GroomSpikeブラシを使って先端をシャープにする方法のご紹介です。
PolishやPinchブラシで尖らすしかないか
と悪戦苦闘していた所に、画期的な方法がTLに流れてきたので実際やってみました。
この記事では
fa-check-circle-oネタ元ツイート
fa-check-circle-o実際にやってみた工程・設定
をまとめています。
この方法を使えばあっという間に先端がとがりました。
- シャープな先端を作成したい人
関連記事GroomブラシはFiberMesh専用だと思ってました
コンテンツ
元ネタ:mame-coさんのTweet
今回の元ネタはmame-co氏(@mm_mame_co)のツイート。
髪の毛モデリングしてると毛先潰れて「またpolishで尖らせなきゃ...」ってなるじゃないですか
GroomSpikeで一発でピンピンになりました#ZBrush pic.twitter.com/Rm541h5qLY— mame-co (@mm_mame_co) July 8, 2020
Pinchブラシで先っちょの細い形状を作成していたため
実際にやってみた
単にとがらせるだけであれば、ブラシを変更してスカルプトするだけです
1.尖らせたいデータを用意します
ちなみにこのIMMはウチヤマリュウタさんの作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門の購入者特典というか教材のデータ(商用利用可)の一つです。おすすめですよ
2.Groom Spikeブラシを選択
参考FiberMeshではこんな挙動。Fiberをまとめてスパイク(とげのような形状)させます。
3.先端をスカルプト
若干上から下になでおろすようにスカルプトするときれいに尖ります
これで尖らすのはおしまいです
【応用】尖りをマイルドに
リプ欄にボンクラーズ総長氏(@compon)が設定を調整したツイートをされていたのでこちらも試してみました
便利なブラシの使い方を教えて頂いたので、グルグルするのを無くしてもちょっとマイルドに作用するブラシ設定を探ってみました。 pic.twitter.com/daJP95yo6K
— ボンクラーズ総長 (@compon) July 8, 2020
設定
- Brush>Twist>Twist Rote 0
- Brush>Modifire>Brush Modifire 11
- Brush>Modifire>Smooth 2
■Brushメニュー内
結果
先端がマイルドに尖りました
Tips投稿して下さる方々には感謝です
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
注目!ZBrush専用アカウントを作成しました。ZBrush関連の最新記事、過去記事を投稿するアカウントです。良ければフォローしてください
らくがきクリエイトmononocoのZBrush関連の記事(ZBrush、ZBrushCoremini、Keyshot)を投稿するアカウントを開設しました。
しばらくは過去のZBrush記事を不定期にツイートしていきます。記事投稿のみのアカウントです📢
本体(@mono_moco)共々よろしくお願いします🙏https://t.co/o1vZMSCPDU pic.twitter.com/nrQ5ExFC5P
— moco_ZBrushTips (@moco_ZBrush) December 8, 2020
関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini
ZBrushCore超入門講座 シリーズ
Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!
関連記事実際にやった感想
ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。
そしてちょっとしたユーザーの疑問にも丁寧に答えてくれる人格者でもあります!
リビングでちょろっと&セミナーで持ち出しなどでしたら、この辺でかなり充分だと思います。もうちょい低めでもいいくらい。
そして予約ありがとうございます!!!https://t.co/RaBYAf3a9z
— のぶほっぷ福井【ZModeler超入門講座】発売もうすぐ (@nobgame) 2019年11月4日
2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門
作って覚える!シリーズ第1弾。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。
作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門
作って覚える!シリーズ第2弾。
「作って覚える!フィギュア制作入門」が終わってのステップアップならこちら!
Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。