ZBrush-ZModelerで覚えておきたい特性!Edge Selector Widget/Do Nothing Actionについて

Zmodelerを使うにあたり覚えておくと便利なアクションの方向を定義するEdge Selector Widget・操作を不可にするDo Nothing Actionのご紹介です。

 

この記事がおすすめな人
  • Zmodelerを使う人

 

 検証バージョンはZBrush4R8

 

参考

Edge Selector Widget | ZBrush Docs

The Do Nothing Action | ZBrush Docs

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適用の方向を定義!EDGE SELECTORウィジット

要素(Point,、Edge、Polygon)毎に効果が適用方向をビジュアル的に表示し、アクションがどの方向に機能するかを示してくれます。

 

Zmodelerいくつかアクションは、方向情報を必要とします(例えばループ選択など)。

モデルのポリゴンやポイント上にマウスを置くと、方向情報を表すビジュアルウィジェットが表示されます。

Pointの方向表示:

オレンジのラインがむいている方向にアクション・ターゲットが適用されます。

Edgeの強調表示:

エッジはそれ自体方向性があるものなので基本ハイライト表示のみ。

 

アクションによっては中間点を示してくれます。

Polygonの方向表示:

DO NOTHINGアクション

適用した要素を使用不可にします。

 

これは誤操作を防ぎ、特定のアクションを実行する場合に役立ちます。

Point,、Edge、Polygon、CurveそれぞれにDo Nothingアクションがあります。

 

例えば
PointにDo Nothingアクションを適用すると、pointへの操作は出来ず、隣接するEdgeやPolygonにアクションが実行されます

関連記事Do Nothingの使いどころ

 

Zmodelerを使うにあたり覚えておきたい知識の一つですね

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