インサートメッシュ+ブラシモディファイヤの設定を使ってオブジェクトを曲面に沿って変形・配置する方法をご紹介します。
曲面に合わせてオブジェクトを貼り付けたい。
体の起伏に合わせてオブジェクトを変形したい。
という方に向けて
この記事では
fa-check-circle-oオブジェクトを曲面に沿わせて配置するまでの工程
をまとめています。
- オブジェクトをピッタリ密着させたい人
関連記事似たような機能でMatchMakerブラシがあります
オブジェクトを曲面に沿わせて変形・配置の手順
- 配置したいオブジェクトを用意します
- 配置したいオブジェクトにUnifyをかけます
- オブジェクトをインサートメッシュ化
- Projection Streatchを100に
- 配置したいオブジェクトにインサートメッシュとして描きます。
実際にやってみた
今回はZBrushロゴを顔に配置します。
1.配置オブジェクトの用意
今回はSnaoShot3D機能を使ってZBrushのロゴを用意しました。変形に耐えられるようにそこそこメッシュが分割されている必要があります。
関連記事Snapshot3D
2.オブジェクトにUnifyをかける
Tool>Deformation>Unify
ZBrushで扱うデータとして最適サイズにします。
するとTool>Geometry>Sizeの値がおおよそ2になります。
関連記事Unifyをかける意味
3.インサートメッシュ化
Brush>Create>Create Insert Mesh(※Brushパレット下部のCreate Insert Meshでも可))
選択中のメッシュを現在のブラシに追加するか(Append)、新規でブラシを作成するか(NEW)聞かれますのでここはNEWにしておきましょう。選択中のブラシに追加したい場合はAppend。
インサートメッシュの作成完了です
関連記事インサートメッシュの色々
4.ブラシモディファイヤで値を変更
Brush>Modifires>Projection Strength を100に。
日本語だと投影強度と呼称されるようです。
5.インサートメッシュを描く
あとは通常通りインサートメッシュで描きます。
どこでもいい感じに変形してくれるので楽ちんですね。
【おまけ】インサートメッシュを追加する
インサートメッシュを追加したい時は追加したいInsertMeshブラシを選択してAppend。
あっという間です
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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