Gizmo3Dやトランスポーズ時、Focal Shift(焦点移動)の設定でメッシュの変形を行うGizmo Soft Deformationのご紹介です。
ZBrush2022で追加されたこちらの機能。
- ギズモやトランスポーズが正常に機能しない!?
- Gizmo3D/トランスポーズ共に2022以前の挙動に戻すにはどうすれば?
- 昔のバージョンを取り扱う教本や動画とGizmoの挙動が違うな…
という人に向けて。
この記事では
fa-check-circle-o以前のGizmo3Dと同じ挙動をさせるための設定
fa-check-circle-o使い方の一例
fa-check-circle-o参考動画
をまとめています。
ZBrush2022公開当初はその不思議挙動に混乱した人も多かったような印象ですが(私もその一人)、
今はデフォルトで以前の挙動になるような設定になっているので混乱することはないかと思いますが念のため。
参考
OTHER ADDITIONS | ZBrush Docs
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コンテンツ
Gizmo Soft Deformation(ソフト変形)
Gizmoは、Focal Shift(焦点移動)で調整されたフォールオフでソフトな変形を適用することができるようになりました。
-100以上の値を設定し移動、拡大縮小、回転などを行うと、その値に応じでソフトな変形を行うことが出来ます。マスキングを使用すると、結果をさらに制御できます。トランスポーズでもFocal Shift(焦点移動)が反映されます。
Gizmo3D/トランスポーズのデフォルトの設定
デフォルトではメッシュをソフト変形させない、以前からのGizmoの挙動になる設定です。
もし教本や動画とGizmoの動きが違うな…と思ったら値を確認してみてください。
■Gizmo3D
Focal Shift -100
■トランスポーズ
Focal Shift 0
使い方の一例
ソフト変形を使った形状作成はもちろんのこと、一部分のフォルム調整が面白いです。
■例えばシンメトリのまま調整したい場合
■Gizmoなので複数のSubToolを跨いだフォルムの調整にも一役買ってくれそうです。
こののソルジャーは
- Soft Deformation
- Temporary selectionモード(ハッシュライン)
- 通常のマスク
- トポロジーマスク
を併用して編集しました。ブラシは使ってません
関連記事複数のSubToolを跨いだ操作(Temporary selectionモード)
参考動画
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