我が家の保活と保育園を見学するまでの流れと見学ポイントのご紹介です。
小学校に入学するまでの最大6年間を過ごす保育園。
いざ保育園の見学に行こう!と重い腰を上げたは良いですが
- 保活…何からすればよいのか
- 保育園見学…にどんなことを確認すればよいのか
通える範囲は限られていますが、それでもできる限り納得できる所に入りたいものです。
この記事では
fa-check-circle-o我が家の保活
fa-check-circle-o保育園見学までの流れ
fa-check-circle-o見学時の質問リスト
をまとめています。
ここでご紹介する質問リストには、入園してから知った保育園の実情も踏まえた質問内容も組み込んであります。
実際に保育園に通わせている保護者の声を保育園探しの参考にして頂ければ幸いです。
そこそこ待機児童のいる私の住んでいる自治体の話です。各自治体によってスタンスや状況が異なりますのでご注意ください
- これから保活を始める人
関連記事内定後の面談他
保活から保育園入園までの流れ
順調に行った場合
- 情報収集
- 保育園見学
- 申込
- 結果待ち
- 入園内定・保育園面接
- 入園承諾通知
- 入園
今回はこのうち1と2についてです。
関連記事入園内定後の面接の様子はこちら
働きながらの情報収集
保活の事前準備として市役所に行って入園周りの書類と入園状況の確認をしました。
市役所のHPには時期によって、各園の入園状況や、入園に必要な最低ポイント指数(※)など公表していることがあるのでこまめにチェック。自治体によるところが大きいので事前に電話で、入園の指数などの公表時期があるのかを確認するのも良いかと思います。
※労働時間、通勤時間、兄弟の有無等々を数値化した指標。基本的にポイント数値の高い人から入園対象になる
見学するタイミングにもよりますが、9月後半~10月以降に見学すると4月入園向けの申し込み書類を保育園からもらえることもがあります。わざわざ役所に取りに行かなくてもよいケースあります。
うちの自治体では4月入園の申し込み開始の1ヶ月半~2ヶ月前には保育園に書類が届き、希望する在園児の家庭に配られます
育休からの復帰時期をどうするか
待機児童の多いところでは基本的には0歳児クラス、4月入園が最も入りやすく、基本途中入園は入れないものと思っておいた方が良いです。もう常識と化しているのではないでしょうか。
私の自治体も待機児童がいるため、市役所でも見学先の保育園でも言われました。
1歳児クラス以降は0歳クラスからの持ち上がりの在園児がいるのでどうしても新入園児を受け入れるキャパが狭い(=競争率が高い)のですよね。
基本的に在園児優先の考えがあるので、仮に新規入園家庭の方が多少ポイントが高くとも、既に在園している子を退園させることはありません。(保育要件から外れるほど低いポイントは除く)
3歳児からの枠は広がる
乳児の0、1、2歳児は競争率が激高ですが、3歳児(年少)に上がると競争率が若干下がります。
理由としては
- 幼稚園(+延長保育)に転園する家庭がある
- 先生一人当たりで見れる幼児の数が増える
育休が3年取得できるのであれば3歳児から入園という選択肢もありかもしれません。
保育園見学
保育園に直接連絡をして、日時を決めていきます。所要時間はおおよそ30分~1時間程度で終わります。個別対応している園、見学会としてある程度まとまった家庭数まとめて対応する園様々です。
来客用にスリッパが出されますが、気になる人は持参してもよいかもしれません。子供らは裸足生活です。
実際に通園して気づいた点も合わせて記載しています。
保育園見学の時期
大抵いつでも見学OKではありますが、4月、5月は新入園児の対応のためバタバタしており、あまり歓迎されません。
入園してからの印象だと、4月入園申し込みの始まる数ヶ月前、(7月、8月、9月~)ぐらいから見学者がちょこちょこいる印象でした。
見学申し込みの電話のかけ方-保育園の一日の流れを把握しよう
我が家の通っている園の生活を元にした情報のため、あくまで目安として捉えて下さい。
電話をかけるおすすめの時間帯
午前 10:00~12:30
午後 15:00~16:30
~9:30までは登園時間です。
保護者からの「お休みや遅刻の連絡」が入る時間帯です。子供たちも乳児・幼児で分かれての合同保育をなされている場合も多いので慌しいのでおすすめできません。
9:30頃から各クラスに分かれて活動を行うため落ち着きます。
13:00~15:00は子供のお昼寝時間です。
電話のコールで起きることはそう無いと思いますが、連絡帳を書いたり昼食をとったりと子供らが寝ているときにしか出来ないことが先生方にもあるので避けた方が無難かと思います。事務員の方がいる~17:00頃までにかけるのがおすすめです。
見学申し込み~見学の流れ
我が家が実際行った見学申し込み~見学まで
1.保育園に直接電話
電話番号は、役所からもらう資料や保育園のHPに記載されています。
回答は
→いつでもOK
→来週の○曜日
という返事。
時間に関しては、見学に行った全ての園で、「見学時間は10:00(10:30)頃がいい」とのこと。
午前中は子どもも元気で、保育の雰囲気を見てもらうにはベストな時間帯だそうで、0歳児クラスであれば昼食の様子(11時すぎごろ)も見学できる場合もありました。
入園後の子どもらの生活を鑑みると、午後はお昼ごはん+お昼寝+おやつの時間で
12時~16時頃は子どもの園での活動らしい活動は見ることが難しいかと思います。
関連記事
こればっかりは園側の都合もありますのであまり無理強いはしないこと。
質問リスト
夫とも情報共有するためにも、園を同項目で比較するためにも質問のリスト化は役に立ちました。
- 保育で重視しているところ(お勉強型かのびのび型か)
- 外遊びの頻度、お散歩コースは?
- 給食、おやつのメニュー(月の献立が貰えるならもらう)
- 園内調理か給食か(アレルギー対応可能なのか)
- 冷凍母乳に対応しているか?※希望があれば
- ☆昼寝布団は貸し出しか?購入か?
- ☆おむつは布?紙?
布(料金設定:定額?/使用した分のみ?)
紙(使用済みオムツの扱い:園で処分?/保護者が持ち帰り?) - ☆駐車場の有無、数(自分が迎えに行く時間帯の混雑状況など)
- ☆保護者会の有無、頻度(平日の行事の時間帯)
- ☆延長保育の利用状況、費用、時間管理(基本的に所定時間の延長保育には費用がかかります。タイムカードで厳密に管理しているところも)
- ☆保育料以外にかかる費用
- 0歳児クラスに入園予定の兄弟児の数
- 慣らし保育の期間
- 呼び出しの基準
- 調理室の様子
- トイレや沐浴場など設備の様子
- 保育の様子
大抵の園はこちらから聞く前に大方説明してくれるため、不足分をちょこちょこ質問する程度です。中には「早く帰ってくれないかな」オーラをかもす園もありましたが、後悔のないように聞いておくのが吉です。
ちなみに☆マークはダイレクトに親側の手間とコストに関わる所なので要確認。
保育料以外にかかる費用-毎月の雑費
保育料とは別に園に直接支払っている雑費です。月齢によって内容や金額が変わりますが概ね
- 乳児で3000円程度
- 幼児で7000円程度
を毎月支払っています。
主な内容
- 布団乾燥代(※レンタル布団のため。おかげで持ち帰らないで済んでいます。)
- 駐車場代(※借りている駐車場代の負担金。車で登園する家庭のみ負担)
- 給食代(※食育に力を入れてる園のため。毎日デザートをつけたり、おかわり自由です。)
- 布オムツ代(※オムツが外れるにつれて費用が安くなり、幼児に上がるころには無くなります。)
そのほか不定期に日常の様子を写した写真販売や保育園に1日保護者が参加する保育参加代。細々とした物品購入のたびに雑費を支払っています。
【注目!】親の出番・懇談会の時間帯の確認
園によって保護者が役員として参加しなければならない頻度が全く異なります。また、懇談会の開催される時間も園によって異なります。
我が家のお世話になっている園(私立)は、毎年:イベント実行役員、在園中:クラス役員最低1回など親の出番は非常に多いです。
他の園(公立)では、在園中に1回1役員だけでよい、という園もあったり、パパ達だけで結成されるパパ会なる組織があったりと多種多様。
また、年に数回ある保護者会や懇談会の開催日時も平日の昼間に設定されているところ(親は半休必須)、平日の夜に設定されているところなどありました。
【注目!】登園/お迎え時の手間と混雑
車での送迎を考えている家庭には駐車場の有無はかなり重要です。
タイミングによってはお迎え時間が重なり、駐車ができず、駐車待ちの間に延長保育料金がかかってしまう時間になってしまった、近隣に違法駐車をしてしまいトラブルになっているなど保育園に入園してから他の園の状況を聞く機会も多くなりました。
毎日のことなので、自分達が想定している登園/降園の時間帯の混雑具合や駐車場の数は気にかけたほうが良いです。
【注目!】0歳児入園希望する場合は想定される兄弟児の数も確認
毎年必ずと言ってよいほど、既に在園している園児の兄弟が0歳児で入園します。
当然、入園時のポイントが優先されはしますが、既に在園している兄弟が居ること・兄弟加点は侮れません。年によっては0歳児入園の8割が兄弟児なんてこともあります。
折角希望を出すのですから、可能性の高い・低いも要確認です。
希望から外した保育園
より選びしている場合ではない、とのお叱りを受けてしまうかもしれませんが、登園可能な園でもいくつか希望から外しました。
・とにかく手間が多い園(布おむつ(notカバー)を毎日もって帰って洗濯、布団も毎週自分達で持ち帰りなど)
→基本コストがかかっても業者にがやってくれるところがオススメ
・駐車場が狭い、少ないところ
→上記の通りトラブルの元になりそう。そもそも運転が得意でないので自分がトラブルの元になってしまったら嫌なので。
・見学の対応が雑な園
→これから何年も付き合っていける気がしない
・保護者会が活発なところ
→特にパパ会があるところは、夫の負担が大きいので避けました。
後悔の無い保育園選びを
今回のポイントは
fa-check-circle-o入園しやすいのはやはり0歳児。兄弟児にも注目しましょう
fa-check-circle-o保育園見学のコンタクトは10時~、保育園の一日の流れを把握して見学しましょう
fa-check-circle-o質問はリスト化してもって行きましょう
我が家の場合通勤可能な範囲かつ、希望から外した園の中で一番は家から最も近い保育園(公立)を第一希望に。
以降は若干遠くはあったのですが、保育内容が良かった園(私立)を選び申し込みました。※希望園は基本申込用紙いっぱい(我が自治体は最大5園まで記載可)にかきました
子供の発熱での呼び出し、台風や雪などの天候の影響、小学校に上がった時に同じ園からのお友達が居た方がいいだろう、などを考えるとやはり自宅近くという結論に至りました。
結果的には第二希望の園になったので、呼び出しや天候の影響をモロに受けてしまっていますが、それでも見学して納得して選んだ園なので転園も考えることなく子供も楽しく登園してます。
6年間長い時間過ごす子供のために少しでも良い環境を用意してあげたいですね。
関連記事あわせて読みたい保育園入園まで