ZBrushのプロジェクトを一時的に保存するQuickSave(クイックセーブ)についてご紹介します。クイックセーブには手動保存と自動保存があります。
クイックセーブってどうやるんだろう?
Cドライブが圧迫されて困ったな、、どこにファイル保存されているんだろう?
保存先を変更したいな(容量の大きいHDDに変更したいな)、、
ファイル周りの負荷は作業に直結するので知っておきたいですよね。
この記事では
fa-check-circle-oQuickSaveのやり方、ホットキー
fa-check-circle-oAutoSaveの各設定
fa-check-circle-oQuickSaveの保存先と保存先の変更方法
をまとめています。
- QuickSaveのやり方、ホットキーが知りたい人
- AutoSaveの保存数を増やしたい/減らしたい人
- AutoSaveまでの時間を調整したい人
- QuickSaveの保存先を変更方法したい人
参考
コンテンツ
QuickSaveは2種類!
自動保存ばかり注目されそうなQuickSaveですが
- 手動保存
- 自動保存
の2種類あります。自動保存はAutoSaveとも呼ばれています。
アクセスはLightBoxから
いずれのデータもLightBox内QuickSaveからアクセスできます。
手動保存の方法
画面右上のQuickSaveボタン(ホットキー9)
QuickSve(主に自動保存)の各設定設定
Preference>QuickSveに設定があります。
UIの色やパレットの位置などインターフェースに関わる変更をした際は必須のボタンです。必ずStoreConfigを押してください。
Maximum Duration:自動保存までの時間
自動保存の最大経過時間を設定します。単位は分。
この時間内にプロジェクトを保存しなかった場合、ZBrushは自動保存を実行します。
これはQuickSve(手動・自動両方)にも適応されています。
Rest Duration:アイドル状態での自動保存までの時間
アイドル状態(ZBrushを全く操作していない状態)で自動保存するまでの最大分数を設定します。単位は分。
デフォルトの1の場合:ZBrushが1分間操作がされていない場合、自動保存を実行します。
Maximum Durationと完全に独立しているため、直前に保存されていたとしても、設定した分アイドル状態が続けば自動で保存します。
Skip History:履歴のスキップ
有効にすると保存されるデータにUndo履歴を含みません。
データ自体は軽くなります。
Optimize:最適化
最適化
Max QuickSave Files:最大保存数
QuickSaveファイルの最大保存数を調整します。
デフォルトは10、最大100まで数値を増やすことが出来ます。
※ZBrush2021では最大1000まで
Delete QuickSave files:ファイルの削除
QuickSaveファイルとAutoSaveファイルがコンピュータから削除されます
ファイルは完全に削除され、ゴミ箱に送られないことに注意してください。
AutoSaveを無効にするには?
Maximum DurationとRest Durationスライダーを最大にします。
いずれも最大600(分)まで設定可能なので、スライダーをmaxにすることで実質無効になります
QuickSaveファイルの保存場所
Windows:C:Users\Public Documents\ZBrushData(バージョン)\QuickSave
Mac OSX:Users/Public/ZBrushData/QuickSave
QuickSaveの保存先変更方法
ZBrushQuickSavePath.TXTの内のパスを変更します
私の環境の場合
C:\Users\Public\Documents\ZBrushData2019
に入ってました
参考
mac版の方はパスの記述に注意!
Mac OSXでは、正しい形式でフルパスを指定する必要があるそうです。(私の環境がwindowsなので検証が出来ませんが)
公式のドキュメントにフルパスの取得の仕方の手順が記載されているのでご確認ください
参考
適宜調整していきましょう
保存数が増えればそれだけHDDを圧迫します。保存数を減らしすぎると、バックアップの意味が問われます。
自分に合った設定を行ってください。
とりあえず必要に応じで9キーを押して、QuickSaveはしておきましょう。
私の場合、ZBrushを起動した際にばばーっと大量のQuickSaveデータが表示されるのが嫌で数を減らす方法を知りたくて調べました。
起動時にLightBoxを表示しない設定をしておけばいいというのもありますが、それはそれとしてこんな調整方法もあるということで。
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