。
GWのランドセル商戦でも聞こえてきた「ラン活は年々早くなっている」
その現実を間近で見ることができました。
関連記事ラン活は年長のタスクの一つですね
コンテンツ
合同ランドセル展示会とは
一つの会場で いくつもの個性あるランドセル企業を巡れる!
各企業スタッフが常駐しているのでスグ疑問を解決できる!
これがいい!に出会ったら会場で予約申し込みOK!
1か所に複数のカバン会社が出店しているのでまとめて見れるのが特徴ですね。
埼玉会場での参加企業
今回我が家が行った時に出店していたお店はこちら。
会場や開催日によって出典する企業は異なります
展示会の注意点
- 開催会場によって出店している会社が異なる
- 会場で現金のやり取りは行われない(購入申し込みは可能)
- 記録・広報用に動画や写真の撮影がスタッフにより行われている
会場によりけりかもしれませんが、会場内にトイレがなかったので(一旦再入場の札をもらって会場から出る必要があった)事前にトイレには行っておいた方がいいもしれません。
参加方法
fa-arrow-circle-right公式サイト
4月ごろたまたまラン活の情報を目にし、鞄会社のHPにアクセスしたところ、この合同展示会の情報を見かけ登録に至ります。
参加数日前にに改めてメールが来たのですが「キャンセル待ちが100組ほどいるので、キャンセルの人は早めに連絡してくれ」との内容が記載されていたので、興味がある方は4月ぐらいから合同展示会の情報をチェックしておくのが良いかもしれません。
受付では登録者の名前を申告することで入場することができました。
祖父母連れも多かったです。
持って行った方が良いもの
- カメラ(子供の背負った様子を撮影できる。携帯でもOK)
- カバン(会場で配られるパンフレットが入る程度。企業によっては冊子状態のパンフレットもあって結構、嵩張る)
- おやつ、飲み物(こまめに休憩しないと子供はバテます。飽きます)
- 兄弟児の暇つぶしアイテム(連れてこられた兄弟児は暇になるので、休憩エリアでゲームをしていたり、おやつを食べたりして過ごしていました)
会場内の様子
オープンスペースで各企業のブースが並んでいます。
2時間の制限時間が設けられていましたが、さして広いエリアではないので1時間ほどで大体見終わりました。
(※1時間経過した際、スタッフの方から残り時間のお知らせがありました。)
フラッと出入りが出来るのが良かったです。
好き好きに手に取り、子供に背負わせたり撮影をすることができます。
姿鏡も設置されていました。
所によってはすでに「完売」の文字や「残りわずか!」となっている商品もちらほら。
【ポイント】子供の優先するところはどこかの把握
混雑している会場かつランドセルの数も膨大なため、子どもにはかなり負担です。(※休憩用の椅子はそこそこ会場内に用意されています)
子ども自身はどこの会社・材質云々は気にすることはないので、まずはささーっと
色・デザイン・重さ(背負い心地)
の好みの把握や確認を行うのがおすすめです。
重さに関しては数百グラムの差とはいえ、持ってみると重い・軽いの差は感じ、教科書サンプル(2~3キロの重り)を入れると結構ずっしり来ます。
ランドセルを選ぶ人に参考に。
📢ランドセルを選ぶ時のチェックポイント
個人的には軽いのが正義だなと今は思う。
学童で会った子が(ランドセルが重くて)肩こりを嘆いていたし、息子は初めの頃、重くてひっくり返った亀みたいになったことがある🐢#ランドセル#小1の壁#年長#子育てCG屋 pic.twitter.com/e0wqKPHqFq
— moco@CG系ワーママ 小1+年少+1yの母 (@mono_moco) 2019年11月2日
とはいえ、重さ=強度の部分も少なからずあるそうなので、何を優先するかを見極めなければなりません。
【ポイント】各企業の人を捕まえるべし!
特に事前情報も入れずにただランドセルを見に行った我が家においては、ランドセルのどこを見るか、ぶっちゃけわかりませでした。
そこで必ずいる各店舗のスタッフさんを捕まえて
「この会社の製品の一番の推しは何ですか?」
「特徴はなんですか?」
「他とに違いはどこですか?」
といった話を聞くと他社との違いや、その会社の特色・推しの機能を教えてくれます。
またスタッフさんが限られている、スタッフさんごとに解説ポイントが異なるので、他の人に話している内容に耳をそばだてているのも結構よかったりします。
チェックしたいランドセルの特徴と機能
色々なランドセルを見て個人的に注目しておくべきだなと思えるポイントがいくつかありました。
ランドセルを見るときの参考になればと思います。
1.A4フラットファイル対応
容量に大差はなく、どれもA4フラットファイルには対応していました。
ここは見て回ったどのランドセルも対応していましたが一応チェック。
2.ランドセル内側の加工
1層加え、汚れに強い加工をしてある製品がありました。
水に濡れてもシミになりにくく、汚れを拭きやすいそうでです。
3.ランドセルの素材
素材によって特性が異なります。
素材 | 重さ | メリット | デメリット |
人工皮革(クラリーノ、コードレ等) | 1000~1200g |
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牛革 | 1300~1400g |
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コードバン | 1450~1500g |
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という基本ベースがありつつも、各かばん屋独自の加工がなされているため、気になるかばん屋のHPをチェックしましょう。
4.フチ(へり巻)の有無
大マチと背あてが合わさる箇所の加工の有無。
会場ではフチと称していましたが、実際にはへり巻というようです。
フチ有無 | 特徴 | メリット | デメリット |
フチあり | 皮革をまいている |
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フチ無し | 上記が無い |
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フチ加工がない分パッと見コンパクトな印象になるというデザイン面での流行りだそうです。
5.肩ベルトとランドセルをつなぐ背カンがスライドの可否
肩ベルトとランドセルをつなぐ背かんと呼ばれる部分がスライドするタイプの製品がおかれていました。
子供の成長する肩幅に自然となじむように設計されているとのこと。
会社によっては下部分もスライドするものもあります。
子供的に食いつきが良かったところ
オプションのチャーム
ランドセルの表に見えている鋲の部分にチャームが取り付けられる製品があり、子供らはその豊富なデザインにくぎ付けでした。
ランドセル合同展示会に参加してみての感想
ランドセルの機能性に大きな差はなく、結局はデザインや材質の好み、予算の問題だ
というのが今回合同展示会に参加してみての感想でした。
それは決して悪い意味ではなく、どの企業においても品質には間違いがなく、
- 修理補償はついている(ただし、友達とのトラブルによる故障は有料)
- リーズナブルな価格帯~高級な価格帯も用意している
- 容量に大差はなく、どれもA4フラットファイルには対応している
といった基本的なポイントは抑えられており、少なくとも我々親世代が背負ってきたランドセルよりははるかに高性能です。
極論ですが親世代が6年間、細かにも考えないで利用できたものだから、何を選んでもそこまで大きな不満は出ないでしょうというのが私的な考えです。
あとは全体的なデザインであったり、刺繍など装飾オプションにこだわり選ぶ声が聞こえてきましたが、幸か不幸か我が家は親もランドセルを背負う本人もほとんどこだわりなく。
という意見のみ。黒の中でもステッチの色味などの好みを吸い上げて今回は終了です。
今回の合同展示会で近年のランドセルの特徴を知ることはもとより、子供のランドセルに対する気持ちや好みがわかったことが一番の収穫でした。
【その後】就学してみて
子供が実際に就学してランドセルは軽いのが正義だな、と感じています。
我が家は耐久性を考慮して牛革の1400gほどのランドセルを購入しましたが教科書、水筒、体操袋等々とにかく色々詰め込むため親が驚くほど重たいです。実際会場で教科書の重さサンプル(3kg)があるので、その1,5倍ぐらい重くなることを想定して購入するのがおすすめです。
- 軽い
- 内側も防水・汚れを落としやすい(早々に水筒の中身漏れをやらかしました)
いざ学校が始まればランドセルがどうだろうと気にする暇がなくなります(親視点)ので、深く考えずラン活を楽しんでください。
【おすすめ】中敷きには名前を書きましょう
小1の早々に中敷きを無くしてきました。本人もいつ無くしたのか覚えていません。外れるパーツには名前を書いておきましょう