【ワーママ】小1の壁を乗り越えることができた我が家の理由。小学校1年生を振り返る

フルタイム・共働き・(義)実家は遠方と頼れるのは配偶者だけというこの状況で、我が家が無事に小1の壁を乗り越えることができました。その理由と慣れない小学校1年の生活で躓いた所、驚いた所、あきらめた所、現在進行形の課題と思う所をつらつらまとめています。

 

小1の壁を乗り越えた理由は職業とそれに伴う労働条件によるところが大きい割合を占めていますが、こんな壁が待ち受けているのかという参考にしていただければ幸いです。

 

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これから小学校に上がるお子さんをお持ちの方
 子供の性格・性質や小学校の体制に伴う壁も多くご紹介しています。あくまで一例としてご認識ください
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我が家が小1の壁を乗り越えることができた要因

夫婦の働き方と夫婦の協力・分担。

 

私はフレックスの在宅勤務、夫は裁量労働制この二つの働き方によって多くの困難を乗り越えることができました。夫婦ともにCG・ゲーム会社勤務の技術職のため、デスクワークが主。

フレックスタイムとは

フレックスタイム制は、一定の期間についてあらかじめ定めた総労働時間の範囲内で、労働者が
日々の始業・終業時刻、労働時間を自ら決めることのできる制度です。労働者は仕事と生活の調和
を図りながら効率的に働くことができます。

厚生労働省ーフレックスタイム制 のわかりやすい解説 & 導入の手引き
会社指定のコアタイムにさえ居れば、あとの時間調整は労働者側にゆだねられます。

裁量労働制とは

裁量労働制は、労働基準法の定めるみなし労働時間制のひとつとして位置づけられている。この制度が適用された場合、労働者は実際の労働時間とは関係なく、労使であらかじめ定めた時間働いたものとみなされる。業務の性質上、業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある業務に適用できる。

 

労働者が働く時間の裁量を持てます。

 

ある程度働き方に融通が利くとは言え、基本は8時間労働をベースに働いているため何でもかんでも自由というわけではないということだけご留意頂ければと思います。夫は普通に残業してきますし、私も日中に融通を利かせた分はどこかで残業してます。

 

勤務時間が全てではないですが、成果(制作物)を出すためにはそれなりに時間が必要です。誠実に・確実に対応することで今の働き方に信頼をおいてもらっています。

実際にあった壁と乗り越え方

数多の壁をどのように乗り越えたかをここに残しておきます。我が家では壁にならなかったことでも巷では壁になっている項目も合わせてご紹介です。

 

4,5月の際にも個人的な壁他、細々まとめましたが、ここでは1年の振り返りということもあり重複する点も多いですがご了承ください。

 

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4月5月にあった壁はこんな感じ

対策の一つ

壁1:子供の登校時間が出勤時間よりも後になってしまう問題

我が家の小学校は登校班。集合時間も決まっているため、親の都合でどうこうすることはできません。

 

しかも小1は慣れるまで、集合場所(できれば登校班の登校にも)へ親の付き添いが必要なため、何とか都合をつける必要がありました。

解決策

夫が出勤時間を1時間ほどずらす。

 

保育園組の送迎時間と登校の時間が丸被りだったため、元々保育園送迎の担当(私)はそのまま、夫の方で時間を調整することにしました。夫婦で話し合った際に出た他の案としては

  • 保育園の登園を早めて、私が帰宅後送る私の負担が大きすぎるので却下。
  • 保育園を夫が送る移動効率を考えると小学生担当の方がよい。
  • 慣れたら鍵を持たせる心配・不安事項が多い。夫が調整するから不要。

 

という感じ。

 

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壁2:連絡帳わからない問題

小学校に上がり、早々に連絡帳を自分で書いて帰ってきます

 

覚えたてのつたない字で読みにくいのはもちろんのこと、書かれている宿題プリントが入っていない、よくわからない単語が書かれている等、何より本人が書いてあることをわかっていない、理解していない問題が発生します。

長男
先生が「書いて」って言うから書いた(※内容理解してない)

解決策1

ママ友LINEで聞く

 

保育園で一緒の学校に行くママさんや学童のママさんと卒園や入所説明会の時にライングループを作っていました。

複数人いれば、上の子がいる家庭、子供がしっかり伝えてくれる家庭と様々な情報が集まり、不足していた情報を補ってくれます。コミュ障といってる場合じゃなかったです。とりあえず一人でもいると安心。なお、プライベートな付き合いは一切ありません。

 

解決策2

あきらめる

 

ギリギリで気づいた時などはあきらめて、連絡帳に〇〇がわかりませんでした。等正直に書いて持たせてます。わからないものは手の打ちようがないのが現実です。

壁3:宿題やらない問題

我が家の子は宿題をやってこないことはあまりなかったので問題にはならなかったのですが、巷では宿題をやってこないで大変。という話もちらほら。

 

解決策

ニンジンを用意する

 

馬の鼻先に人参をぶら下げる、我が子にはゲームを用意する。

 

馬の~は人のやる気を引き出す際に使われる表現ですが、我が家の場合はTVゲームがその対象でした。幼児期より家庭学習=ゲーム時間だったため、その流れを汲んで、学童で宿題+家庭学習を終わらせたらゲームOK!

というルールを制定したところ、ほぼ欠かさず宿題をやってきています。

 

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壁4:毎日の音読、宿題の丸付け問題

子供の宿題とともに丸付け&修正作業も発生します。そして毎日の音読も。

 

解決策

朝、夫が担当する

 

我が家は小1のほかに年少、0歳児クラスの子がいます。夕方以降は夫不在のワンオペで寝かしつけまで行っているため、正直宿題を見ている時間が取れません。そこで夫婦で話し合った結果、朝に夫が見ることになりました。

我が家の場合、保育園児より小学生の出発時間が3、40分程度遅いため、その間に丸付け&音読をこなしています。ここでも早く終わればお父さんと遊べるというプチニンジンが控えております。

 

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壁5:地域パトロール、旗振り

定期的に回ってくる、校区内を回る地域パトロールや旗振り当番。全て日中です。

 

解決策

私が仕事中抜け、ある程度はごめんなさいする

 

私が在宅勤務ということもあり、仕事に都合がつくときは参加。忙しい時は正直にごめんなさいして不参加です。お子さんの習い事等で不参加の方も見られますので、できる限りの参加で大丈夫だと信じてます。

壁7:悪天候による登校時間遅れ

台風等の影響で登校時間が遅れる日がありました。連絡は当日の朝

解決策

私が仕事中抜け

 

在宅勤務故対応可能でしたね。

壁8:突然の学年(学級)閉鎖。学童も不可。

今年はインフルエンザのため2回ほど学年閉鎖になりました。いずれも学校から閉鎖のお知らせが来た翌日から3~4日の閉鎖。その間公立の学童も登所禁止になります。

※2022追記:コロナの場合は即学級閉鎖、メール一本で数時間後には下校という場合もありました。
在宅勤務出来ない場合は非常時の対策を練る必要があるかと思います。

解決策

家でおとなしく宿題、ゲーム、TV、本、ブロック他

 

こちらも在宅勤務故対応可能でした。セキュリティの関係上、仕事中に子供を部屋に入れるわけにはいかないので子供はリビングで過ごし、時折様子を見に行くor何かあったら呼んでもらうという生活をしていました。

お友達の家庭では、夫婦で分担して休みを取ったそう。

 


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壁9:子供のメンタルが落ちる

入学して数日、その後も時折健康上では問題なさそうでしたがお腹が痛いなどの理由で休みたがる時がありました。(実際日中は元気そのもの)

 

解決策

休ませる

こちらも在宅勤務故対応可能でした。メンタル的なところは正直どうしようもないですし、今のところ1日休んだら元気に行くことができたのでよしとしています。

壁10:子供の言動が荒ぶる

新しいお友達、他学年が集まる学童という環境で多くの言動を吸収してきます。中には非常に不愉快な言動も多くみられました。

 

一時期はこのまま成長していって大丈夫か、、?と非常に心配するほど。

解決策

懇々と言い聞かせる。時が解決することも

 

懇々なんて優しく言い聞かせるよりも怒ることの方が多かったような気がしますが、学校でマナーやモラル、ルールを学び、少しずつ落ち着いてきました。しばらく(半年ほど)は幼児と小学生へのギャップで本人も吸収多過で混乱する時期が来るもよう。気長に付き合うのが大事だなとひしひし感じました。

 

壁11:長期休み、振り替え休日 頻繁なお弁当生活

夏休みなどの長期休みは覚悟していたものの、それ以外にも土曜授業等による振り替え休日がありました。その間は学童に通えるので安心ですがお弁当だけは忘れることができません。お弁当生活の時は起きれるか毎日緊張していました。

 

解決策

冷凍食品を多用する

 

最優先は作ること。それをモットーにやりました。長期間の夏より寒い冬の時期の方が緊張感が高かったですね。

 何年か学童に通っているうちに、スーパーの総菜パンやコンビニおにぎりなどを持ってくる子がいることを知り、次男の頃には大分力が抜けて用意することが出来ました

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壁12:運動苦手=体育嫌いになってしまった問題

縄跳び、鉄棒とだんだんと練習をしなければできなくなる運動が増えてきました。学校に行けばまぁそれなりにやるだろうと高を括って放っておいたところ、すっかり体育が嫌いだと公言するようになってしまいました。

 

冬休みの宿題に縄跳びの課題があり、そこで判明。

解決策1

週末ひたすら練習につきあう

 

これは乗り越えたとは言えないですが、鋭意対応中です。少しずつ練習しておくべきでした。運動が苦手なお子さんをお持ちの方はお気を付けを。

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解決策2

体操教室にお世話になる

 

たまたま週末にやっている子供向けの体操スクールに出会うことができそこにお世話になることで運動嫌いを克服することが出来ました。

基本褒め、出来ないときもフォローするスタイル。できる体験は本人の自信につながりました。

小学生これはストックor場所を把握しておくべし

小学校に上がると発生する明日(近々)に用意してアイテム。

我が家が焦って用意したもの累々です。あきらめて他のもので代用したこともありました。基本的には100均で全て揃います。

 

工作関連のアイテムに関しては基本的に図工の教科書に則って指示されるため、教科書を一読しておくと平和です。

子供用軍手


2~3回もっていきました。

初回はあきらめて大人用の軍手をもたせたほど。(それでもあっただけマシ)

カラーモール


モールってなんやねん?と初めてこのアイテムの名前がモールだと知りました。

折り紙(キラキラは金銀のみ)


折り紙は入学前にも購入しますが、足りなくなって追加購入しました。折り紙自体はどこでも売ってるのですが、我が家の小学校ではキラキラは金銀のみ可。という謎指定。

 

別にどうでもいいやんと思って適当に持たせた授業参観にて、意気揚々とカラーのキラキラを使おうとした子に隣の席の子から「金銀以外はダメなんだよー」というご指摘を受けてしまったので、金銀のみ入りの折り紙を持たせてあげましょう。

紙コップ/紙皿



こちらも事前告知がなかったもの。たまたま家にストックがあったので助かりました。工作用です。

お菓子の箱他工作アイテム

具体的な指定はなかったものの工作に使えそうなものを持ってきて。という連絡がありました。

  • お菓子の箱
  • トイレットペーパー、ラップの芯など
  • かわいい・キラキラしたお菓子の包み紙
  • プリンカップ

 

等々、ない時には未開封のお菓子を開けてまで用意したほど。

どんぐり・松ぼっくり

クリスマスリースに使うとアナウンスがあったもの。

どんぐりは近所の公園でゲットできますが、松ぼっくりが見つからない、、!!と色んな公園を回りましたが、最終的に100均で見つけたときは脱力しましたね。

 

どんぐりは虫が出てくる可能性もあるので念のため茹でました。


あやとりひも

月のお便りにあったものの、特に連絡なく持っていっていません。いつ使ったんや、、


自動販売機(小銭)

集金は翌日提出。

 

月のお便りで事前に集金の告知があるものの、当日まですっかり忘れており自動販売機まで小銭を作りに行ったこと数回。小銭はストックしておくべきだなと痛感しています。

これから小1の子を持つ方に伝えたいこと

小学校に入ると色んな課題、労力が発生します。

 

夫婦でタスクは見直しすべし→一人で抱えるとつぶれる
名札クリップは即導入すべし→服に穴をあけたくなかったら初日からでも!
図工の教科書は一読して近々必要そうなアイテムは家にストックすべし→明日(近日中に)もってきてに対応
子供用軍手はストックすべし→明日(近日中に)もってきてに対応
困ったらまずは100均へ大抵の必要アイテムはそろってる
ティッシュはポケットで無くカバンに常備すべし→洗濯機が平和になる
運動の練習には早いうちから付き合うべし→体育嫌いにさせないためにも
と言うのが、我が家の1年振り返った反省と気づきです。

小1の壁を乗り越えるには働き方と配偶者との協力が欠かせない

数多ある小1の壁。これを夫婦だけで乗り切るためには働き方の融通さと夫婦での分担が必須でした。実際にやるべき課題をタイムスケジュールを書き出して、夫婦で話し合い今の形になっています。

 

比較的は時間に融通かききやすい業種、働き方に寛大な会社など要因はありますが、こんな例もあるということで各家庭での小1の壁を乗り越える、入学準備のご参考になれば幸いです。

 

ちなみに私の周りでフルタイム共働き家庭は

  • 在宅勤務
  • 実親/義実家と同近居
  • 職住近

という方でした。中々難易度高いですよね

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