【Maya】HumanIKのグラフエディタでハンドル(接線)が表示されない問題

HumanIK(以下:HIK)でアニメーションを作成した際にグラフエディタでハンドルが表示されない問題の解決策のご紹介です。

 

初めてHIKを使った際に最初に戸惑ったポイントであり、Mayaのバージョンを上げる度に設定をし忘れて焦る所でもあります。

  • 移動はハンドル出るけど回転はハンドル出ない…?
  • 突然ハンドルが表示されなくなった!?

 

この記事では

ハンドル(接線)が表示されない原因

解決策(設定/カーブの変換)

をまとめています。

 

 使用バージョンはMaya2022
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原因はクオータニオン

HIKのデフォルトの回転補間設定はクォータニオンです。

 

■Window>Settings/Prefarences>Prefarences
Settings>Aniomation>Rotation Interpolation で設定を確認することが出来ます

何故クォータニオンになっているとハンドルが出てこないかというとAutodesk公式のサイトでこのように解説されています。

クォータニオンカーブはジンバルロックを起こさないという利点がありますが、グラフエディタでキーの接線を調整する事ができません。それに対して、オイラー角度カーブはジンバルロックを起こす事がありますが、後でキーの接線の調整ができる

第4回:HumanIKを動かしてみる。①

細かい話はおいておいてとにかくハンドルが表示されなくなったら、まずクォータニオンを疑え

ってことだけ頭の隅っこに入れておくと平和です。

解決策1:設定をオイラーカーブに

プルダウンのタブの中からIndependent Euler-angle Curve日本語UIだと独立したオイラー角度カーブに変更します。

Saveを押せば、今後キーを打った際にオイラーカーブになりハンドルが出るようになります。

ただし、既にキーが入ったカーブが変更されることはありません

解決策2:既存のカーブをオイラーカーブに変換する

既にクオータニオンのカーブになってしまったカーブがある場合は、グラフエディタでカーブの変更を行います。

 

回転のカーブを選択し、

Curves>Change Rotation Interp>Independent Euler でオイラーカーブに変更することが出来ます

移動のカーブまで選択していると上手く実行できないので
Show>Attributes>Rotate のチェックを入れて回転のみ表示すると楽ちんです

焦らず対応しましょう

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基礎

伊藤電脳塾を書籍化したというこの本。ベーシックスというだけあって、基礎的な操作方法が網羅されており、Google検索で探しまわる手間を大分省いてくれます。

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