皿を割って指を切るという、日常に起こりうるほんの些細な失敗で救急車に乗ることになった私の体験談です。
昨今救急車の不正利用が騒がれる中、果たして呼んでいいものか葛藤した状況と判断材料、日々準備しておいた方が良いことをご紹介します。今回は事故発生から救急車を呼ぶまで
一連の流れ
- 怪我をして人生初の救急車にのって病院に搬送された体験談1(グロ注意)
怪我の発生から救急車を呼ぶかどうか悩んだ過程。救急車を呼ぶ目安について。 - 怪我をして人生初の救急車にのって病院に搬送された体験談2(グロ注意)
救急車到着から病院搬送されるまで - 指の腱と神経断裂により大学病院で手術した記録1。大学病院への紹介状ゲット
救急搬送された病院から大学病院への紹介状をもらうまで - 指の腱と神経断裂により大学病院で手術した記録2。大学病院での初診と入院決定
大学病院での初診と入院が決定するまで。 - 指の腱と神経断裂により大学病院で手術した記録3。全身麻酔を伴う手術体験談
入院開始~実際の手術~退院まで - 指の腱と神経断裂により大学病院で手術した記録4。手術費用とお金周りの申請
入院費・高額療養費請求、傷病手当金申請、生命保険給付金請求などお金回り - 【体験談】指の腱と神経断裂の手術後 リハビリ生活
術後のリハビリ生活について - 指の腱と神経断裂の手術後。高額療養費、傷病手当金、生命保険給付金の支給内容
請求した高額療養費、傷病手当金、生命保険給付金の支給内容 - 指の腱と神経断裂の手術後2。手術から1年経過。リハビリ終了後の現在
手術後1年経過しての様子。最後です。
事故当時の家族構成
- 私
- 夫
- 長男4歳(もうすぐ5歳)
- 次男1歳(もうすぐ2歳)
多忙夫故、夜はワンオペで子供の面倒を見ていました。
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負傷状況
夜、子どもらが風呂上りに水筒で水を飲むのがマイブーム。その準備をしている最中、誤ってワンプレート皿を落としそうになり
→とっさに手が出る
→キャッチできずに割れる
→その拍子に指ザックリ
ついでに皿は床に落ちて更に割れる
という流れ。
勢いがあったためか出血も勢いよくバタタタっと漫画やアニメで表現される感じの落血感がまさにぴったり。
あー割れた!!→うぉ!めちゃ血がでとる→あ、やばい。痛い。という思考回路になるほど一瞬の出来事でした
実際は↑のほかにも、脈にあわせてドクドクと流れる血液をシンクに流していたので、もう少し出血は多かったです。
子どもらに近づかないようにいいつ長男に携帯電話を取ってもらいとりあえず夫に連絡。
子供の世話が出来そうにないので帰ってきてもらっていいかな、、
救急車呼んだ!?
救急相談窓口への電話
小児救急相談には#8000があることは知っていた&利用経験があったので、大人用もあるんじゃないかと検索→ありました。
※地域によってはあったりなかったり、地域限定だったりいろいろあるので事前に把握しておくのがよいです。
神奈川県(地域救急医療情報センター)
※地域によってかける場所がことなる模様
と調べていたらこんなサイトもありました。
相談結果
私の聞き方が悪かったのか、怪我による救急の有無を判断してくれることはなく、どこの科を受診すればよいのか、今やっている病院を教えてくれるにとどまりました。ちなみに「基本外科だが、神経症状(指のしびれ)が出ているため形成外科がよいのかも。」とのことでそれが受診可能な病院をいくつか教えていただきました。(ただし事前問い合わせは自分で行うこと)
怪我の衝撃なのか出血のためか若干貧血も起こしていたため、(この状態で子連れで車のれるか、、?)いうことを思いつつ、「はい。はい。」と相槌を打っていました。
今思えばこの時に、自分で動けそうにないことを伝え、救急車の必要有無を明確にきけばよかったのかもしれませんね。
夫の英断と救急車
相談窓口のとの通話終了。夫より大量の着信履歴がありました。
ということで、携帯が突然切れたことで、倒れたんじゃないかという心配及び石橋を叩きまくった末に渡らない、なかなか決断ができない私の性格を見越した夫の英断により救急車が呼ばれることになりました。
【メモ】救急車を呼ぶ目安
救急車を呼ぶ目安の情報があるということを事前に知っておけばもう少し早く決断できていたのかもしれないので共有。今回の出来事をまとめるにあたり初めて知りました。
参考総務省消防庁
救急利用リーフレット(pdf)「こんなときにはすぐ119番!」
病気や怪我によって身動きが出来ない
というのが一つの目安なのかなと思います。
NGな例
福知山市消防本部サイトより
- 体調は安定していて問題はないが、病院の通院日・入院日のため交通手段として救急車を要請した。
- 救急車は無料で病院まで行ってくれる。
- 救急車で病院に行けば順番を待たずに診てもらえる。
- 病院でもらっている薬がなくなった。
- 昼間から症状があったが放置してしまい、夜間になってから受診した
- 仕事などで忙しくて昼間に受診できなかったので受診した
- 症状がないが、何となく体の調子が悪かったので受診した
- 家族などの受診のついでに受診した
- 明日の診察でもいいくらいの状態だけれども、夜やっているなら診てもらおうか・・・など
適正利用は大事ですね。
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