Gaku(@Gakutadar)氏のBlender#Blender基礎オンラインクラスの受講メモです。最終の5週はGrease Pencil(グリースペンシル)の2Dアニメーション機能と課題振り返りを元にあらゆる質問に回答する回。
5週目は2記事に分けております。今回はその1。
今回は前回の課題振り返りからの学び。以下Grease PencilはGPと略して記載していきます。
この記事では
fa-check-circle-o5週目の受講内容
をまとめています。
- Blender基礎オンラインクラスを受講してみたい人
コンテンツ
- 1 課題振り返り
- 2 moco
- 3 KOJO氏
- 4 古波津氏
- 5 レジアイス氏
- 6 千尋_まろまろ氏
- 7 よちの氏
- 8 リンゴヤドクガエル氏
- 9 その他
- 9.1 海の波
- 9.2 クロスシミュレーションの範囲を制限したい
- 9.3 GPにライティングを適用/適用させない
- 9.4 ジブリ風雲
- 9.5 奥のオブジェクト全体に色味を加える
- 9.6 スカイドームがライトを遮ってしまう
- 9.7 ペンタブとマウスで同じ線でも太さが異なるのは何故か
- 9.8 角を描く際にGPの線が他のサーフェスに飛んでしまう
- 9.9 GP全体的に太くしたい
- 9.10 マテリアルが相関してちらつく
- 9.11 Joinしたメッシュ内、メッシュ単位で選択したい
- 9.12 場所によって背面法の線を出したくない場合
- 9.13 ノイズモディファイヤで動きをゆっくりさせたい
- 9.14 マッピングをした際にオブジェクトのサイズ次第で大きな違いが出てしまう
- 10 Blender基礎オンラインクラス受講まとめ
- 11 Blender関連アイテム&書籍
課題振り返り
課題提出の振り返り。今回はかなりボリューミー&自由度溢れる創作からの学びが多かったので、該当する受講者の方の作品も公開されている方に限り掲載していきます。
moco
我が子が大変お世話になっていた「だるまさんが」を作成しようかと。手描きのタッチがいい感じで反映されるGPだからこそ作ってみたいと思わせるモチーフでした。
GPが水面に映らない
GPをメッシュに変換するかテクスチャにベイクすることで解決できる
(頂点ペイントされた地面に)落ち影を作成したい
頂点ペイントにシェーダーをミックスすれば影が落ちる。
とのことだったのですが、結局よくわからず別途落ち影用オブジェクトを用意することで解決しました
関連記事
GPをメッシュの変形に追従させたい
- Latticeモディファイアを使用する
- Shrinkwrapモディファイヤを使用する
- GPをスキニングする
■GP→アーマチュアを選択し、CTRL+P>Armature Deform
Weight Paintでウェイトを調整していきます。
今回私のやりたいことで言ったら
1.ダルマをスキニング
2.表情をGPで描いて頭に親子付け
3.表情はGPで変更
4.有機的な変形はラティス
というポイントでやるのがよさそうです
モデルのみ、別Blenderファイルにしたい
該当のモデル(コレクション)を選択してCTRL+C、新規ファイルにCTRL+V
ファイル間で簡単にコピペが出来るからか、選択オブジェクトをBlender形式での別名保存って出来ませんよね…?
KOJO氏
水木しげるのイラスト再現してみた#blender #b3d #blender基礎オンラインクラス pic.twitter.com/laURrPzKNt
— kojo (@monomane91_bt) September 24, 2022
背面法じゃない線を作りたい場合
LineArt
参考
Line Art(ラインアート) — Blender Manual
旗のはためかせ
ラティスモディファイヤを使用。
参考
Lattice(ラティス)モディファイアー — Blender Manual
ラティスの使い方
- Add>Latticeを追加
- Latticeの調整
- オブジェクトを選択し、Latticeモディファイヤを適用、Objectで先ほど作ったLatticeを選択します。
- Lattice>ShapeKeysを登録してアニメション
ライン状の雨
パーティクルでメッシュ
影に(ハッチング)効果持たせたシェーディング
考え方的にはこのRamp情報をマスクにする
Ramp情報をマスクにMixする
参考
Shader To RGB (シェーダーからRGBへ) — Blender Manual
古波津氏
blender やり始めて1か月。
ついに一番やりたかった「水彩画風」のGPに着手。なんだこれは奥深っ!Gaku先生のように軽やかにいかぬ。
クラスは終わってしまったので後は自力だ。みなさんの作品も面白かったなあ~。#b3d #blender #blender基礎オンラインクラス pic.twitter.com/aXOJy7KFf6— 古波津陽 (@yokohatsu) September 25, 2022
「水彩画風」のGP。
使ったことのない脳みそ、動いた。
惜しみなく技術を公開して下さるGaku先生に感謝です。
クラスのみなさんからもたくさん刺激いただいた!#b3d #blender #blender基礎オンラインクラス pic.twitter.com/S6hcQvDEMk— 古波津陽 (@yokohatsu) September 25, 2022
GPレンダリングでちらつく箇所がある
仕方無い部分があるが
- 元のサーフェスとGPをちょっと離す
- Render>Ptopertiesでアンチエイジング調整する
葉を曲げる方法(スカルプト)
スカルプトを使わずにプロポーショナル編集を使う
レジアイス氏
GAKU先生の授業、あっという間に1ヵ月おわったー。先生からの講義はもちろんのこと、他の受講生の方々の毎週の作品が、学びと刺激にあふれてました。
ちょーたのしかったです。#blender#blender基礎オンラインクラス pic.twitter.com/c8XiBeOLnN— レジアイスさん (@regice_san) September 25, 2022
カラー情報を残しておきたい
VertexPaintを選択した状態でNキー>Toolタブ又はActiveTool and Workspace>Color Pallette
千尋_まろまろ氏
②山月記をモチーフに物語の終盤をイメージ。水墨画風に色少なめ。CG始めて以来、一番楽しんで作ってた気がする。
追加&整理したい等あるのでブラッシュしたいとこ。今日の第5週はグリースペンシルでのアニメーション。楽しみますー。#blender基礎オンラインクラス #blender #blender初心者 pic.twitter.com/7kDKtN3BfC
— 千尋_まろまろ~Blender強化期間中~ (@koumori_maro) September 24, 2022
マテリアルを一覧で確認したい
ちゃんと名前つけないと地獄だな…
関連記事Asset Browser(アセットブラウザ)を使うのも一手かもしれません。
よちの氏
飛行船✈️#Blender基礎オンラインクラス pic.twitter.com/ODtFWQq0ET
— よちの (@ringoojuusu5959) September 25, 2022
雲のクリップ方法
LiveBoolean
Booleanをアニメーションに使うのは斬新…!!
リンゴヤドクガエル氏
5期生の方では無かったのですが、素敵な作品だったので質問させて頂きました
blenderを始めて2カ月弱、 #blender基礎オンラインクラス のおかげもありここまでできました!
グリースペンシルおもしろい…!#b3d #indie_anime #blender pic.twitter.com/stPYBnNtyR— リンゴヤドクガエル (@ringo_yadoku) December 22, 2021
GPのアニメーションとカメラワークの合わせ方
こちらのアドオンを使用されていたそう。
3D カーソルを以前のグリース ペンシルの位置に戻すことができるので、多少のカメラ変更があっても調整出来たそう。
その他
作品未公開のなのでメモのみです
海の波
オーシャンモディファイヤ
参考
Ocean(海洋)モディファイアー — Blender Manual
クロスシミュレーションの範囲を制限したい
ウェイトペイントのVerexGroupsをPIN。
三週目の受講メモで紹介したのTomさんお化けをチュートリアルで同じことをしています
関連記事
GPにライティングを適用/適用させない
ジブリ風雲
奥のオブジェクト全体に色味を加える
MixShaderで行う
スカイドームがライトを遮ってしまう
スカイドームオブジェクトのmaterial properties>Shadow Mode をNoneにする
ペンタブとマウスで同じ線でも太さが異なるのは何故か
マウスの場合、筆圧設定がOFFになるから
角を描く際にGPの線が他のサーフェスに飛んでしまう
- パースではなくオーソグラフィックで書いてみる
- 平面に線を描いて後から配置
など
GP全体的に太くしたい
Thicknessを選択、ブラシサイズを大きくしてスカルプト。
※ALT+Sだと頂点数によってはきれいに太くならない
■ALT+Sの結果
マテリアルが相関してちらつく
Joinする
普通のメッシュとGPをJoinしたい場合
Joinしたメッシュ内、メッシュ単位で選択したい
Lキー
場所によって背面法の線を出したくない場合
ウェイトペイントでVertexGroupを作成、Solidfyに適用。
ノイズモディファイヤで動きをゆっくりさせたい
Randomize値をアップ
マッピングをした際にオブジェクトのサイズ次第で大きな違いが出てしまう
- Vectorのマッピング情報をObjectや3Dなどに変更する
- オブジェクトを選択し、右クリック>All Transforms でスケール情報などをリセットする
随時追加していきますBlender基礎オンラインクラス受講まとめ
付随した学び
Blender関連アイテム&書籍
書籍