ZBrush-ストロークは前進のみ!No Back & Forth(前後なし)モード

ストロークが前進している時だけストローク効果が適用されるNo Back & Forthモードのご紹介です。

 

ZBrush2020で搭載されていたこちらの機能、ストロークを前後に行う際に、バックストロークを無効にします。そのためスカルプト時のディテールの蓄積や重なりを減らすことができ、ストロークの精度を向上させることができます。

 

この記事では

No Back & Forthの使い方

をまとめています。

 

 検証バージョンはZBrush2021.5

 

参考

No Back & Forth Mode| ZBrush Docs

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No Back & Forth

Stroke>Modifiers>No Back & Forth

デフォルトで有効になっているブラシ

  • HatchBrush
  • HatchBacktrack Brush

とはいえ、どのスカルプトブラシでもボタンを有効にすれば使えます。

こんな使い方も

■一度ストロークを描いた(左)後に、CTRL+Zで戻り、No Back & ForthをONにして、RepeatLast(最後のストロークの繰り返し)をした結果(右)

■一度ストロークを描いて、カラーを変更、ZaddをOFF、No Back & ForthをONにして、RepeatLast(最後のストロークの繰り返し)をした結果

 

面白いモードですね

 

関連記事ストロークの繰り返しの詳細はこちら

ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

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