【ZBrush】モデルに影響を与えないビュー操作。右クリックナビゲーション

基本中の基本。ZBrushのビュー操作(ALL右ボタン)方法についてご紹介します。

 

  • ドキュメントの空きスペースで左クリックで回転してた人
  • モデルが画面いっぱいだからとセーフエリア外でドラッグしていた人
  • ALT+クリック→ALTを離す→ドラッグ

なんて操作方法を未だに行っている人いませんか?

私はつい最近までずっとこの方法でした。

 

この記事では

右クリックで操作できる移動、ズーム、回転

右クリックで出てくるポップアップメニューの非表示

以前の操作方法

任意の箇所をPivotに回転する方法

をご紹介しています。

 

この記事がおすすめな人
  • 昔からZBrushを使っていた人
 検証バージョンは2020.1.3

 

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右クリックナビゲーション

全てモデルの上で行うことが出来ます!(素敵

ムーブ みぎ&ドラッグ
ズーム みぎ&ドラッグ
ローテート みぎ&ドラッグ

右クリックで出てくるポップアップメニューを非表示にしたい!

右で操作してくるとたまに出てくるこちらのポップアップメニュー。

こちらは右クリックで出てくるものです。

ちょっと邪魔だなーと思った方は

Preference>Interface>Navigation>Enable RightClick PopupをOFFにして下さい。

 Prefarence>Config>Store Config (CTRL+SHIFT+I)で設定保存を忘れずに!

 

moco
なお、その上にあるRightClick NavigationがONになってないと、この右クリック操作が効かないので注意が必要です
※デフォルトでは有効

クラシックZBrushナビゲーションも併用可

以前のスタンダードであったナビゲーションも併用可能なので、安心してご利用下さい。以下クリックは左クリックを指します

  • フリー回転:バックグラウンド(空きスペース)でクリック&ドラッグ
  • 回転の90度スナップ – SHIFTを押しながら、クリック&ドラッグ
  • 回転のZ軸制限 – SHIFT→クリックしたまま→SHIFTを離す→ドラッグ
  • Move – バックグラウンド(空きスペース)のALT+クリック&ドラッグ
  • Scale –バックグラウンド(空きスペース)で ALT+クリック→ ALTを離す→ドラッグ

【小技】クリックで回転のPivot(基点)を変更

回転前にPivotにしたい任意の場所を1度クリックすることで、そこを基点に回転することが出来ます。

 

今回の右クリックナビゲーションで回転のPivotにしたい所でクリック&ドラッグすれば任意の箇所をPivotにすることが出来るようになったので使用頻度は下がりますが、この小技自体は右クリックナビゲーションでも使用可能です。

よく使う機能の情報も脳内アップデートしましょう

正直何時からこの右クリックのナビゲーションが追加されたのか知りません。クラシックナビゲーションとして残されていたので全く気づきませんでした。

今回のZBrushCoreMiniのリリースが無ければずっと気づかなかったでしょう。定期的にチェックしておくものですね

 

関連記事ZBrushCoreMiniを始めたい人/誰かに勧めたい人

ZBrush関連アイテム&書籍

日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。

 

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関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini

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ZBrushCore超入門講座 シリーズ

Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(@nobgame)の書籍。

基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!

関連記事実際にやった感想

ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。

 

そしてちょっとしたユーザーの疑問にも丁寧に答えてくれる人格者でもあります!

2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。

作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門

作って覚える!シリーズ第1弾。

初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。


Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。

作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門

作って覚える!シリーズ第2弾。

「作って覚える!フィギュア制作入門」が終わってのステップアップならこちら!

Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。

関連記事レビュー

作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-

作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。

初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。

 

 

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