子どもへのしつけ、押さえておくべき生活面での常識(マナー)をわかりやすい文章と4コマ漫画でまとめた「マンガでわかる よのなかのルール」をご紹介します。
小さなころから日常生活で身につけさせておくべきマナー
- 何を教えていこうか、教えそこなっている常識はないだろうか
- 自分のこの考え方でよいのだろうか
- 子どもから積極的に学んでほしい
という方に向けて。
この記事では
fa-check-circle-oマンガでわかる よのなかのルールの基本情報
fa-check-circle-oおすすめポイント
をまとめています。
教える親にとっても、どんな理由があってこういう常識があるのかという点において明確な指針となり非常にわかりやすい。
おすすめです!
- 乳児~小学生のお子さんをお持ちの方
- 園児・小学生の教育関係者
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コンテンツ
マンガでわかる よのなかのルール
小学館出版 横山 浩之・明野 みる著。
著著の横山氏は医学部教授。小児科医の立場で特別支援教育の研究を続けている子供の専門家。
そんな方が小学校高学年までに身につけさせたい社会常識、学習時のお約束を、65項目にわたって文章と4コマ漫画の形にまとめたルールブックです。
- ~小学生を持つ保護者・教育関係者
- 就学前後の子ども(ひらがなが読める程度)
- 小学生全般
巻末には家庭での使い方・学校での使い方のポイントもまとめられており、子育て中の保護者はもちろんのこと学校教諭や特別支援教育関係者も対象とした書籍になっています。
同著者の他の書籍
こちらの著者他にも、「マンガでわかる 魔法のほめ方 PT(ペアレントトレーニング)」「マンガでわかる おうちのルール」といった本も出しております。
収録されているルール(一部)
- 自分からあいさつをしよう
- 「ありがとう」を伝えよう
- 時間を決めて遊ぼう
- はきものをそろえよう
- 使ったものは元にもどそう
- みだしなみにきをつけよう
- 返事をしよう
- 話している人を見よう
- しかられている人を見ない
- 小さな親切をさがして、まねしよう
- ごほうびはさずかりもの
- すばらしい人になれると信じよう
このようなルールが65項目ありました。
おすすめポイント
読んでみてよいなと思ったポイントです。
「できて当たり前」のことから解説している
日常生活で出来て当たり前、正に「常識」からリストアップされています。
上記収録されているルールを見るとわかるように、日常的にやっていることもピックアップされています。
常識って何だろうか??と固く考えずに、普段やっていることも大事な事なんだと親子共々気づくことが出来ます。
+するなら、帰ったら手洗いうがいをするなど追加しておきたいですね
解説が既知の常識を補強してくれる
何となく教えていた情報が強化・整理整頓されるので、親としても今後の生活で説明しやすくなります。
親として子供に何故やる必要があるのか、何故大事な事なのかを説明しながら教えていきますよね。その時に解説する情報を強化してくれます。
■いただきます、ごちそうさまを言いおう
マンガでの解説があるので子どもの食いつきが良い
4コマ漫画で具体的なシチュエーションが描かれています。
これがあることで子供の食いつきがよく、サクサク読み進めています(漫画だけかもしれませんが)。また本文もルビがふられているのでひらがなの読める子どもであれば自分でよむことが出来ます。
■もくもく読んでる息子
きっかけはなんであれ、繰り返し読むことの習慣が出来るのはよいですね
親の小言に権威がついた
普段から子どもに口うるさく言っていることが書籍にも書かれていることで世間から認められている話だという気持ちになったようです(笑)
意味があるんだよ
「書籍にも書かれるほど大事なことを普段から言っている、大人になっても大事な事」という認識が子供の中で芽生えてくれればいいなと願っております
あたりまえが当たり前になるように
大人には出来て当然、知っていて当然のことかもしれませんが子供は違います。
教えなければ知りません。繰り返し言わなければ身につきません。
一朝一夕ではなく日々の積み重ねで学んでいくことを今一度親子で復習してみる良い機会を頂きました。何となく知っていても、言葉にすること、文章として読むことで自然と意識するようになるでしょう。
次男・長女にも読み聞かせ本として利用していきたいと思います