マスキングをした箇所に凹凸を作成するスクリプトMakeHole_v2.0のインストール方法と使い方についてご紹介します。
マスキングと深さの設定のみであっという間に穴(又は凸)が出来るこのスクリプト。
同じことを手動で再現しようとなると
- Zmodelerを使って、ALTキーを押しながら一時的ポリグループを作成
- ポリゴンアクションのSpherizeで一時ポリグループ箇所を円状に変形
- ポリゴンアクションのInsetで一段階内側にトポロジーを追加
- そしてQMesh又はExtuedeで押し込み
といったステップが必要になります。
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コンテンツ
MakeHole.V2.0の基本情報
guguai氏がHighend3d.comに投稿したフリーのスクリプトです。highend3d.comのメンバーに登録(無料)すれば、だれでもDL可能です。
fa-arrow-circle-rightDLリンク
MakeHole 2.0.0 for Zbrush (zbrush script)
インストール
- DLしたMakeHole.V2.0.zscをC:\Program Files\Pixologic\ZBrush 2020\ZStartup\ZPlugs64に入れます。
- ZBrushを再起動
- Zplugin>GuModelingToolsにMakeHoleが表示されます
使い方
至ってシンプルです。
- 穴をあけたい所(凸を作成したい所)にマスキング
- MakeHole横のDethスライダーで深さ(凸具合)を選択し(-値は凹み、+値は凸になります)、MakeHoleを押す。
- 完成
一番低いサブディビジョンレベルに切り替えるか、FreezeSubDivisionLevelsのボタンを押してください
面白いスクリプトですね!
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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ZBrushCore超入門講座 シリーズ
Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!
関連記事実際にやった感想
ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。
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リビングでちょろっと&セミナーで持ち出しなどでしたら、この辺でかなり充分だと思います。もうちょい低めでもいいくらい。
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— のぶほっぷ福井【ZModeler超入門講座】発売もうすぐ (@nobgame) 2019年11月4日
2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。
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初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。
作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門
作って覚える!シリーズ第2弾。
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Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。