ストロークが前進している時だけストローク効果が適用されるNo Back & Forthモードのご紹介です。
ZBrush2020で搭載されていたこちらの機能、ストロークを前後に行う際に、バックストロークを無効にします。そのためスカルプト時のディテールの蓄積や重なりを減らすことができ、ストロークの精度を向上させることができます。
この記事では
fa-check-circle-oNo Back & Forthの使い方
をまとめています。
参考
No Back & Forth Mode| ZBrush Docs
コンテンツ
No Back & Forth
Stroke>Modifiers>No Back & Forth
デフォルトで有効になっているブラシ
- HatchBrush
- HatchBacktrack Brush
とはいえ、どのスカルプトブラシでもボタンを有効にすれば使えます。
こんな使い方も
■一度ストロークを描いた(左)後に、CTRL+Zで戻り、No Back & ForthをONにして、RepeatLast(最後のストロークの繰り返し)をした結果(右)
■一度ストロークを描いて、カラーを変更、ZaddをOFF、No Back & ForthをONにして、RepeatLast(最後のストロークの繰り返し)をした結果
面白いモードですね
関連記事ストロークの繰り返しの詳細はこちら
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
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2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。
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初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
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初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。